2017年09月29日
トーンコントロール

今回のコンパクト・プリメインアンプの肝はトーンコントロールだ。
FE83Solは繊細でキレのいい中高域が特徴だが、低域は仕方ないとしても、中低域がレベルダウンして痩せ気味に聴こえるのが問題。
ソロ楽器はとてもきれいな音だが、オーケストラはスケールが出ないし、ロックも小音量ではシャカシャカと寂しい音になってしまう。
そこでユニットの特性を補償すべくターンオーバーを400Hzと高めに設定したバスブースト回路を入れた。
結果としては、少し持ち上げるだけでまるで別のスピーカーのように変身した。ロックもクラシックもなんでもいける。
大音量を欲張らなければ、ズシッとした低音も出せる。深夜の小音量ではさらにブーストしてラウドネス効果も発揮する。
高域は一般的な4kHzのトーンコントロールとしたが、これは2kHzに変更しようと思う。
ストリーミング再生では眠い音源、うるさい音源も多く、高域のコントロール幅は大きい方がいい。
いずれもシンプルなCR型回路で、音質劣化はまったく感じない。ディスクリートなので素子の変更も容易だ。
最近はシンプルな構成のアンプが多いけれど、小型スピーカーで豊かな音を出そうと思えば、トーンコントロールやイコライザーは必須ではないかと思う。












































