2014年02月17日
泉鏡花メモ


★夜釣り
基本的に時系列で読んでいるのだが、タイトルに惹かれてつい(笑
深いストーリーは無い。テンポがよく下町の風景がいきいきと描かれて印象的。
鏡花にしては事件の無い穏やかな作品だがラストに味わいがある。
★琵琶伝
強烈で救いの無い、ちょっと悲しすぎるお話。文語が大半を占めておりちょっと読みにくかった。


★海城発電
日清戦争が舞台。強い反戦メッセージ、というか、軍隊的なものへの批判を感じる。官僚批判は鏡花のテーマのひとつなのかもしれない。発表した当時としてはちょっと際どい内容な気もする。
★旅僧
10分ほどで読める小品。仏教の経典のようなエピソードで、ちょっと入り込めなかった。
敦賀港を出た船上の話だが、鏡花は船旅が好きなのかな?












































