2025年05月20日
海辺の犬。
「海辺の犬。」は、不思議な引力をもった映像作品だ。
更新の頻度は低く、再生数や広告のための計算は一切感じられない。コメント欄は温かい共感、幸福、感謝に包まれている。
千葉の成田あたりで農業を営むトシさんと、雌犬のララ子。背景には、少し荒れた家と畑、よくある地方のロードサイド、潮風に吹かれる日常が広がっている。
おそらくスマホだけで撮られた飾らない映像。構図、光、台詞、そして音楽のセンス。クリエイターとして只者ではない。更新の頻度は低く、再生数や広告のための計算は一切感じられない。コメント欄は温かい共感、幸福、感謝に包まれている。
最初に「ジョンじゃんよお。」を観たとき、たった1分間のショート動画から異世界への扉が開いたような感覚だった。
長編では、「ララ子ブルー」をぜひ観てほしい。6分間の映像に笑いも寂しさも全部つまっていて、海辺で踊るラストシーンは何度観ても泣いてしまう。
久々の新作 「ララ子ハイウェイ。」では、車窓に映る屋台のネオン、人の営みがきらきらと流れていく中、ララ子は静かに助手席にいる。
動物病院で注射を打って、気分転換に隣町へアイスを買いに行く。それだけの映像に、なぜこれほど感動するのだろう。
ララ子は犬なのに、人間みたいな表情をする。トシさんの言うことは全部わかっていると思う。賢くて控えめな性格がうちの犬にも似ているので、余計に親近感がある。
人の食べ物を与えたりノーリードだったり、常識的でないところも多いが、ララ子とトシさんの関係は夫婦以上に深いのではないか。
動物病院で注射を打って、気分転換に隣町へアイスを買いに行く。それだけの映像に、なぜこれほど感動するのだろう。
ララ子は犬なのに、人間みたいな表情をする。トシさんの言うことは全部わかっていると思う。賢くて控えめな性格がうちの犬にも似ているので、余計に親近感がある。
人の食べ物を与えたりノーリードだったり、常識的でないところも多いが、ララ子とトシさんの関係は夫婦以上に深いのではないか。
2人だけの幸せな時間がいつまでもいつまでも続いてほしい。だからせめてコンビニの駐車場ではリードを……と、つい願ってしまう。












































