2022年04月07日
GFXゴミゼロの理由

昨年末からGFX100Sを使い始めて、いまだにゴミを見たことがない。
Xシリーズは時々写り込んでいたし、クリーニング機能があるとはいえ、これだけの巨大なセンサーで、レンズ交換時にはシャッターオープンになる。不思議だったのだが、この記事を見て納得した。
GFX Technologies #2
忘れがちだが、マウントを構成するものにカバーガラスがある。センサーを保護するものであり、ゴミ等を払いおとすダストリダクション機能も持たされている。しかし、それだけではない。Gマウントではカバーガラスの位置をセンサーから極力離れるように設計されている。 なんのために?それは”それでもゴミがついてしまったとき”のためだ。ゴミが画像に影響をあたえるケースで一番致命的なのは結像面であるセンサーの近くにある場合だ。近くになればなるほど、被写界深度の中に入るので、ゴミがよりハッキリと写ってしまう。 そのため、極力カバーガラスは、センサーから離れたところに配置したいのだが、ミラーボックスのある構造の場合そのスペースを取ることができない。しかし、ミラーレスであるGマウントならば、その距離を十分にとることができる。実際にGマウントではセンサー面から9mmのところにカバーガラスが配置されている。マウント設計者なら、その数字に驚嘆するのではないだろうか。
ダストリダクション機能には限界があり、ゴミが付いても写らないような構造が重要なのだ。
一眼レフはミラー駆動のため、ミラーレスはフランジバックが短く余裕がないため、カバーガラスはセンサーのすぐ近くに配置されている。
ライカMシリーズや一眼レフのニコンD600は厄介だった。非常に鮮明な黒点が写ってしまうのだ。定期清掃をしても写り込み、レタッチで消す必要があった。SONYαやNikonZシステムでもゴミに悩まされている人は多いようだ。
過去のカメラシステムでは、オリンパスのフォーサーズ、ニコン1、シグマのfoveon機はカバーガラスの距離が大きめになっている。フォーサーズとニコン1を使っていたがゴミが気になったことはない。
GFXは程々のフランジバックによりカバーガラスの距離を最適化できているのだろう。
また大きなセンサーによってゴミが相対的に小さくなること、被写界深度が浅いことも効いているのではないか。
メンテナンスの必要もなく、安心してレンズ交換ができるストレスの無さはGFXの大きなアドバンテージと言えるだろう。












































