2021年09月27日
パッシブラジエーター大成功\(^o^)/

予想通り、いや予想以上の結果。

実装は難しくない。直径272mmの開口をジグソーでカットし、ラジエーターをマウントするだけ。メンテナンス用にゴム脚を装着。
ついでにワイヤリングも整理した。吸音材はこれまでと同様にたっぷり入れて中音域をダンプする。

エア漏れに注意してホーン内蔵バスレフポートを丁寧に塞ぐ。ウーハーを手で押すとパッシブラジエーターが大きく動く。
ボルト固定でウェイトを追加できるが、デフォルトで共振周波数は35Hzなので、これ以上下げる必要は無い気がする。
端子がたくさんあるのは、パッシブネットワークの調整用。
高域はキャパシタ0.47、0.68、1.0μFから(組み合わせも可能)、低域はカットコアコイルの値2種類1.7mH、2.7mHまたはスルーを選択できる。
高能率かつカマボコ型のホーンドライバー特性を畳み込み、アッテネーター無しでフラットにする、6dB/octの変則的かつ超シンプルなネットワークだ。

音を出した瞬間に「おっ!」と思った。
低音より先に、全体的なメリハリ、キレ、解像度、弾力感、定位、音場などの向上に意識が向かった。
明らかに上質になり、お店の試聴室で聴く高級オーディオの雰囲気(?)が出ている。バスレフポートから漏れる音がそんなに悪さをしていたのだろうか???
次に低域に耳を傾ける。カッチリとしてよく締り、弾み、止まり、ベースラインの音程が明確。重心もズシッと下がった。
質感的にはバスレフよりもタイトで密閉型に近いが、量感はバスレフ以上。大音量ならEQ無しでもいけるくらいに出てきた。
懸念していたブーミーさは全くない。このサイズでこれ以上の低音を出す方式は無いのでは?と思うほど、欠点が見つからない。
背面マウントなので後壁の影響は受けると思われ、セッティング次第でもっと追い込めるはずだ。

ただしパッシブラジエーターをうまく動作させるためにはいくつか条件があると思う。
共振周波数をしっかり計算してユニットを選定すること(参考サイト)、ダンピングのいいウーハーと、制動力の高いアンプは必要だろう。
THIEL氏が言うように、共振周波数は低めに設定するほうが低音はタイトに締まってくるはずだ。
エンクロージャー容積が小さい場合、共振周波数を低くするにはパッシブラジエーターのMmsを大きくしなければならない。
今回のDayton Audio SD315-PR 31.5cm はMms=200gで、これは同面積で長さ3mの巨大ポートに置き換えられる。
バックロードホーンもそうだが、このような大きな負荷を駆動するにはオーバーダンピング型ドライバーユニットが向いていると思われる。
非力なユニットにDFの低いアンプ(真空管アンプなど)では、量感はあるが締りのない音になるのではないか?
2206Hはウーハーとしては高能率オーバーダンピング型で、なおかつMms=65gあり、小型エンクロージャーでもQ0cが上がりすぎず共振ピークが出ない。
D級パワーアンプCP500XはDF=400あり、2台バイ・アンプで各2chをHF/LFに振り分けているので相互に逆起電力も受けない。
とにかく今回のチャレンジは入念に準備した甲斐あって大成功!!
他のスピーカーもパッシブラジエーター化したくなったし、新たに超小型スピーカーを作ってみたい気もしてきた(^^)
→前記事 パッシブラジエーターに挑戦!












































