2020年12月01日
Heritage Audio Baby RAM

思ったよりデカい^ ^; 卓上電話機くらいかな?(どこにも寸法情報がなかった)
24ステップのロータリースイッチで0.1dB以内の高精度固定抵抗を切り替える4連バランスアッテネーター。入力/出力とも2系統切り替え式。


内部を見ると4連ロータリースイッチの基盤に直接、多数の小さな抵抗器がセットされている。
カスタム品か、こういうパーツがあるのか?素子はカーボンか、金属皮膜か、コンダクティプラスチックか、そこまでは不明。
TRSフォーンのバランス(スイッチでアンバランス切り替え可)入力・出力が各2系統。
セレクタースイッチは排他式なので安全で、逆に言えばミックスや同時出力はできない。
MUTE、MONO、DIM機能はリスニング用にも実用的かもしれない。
使用上の欠点を言えばアッテネーターのクリック感が固くてあまり感触が良くないこと、ツマミの質感がペラペラで安っぽいことか。

これが必要になったのはもちろん理由がある。
業務用の各種エフェクターをリスニングで使う場合、適切な基準レベルを保ち、パワーアンプ直前で絞ることが望ましい。
入り口のRME ADI-2PROは業務用オーディオインターフェースなので最大+24dBuという高い出力レベルが可能だ。
普通の音量にするにはDACまたはパワーアンプのデジタルボリュームで相当絞ることになる。
DAC側で絞るとエフェクターへの入力信号レベルはとても小さくなり、各機器の残留ノイズはフルで出るためS/Nが不利になる。
また音量によって真空管EQの2次歪みが変わってしまうし、入力レベルを検知するダイナミクス系エフェクターは正しく機能しなくなる。
パワーアンプの入力レベルも調整は可能だが使い勝手は悪く、あまり絞りすぎると音質に影響が出そうだ。
パッシブコントローラーをエフェクター群とパワーアンプの間に入れて音量調整することで、信号をフル・レベルで扱うことができ、S/Nも向上する。
(ただしパワーアンプQSC PLD4.2内蔵DSPの処理レベルは変わらず、ここが一体型の欠点になる)
DACのデジタルボリュームはハイサンプリングでビット数に余裕があるにしても、フルで出力するほうが精神衛生上よろしい。
また、入/出力セレクター機能を利用して挿入したエフェクターをバイパスしたり、2系統のアンプやアクティブスピーカーを使い分けることも可能。
業務用のデスクトップコントローラーの中でもパッシブ型は少ない。エフェクターを使うのでアッテネーターには色付けが少ないパッシブが良かった。
実は自作や特注も考えていたが(12年前に似たものを自作したな)バランスで使える良質な4連可変抵抗器は市場に少ない。
そこへ求めていた機能を理想的に備えたHeritage Audio Baby RAMを発見した。2万円という価格は自作より安いかもしれない。
スペインのプロブランドはbeymaもそうだがコストパフォーマンスが高い印象がある。さて音質はどうだろうか。
さあTRSフォーンケーブルを多数製作し、禁断のエフェクターを実戦投入かな!













































