2020年06月01日
アサヒカメラ休刊に思う

現存する日本最古のカメラ雑誌「アサヒカメラ」が休刊に1926年4月創刊 "部数低迷、コロナ禍による広告費の激減により"
月刊カメラマンに続き、老舗のアサヒカメラまでが休刊。
コロナの影響や紙媒体の凋落だけではない、広告費に頼りきった業界の構造に問題があったように思う。
機材のレビューに関して、国内メディアの情報の大半がメーカーの意向を汲み、ストーリーをなぞっているように見える。弱点を見せず、他社とのシビアな比較もしない。かつてオーディオ界では長岡鉄男氏が歯に衣着せぬ評価をしていたが、今のオーディオ雑誌はカタログ以上のものではない。これはWEBメディアも同じで、超広角レンズなのに歪曲収差やフリンジが目立たない作例を使い、本当の性能を見えなくしている。しかし海外にはフラットな視点で比較する実証的で「意地悪な」サイトがたくさんある。
最近はMac関連のレビューをよく見るが、国内メディアはカタログスペックやベンチマークの羅列が主流で、評価は主観的な印象論が多い。海外のYoutuberは分解するなどしてカタログに書かれていないことを暴き出してくれる。違いをはっきり示してくれれば、それがコストに見合うかどうかはユーザーが判断できる。今後、自動翻訳技術がさらに向上すれば、世界中の情報がフラットに競争することになる。ユーザーが何を知りたいのか、メディアは何のために存在しているのか、そしてどのようにマネタイズするのか、原点に戻らなければ未来はないだろう。
コメント一覧
4. Posted by Roberto 2020年06月03日 12:30
306さん
評論による宣伝と見返りの持ちつ持たれつの構図はどの業界にもありそうですね...
これはブランド意識が強く実証的評価を軽んじるエンドユーザー側にも責任があると思います。
しかし近年はTwitterやYoutuberを中心に、情報感度の高いユーザーが増えているので、メディアが置いていかれてる気もします。
評論による宣伝と見返りの持ちつ持たれつの構図はどの業界にもありそうですね...
これはブランド意識が強く実証的評価を軽んじるエンドユーザー側にも責任があると思います。
しかし近年はTwitterやYoutuberを中心に、情報感度の高いユーザーが増えているので、メディアが置いていかれてる気もします。
3. Posted by Roberto 2020年06月03日 12:27
ひろさん
ダイナミックテストは面白かったですよねえ...
長岡鉄男さんは信念はもちろんのこと、バリバリ執筆したり株をやったりで、経済的にも自立出来ていたのだろうと思います。
近頃の雑誌はいわゆる提灯記事がほとんどな気がしますね。
ダイナミックテストは面白かったですよねえ...
長岡鉄男さんは信念はもちろんのこと、バリバリ執筆したり株をやったりで、経済的にも自立出来ていたのだろうと思います。
近頃の雑誌はいわゆる提灯記事がほとんどな気がしますね。
2. Posted by 306 2020年06月03日 09:58
1. Posted by ひろ 2020年06月03日 07:57
確かにオーディオに限らず、雑誌の記事でメーカーやスポンサーに忖度のないものは近頃見ないような気がします。












































