OptonSonnar
2016年12月29日
2016年11月27日
2016年11月02日
2016年11月01日
LEICA M-P Zeiss Opton Zonnar50mm/f1.5 +amedeo Adapter ISO3200
「フィルムライカが欲しい病」と並んで、「ライカMモノクロームが欲しい病」に定期的に罹る。(※銀色のライカが欲しいという点では同種の病)
普通のデジカメでは、色情報をもつ光はカラーフィルターで分光され、RGGBの4画素がそれぞれの色を担当し、これを画像処理で補完することでカラー画像を生成する。2400万画素のカメラであっても、実際の解像度は仮に真っ赤な被写体なら1/4になる。多くの場合、1/2~1/3程度になると考えられる。これに対してMモノクロームというカメラは、カラーフィルターを取り去り、1画素ごとに輝度情報を扱い、補完による演算を必要としない。「色を捨てる」ことでフル画素数分、正味の解像度を得るのである。カラーフィルターによる減光がない分、感度も向上し、センサー周辺の斜光にも強いと思われる。初代はライカM9をベースにしたCCDバージョン、後継の現行機はM-Ptyp240ベースのCMOSバージョンである(自分が欲しいのはCCDバージョン)。おそらくライカにしかできない尖ったカメラであるといえる。ややこれに近いのはシグマのfoveonであろうか。以前DP2merrillを借りて使わせて頂いたが、モノクロームでの解像感は凄かった。
1997-2000年頃に集中的にモノクロ撮影&自家プリントをして、それが自分の写真趣味の原点になっている。実はM-Pを入手したときにも、Mモノクロームは選択肢のひとつだった。カラー写真や仕事は一眼レフやミラーレスでこなし、趣味のモノクロームだけをライカで撮ることを考えたのだった。結果的にはオールマイティーなM-Ptyp240が正解だった。他のデジカメを全部売り払い、ライカ1台(+iPhone)だけで仕事からプライベートまで全てこなせて幸せになれた。まだまだ当分、自分の大切な相棒であり続けるだろう。 しかし苦節2年、貢ぎ続けた小遣いローンが終わり、またしても発症する重い病...
typ240でのモノクロ写真も悪くないのだけれどね...カラーフィルターの無いCCDの画像を見ては息を呑む...これはもはやライカではない、中判どころか4×5以上ではないか?
robertohouse│コメント(0)
2016年09月13日
2016年09月12日
LEICA M-P Opton Zonnar50mm/f1.5
Amedeo Muscell新型アダプターはピント精度が高い上に、速写性が劇的に向上した。というかライカレンズ並みになった(^^;;
JPEG撮って出しでも発色、コントラストとも文句無し。ニッコールS.Cやヘリオス53mmは色に濁りや偏りがあってAWBに狂いが出やすかったが、ゾナーは 現代のレンズと同じように使うことが出来る。
robertohouse│コメント(0)
2016年09月10日
2016年09月09日
2016年09月07日
2015年08月28日
2015年01月29日
D600はもう手元に無いのだが...
当然ながらAF一眼レフとMFレンジファインダーを同列に比較することは出来ない。
D600は片手で撮れるし、接写も出来るし、超広角ズームや手振れ補正付きの望遠レンズも使える。一眼レフだから構図も正確だ。万能な仕事の道具と言える。
サイズの差は明らかで、D600を持ち出すにはちょっと気合が要るが、ライカは普通のバッグに入れて常時携帯出来る。カメラバッグも売ってしまおうかと思っている。
直感的な操作や持った感じのうっとり感はライカならではのもので、透視ファインダーの自然な視界は気持ちいい。ライカは私的な相棒という感じだろう。
AEやAWBの安定度ではニコンが上。カメラに任せるならニコンだ。ライカは自分好みに固定してオールマニュアルで撮るのが心地良い。感覚的には、フィルムカメラに近い。
メニュー構成やハードキーの操作性はライカのほうがシンプルでわかりやすい。
連写速度はニコンのほうが速いのだが、ライカのほうがタイムラグが少なくブラックアウトもない。バッテリーの持ちはほぼ同等だと思う。
ではカメラの本質たる画質はどうか。
同じ被写体で比較出来ないので印象になってしまうが、画像の雰囲気は明らかに違う。どちらも十分に優秀なので優劣ではない。
センサーの解像度はライカのほうが上だ。遠景の風景で、特にモノクロームで違いがよくわかる。ライカはピクセル単位でシャキッとしている。これはローパスレスが大きいのだと思う。
高感度は同等に感じる。ニコンはカメラ内JPEGだとカラーノイズが多いがCaptureonePRO8で現像すると解像感もノイズも劇的に向上する。
ライカはRAW現像とJPEGの差がそこまで大きくない。JPEGでもカラーノイズは目立たず、芯のしっかりした画像を出力する。ISO3200も粒状感はあるが十分実用になる。
レンズの違いもある。ズミクロン35mm/f2ASPHとニッコール35mm/f1.8を比較すると、遠景はライカが上だが、近景ではニコンが上だ。1997年発売のズミクロンはフローティング機構になっていないので、近接時に解像度が落ちるのだと思う。最近のズミルックスはフローティングである。間もなく発売予定のコシナツアイス35/1.4もそのようなので期待出来る。
robertohouse│コメント(0)