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2017年05月13日

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今夜のスピーカー工作。 箱が出来たのでユニット開口を検討。ってそれ最後に決めること?(^^; 続きを読む

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2017年05月08日

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FE83Sol 計画でホームセンターを物色。
毎度ながら安価な板でいきます!ペアでロス分とカット代含めて4,000円ほどで買えました。
コンセプトは、欲張らず、超シンプルに、ある意味でのリファレンスを目指す?!さてどうなるかな? 

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2017年04月28日

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久しぶりにスピーカーユニットを購入!!ノーマルのFE83Enとはかなり違う印象で銅色が美しい!自分は知る人ぞ知るFE83オタクなので長所も短所もよくわかっている。市販の高級スピーカーを圧倒する部分もあるが、決して万能型ではない。低音をあまり欲張らず、明るくキレのある中高域を活かしたい。エンクロージャーは構想(妄想)だけはあるけれど、さてどうなることやら。

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2012年04月23日

521869_186596481460800_100003313492718_277922_1665069782_n_400来週には変わっているかもしれないが...

ダブルウーハーのライポールにフルレンジのミッド・ハイをユニット化して組み合わる。
約20cm角の重量級サイコロ。水平対抗配置で反作用をキャンセルする。
ウーハーは14cm×1発ではちょっと無理な気がする。ミッド・ハイに比べて音圧レベルが足りないのではないか。新調するならフルレンジを使えば安く済む。FF165WKが良いかな。先代のFF165Nはオベリスクの内蔵ウーハーに使って好結果を得ている。WKはよりウーハー的な仕様になっているようだ。16cm×2発なら強力だ。fc=50Hzと十分低い。コーンは軽く駆動力も大きい。普通なら50リットルくらいのエンクロージャーが必要だがそれをわずか5リットルのライポール方式で使う!
ダブル(パラレル)でインピーダンスは4オーム、低域で6オームくらい。ハイカットのコイルは半分で済む。 7~9mHくらいのコイルで100hz以上を6dB/octで切り、ネットワーク無しのフルレンジにつなぐ。
FF165WKの100Hz前後は87dBくらい、ダブルで90dB。2発シリーズのFE83Enは86dBくらい。3発シリーズでもいいかもしれない。ライポールの低域減衰を考えるとかなりの能率差が必要なはず。
いずれにせよ1度でうまくいくとは思えない。ミッド・ハイはいろいろ交換できる造りにする必要があるだろう。

懸念はライポールが機能するかどうか。海外の作例でも30cm以上のウーハーを使っていて、小型のものは皆無だ。このサイズの後面開放バッフルなら200Hzから急降下して音にならない。
ライポールとは何か。見た目はウーハーのコーン紙にダクトの空気を加えただけの形だ。両面に放射される逆相の低域は相殺されるが少しは残る。それをなるべく多く取り出そうという考えか。スリット開口に集約して音圧を高め方向性をもたせて「噴射」することで効率を上げられるのか。イコライジング前提だがパッシブネットワークでもいけるのか。 
「箱」とは違うエネルギー感、スピード感は期待できるが、果たしてレンジはどこまで伸ばせるか。 これは計算では出せそうにない。やってみるしかない。

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2012年04月19日

眠る前、そして夢の中で家システムの妄想は続く。

低域は手持ちのRIT14cmウーハーを使ってみよう。
今回はなんとなく、マルチウェイで行ってみたい。小さなスピーカーなので、フルレンジ1発では簡単すぎるからだ。

では高域をどうしようか。
要件としては...大音量は出さない。JAZZ中心だけどオールマイティーに。ウーハーが小型なので、クロスは割と高くとれる。
今回はヴィンテージユニットに頼らず、現行品で組みたい。でも市販品とは違う個性も欲しい。
久々にWEB店を覗いてみた。

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2009年03月18日

未体験の出来事の連続で、途方に暮れている...落ち込み
僕はトンデモナイものを作っちゃったのかもしれない...



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まずはそのまま、フルレンジで鳴らしてみた。

片チャンネルをつないで音が出た瞬間「アレ?」と思った。
現行2wayと比べて音が小さい! 

この理由はすぐにわかった。 ラインアレイは、ニアフィールドでは音が小さいのだ。
5m離れて聴くと、音量はウーハー2220Hをむしろ上回っている。
距離減衰が少ないのは本当だった。 部屋のどこでも同じような音量なのだ。
爆音で鳴らしても、ホーンやウーハーの前では耐えられないほどなのに、ラインアレイ・ユニットに耳を付けてもそれほどでもない。 
実はこれは教科書通りで、線音源は点音源の半分(dB)しか距離減衰しない。 
近距離のレベルが相対的に小さくマイクのハウリングが少ないという、PAにおけるラインアレイの売り文句そのままである。 
それはそうなのだが、実に不思議な体験だった。



そして何より驚いたのは、反射音が信じられないほど激減したことだ。 
この部屋は反射音が特に多く、スピーカーと一緒に空間全体が鳴る感じがあった。 これが大きな欠点でもあり、特徴でもあった。

これまでのスピーカーが反射音90%、直接音10%だとすると、
ラインアレイは反射音30%、直接音70%という感じだ。 あくまで感覚的な話だが。
スピーカーの周囲だけが異様にデッドになったような錯覚があるのだ。

もちろんこれがラインアレイのメリットで、それを狙ったのではあるが...
これまでずっと残響に包まれるように聴いていたわけで、新築の家に引っ越したかのような違和感がある。


これは強烈な個性をもった怪物かもしれない。
FE83E×6発の「オベリスク」には、そこまでの個性は無かった。

ユニットやエンクロージャーのクオリティを云々する以前に...
常識的なスピーカーとは全く異質なものになってしまったのか?

壮大なる失敗作になるのか? 小学校の体育館にでも寄付するか?


いやいやまだ早い!


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まだ慣れないが落ち込み 部屋の残響音が激減したことに新たな可能性を感じた。
大音量でも飽和せず、小音量でも聴き取りやすいのだ。 


まだエージング・ゼロの状態だが、音質そのものは思ったより素直である。 
ボーカルやアナウンスは残響が抑えられるせいか、ギョッとするほど明瞭で距離も近づいた感じ。

当然ながら単体では低音も高音もあまり伸びない。 
聴感では200Hz以下、2kHz以上がダラ下がり、中高域に何カ所かピークあり、という感じ。 レンジは狭いが、密閉らしく中低域の締まりと速さが印象的だ。

とりあえずラインアレイをスルー接続し、ホーンを5kHz、ウーハーを300Hzあたりから足してみた。 セッティングはリスポジからの距離が同じになるようにした。


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ラインアレイの能率は、なんと2220Hウーハーをやや上回っている感じだ。

ダイアナ・クラールを聴くとボーカルがリアルで良く通るが、低域の厚みがちょっと不足している。 
クラシックも案外聴けるが、やや腰高。 中高域にちょっと歪み感があるせいだろうか。 
ロック、ポップスはこのままでもOKなくらいで、これまでにないパンチのある明瞭な音が飛んでくる。
とにかく残響が激減しているので、何を聴いても現行2wayとは違いすぎて評価が難しい。 


第一印象としては、フルレンジ・スルーで使うより、帯域を絞ってホーンとウーハーに受け渡した方が良いような気がした。 
低音はサブウーハー的に低めで使うと質感に違和感が出そうだ。 中高域はなるべくホーンを使いたい。
距離減衰や指向性が他のユニットと極端に違うので、クロスオーバーは難航しそうだ。
セッティングでもコロコロ変わるだろう。 205?8Aはエイジングによる変化も大きい。 バイアンプやマルチを試す手もある。


これは長い長い旅になるだろう...幾多の困難が待ち受ける...楽しみウインク

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2009年02月25日

あれこれ慌ただしいと、デスクトップで聴く時間は増える落ち込み


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205?8Aの上にフォステクスFT28Dを載せて、クロスオーバーの研究中。

205?8Aを2kHzでカットしてツイータをかぶせ、アッテネータでレベルを合わせると、優しくしっとりした綺麗な音になる。 いかにもソフトドーム・ツイーターらしい音色。 
じゃじゃ馬っぽい205?8Aも、2kHz以下は非常に素直なのだ。

しかし実在感というか、音楽的な抑揚、メリハリみたいなものはフルレンジ・スルーのほうがよく出る。 


フルレンジユニットは分割振動で高域を伸ばしており、歪みは多い。
理想的なピストンモーション域は10cmユニットで1kHzくらい、38cmウーハーでは300Hz止まりだ。 
だが分割振動=悪というわけでもない。 フルレンジの魅力=分割振動の癖でもある。
相性が合えば原音にプラスアルファのエフェクトを与えてくれる。 しかし大音量では歪みが急激に増えるし、ソースによってはうるさい音になるし、音質に飽きが来やすい。 諸刃の剣である。


9発も並べれば、高域の癖はかなり抑え込まれる。 
これはFE83E×6発のオベリスクで証明されている。 1発とはまるで違うユニットのような音になるのだ。
聴感上はハイ落ちでもなく、全体に厚みが増して歪み感が減り、音に品位が出てくるのだ。 
これはたぶん、相互干渉によってピークの山がつぶれるのと、振幅が減って混変調歪みが改善されるためと思われる。



もしかして、クロスオーバーはもっと上でも良いかもしれない。
いや、ひょっとしてスルーで、プラスツイータでいけるなんてことも...


そうしたらJBL2420+ホーンの立場は?


いや、エンクロージャーをもっと大きくしたら、ひょっとしてウーハーが要らなかったりして?


まあ考え出すときりがない。 とりあえず作ってからにしよう(爆


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2009年02月04日

下図は、一切のイコライジングを行わない、リスニングポジション(距離5m)でのL,R特性。

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カマボコ型?
中低域の盛り上がりは2220Hの特性。 低域は相対的にダラ下がりとなる。
高域のロールオフは2420+ウッドホーンの特性。 聴感ではハイ落ちとは感じず、フルレンジユニットの高域よりずっと滑らかな音だ。
しかもこれらは、パライコでの補正でかなりいい感じになる。


気になるのは1kHz前後の緩やかなディップ。
測定位置によってはもっと大きいし、サイン波の聴感でもここが凹むのがわかる。

全体のレンジ感、ダイナミクスやハイファイ感はこれまでのフルレンジとは別物ではある。
ドライバーの音を一度体験したら、フルレンジには戻れそうにない。

しかしボーカルの密度感や立体感、定位感は、FE83E×6発ラインアレイの「オベリスク」に負けている。 
中域のスピード感や張りの良さでは、12インチフルレンジのアルテック600B、フィリップスの方が上と感じる。
ピアノも声も綺麗ではあるが、どうもメーカー既製品のように?上品すぎる感じがする。 
なぜかこの帯域は、パライコで持ち上げても賑やかになるだけで改善されない。


下図は、2220Hと2420+ウッドホーンを50cmの至近距離で測定したもの。
イコライジング、アッテネーションは行っていない。 2220Hはスルー、2420は13.3μFのコンデンサ1個でローカットしただけなので、ギリギリの帯域まで流している。

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38cmウーハーである2220Hは、500Hzあたりから分割振動を起こしている?
1インチホーンは1kHzあたりが限界? 理想は2kHz以上では?

自分の聴感覚はフルレンジユニットで育っているせいか、中域の薄さがどうしても気になるのだ....

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2009年01月30日

タックさんに教わった、ONKYOの5S?32Kという10cmユニット。
これがナンと623円/個である。 8発ペア=16個買っても1万円を切る!

ネット上でf特も発見した。 fsは約90Hzと案外低い。 Qが高いのかバスレフにすると低域が盛り上がるようだ。
小型箱でのドンシャリ向き、ラジカセ用と思われる。 奇妙なフレーム形状は、素人にはほとんど取付け不可能?
マグネット70φ、価格5倍のFE83Eが80φだから結構大きい。 能率は不明だが90dBくらいあるのでは? 
コーンはパルプ、センターキャップ形状が独特、エッジは布製?内巻きロール。 

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 (ネット上で見つけた画像です<(_ _)>


古い欧米製の業務用ユニットがヴィンテージとして高値取引されている。
日本製業務用だって造りは真面目だし、いつかは....んなことないか。


これだけ安いと、ちょっと違うことも思いつく。 壊してしまっても惜しくないですね....
1個だけ試しに買うのも、送料の方が高いよなあ...落ち込み



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2009年01月26日

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実施設計UP目前...
オーディオをいじる暇は全くないけれど、音楽を聴く時間は山ほどある♪(-_-)


切り替え試聴や測定より、いろんな音楽を長時間聴くほうが良いテストになるものだ。

ダイトーボイスAR?7DXの音は、決して安物ではない。

アナウンスの明瞭さ、素直さは特筆もの!
硬いペーパーコーンらしい張りの良さがありながら、紙臭くなる手前で踏みとどまっている。  
シルキータッチではなく、やはり紙らしいパリッとした感じ。
ちょっと古典的な良さと言ったらいいかな? でもアルテックほどサ行がきつくはない。
独SABAよりは前に出る。 中域の明瞭さはラジオ的と言えなくもないが、松下ロクハンよりはずっとフラット&ハイファイ。 
8cmユニットで言えば、低域の伸びるSA-80AMG、高域が抜群のフォステクスFE83Eとは違った魅力がある。 

能率は低いし、fsが高く低域が出にくいので、フルレンジとしては使い方が難しいだろうが...

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2009年01月25日

ダイトーボイスAR?7DXの特性を比較してみた。

ユニットの素の状態を探るため、マイク距離は50cmとした。
ただし後面開放サイコロ箱なので回折や干渉の影響は避けられない。  
箱の向きや設置面を変えて何度か測定したが、1kHz以下の凸凹が変化するようだ。
(実際の制作時には、バッフル巾の設定がキモとなるだろう)

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赤:AR?7DX  青:FE83E

中域の能率は大差なし、ARのほうがフラットで高域レンジは意外に伸びている。
予想通り1?5kHzが素直だ。 FE83のほうが中高域のピーク&ディップが大きい。 低域はFE83Eのほうが出そうである。
聴感ではデータ以上に違いが大きく、FE83Eはハイ上がり、AR?7DXのほうがフラットに感じる。 


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ウーハー JBL2220Hと重ねてみた。 凄い能率差! 
2220Hの中低域の能率は(良くも悪くも)驚異的なものがある。 1インチドライバーとの2wayでは500?1kHzにどうしても谷が出来てしまう。 
現在は中低域をパライコで抑えているが、ミッドバスの追加で補える可能性がある。

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ドライバー JBL2420+ホーン(1.2kHz6dB/oct)と重ねてみた。 能率差は15?20dBに達する!
ホーンは1?2kHzに凹凸が多いが、ホーン開口の回折の影響ではないか。
AR?7DXは、フルレンジユニット特有の分割振動ピーク&ディップが比較的少ない。
高域はホーンのほうが早くロールオフしているが、 聴感ではさすがにホーンのほうが滑らかで高域の立上がりも良い。



AR?7DXをミッドで使うなら、メリットが出るのは500?2000Hzかな? 

2220Hの特徴である中低域の張り出しを抑えず、低域をブーストし、
指向性が制御されたラインアレイ・ミッドバスで中域に厚みを加え、
ホーンドライバーは高めのクロスで負担を掛けずに受け渡す。

そんなにうまくいくかな?落ち込み

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2009年01月24日

とりあえず、ジャンク箱に入れてFE83Eと聴き比べてみた。


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第一印象は、意外にも「素直な音」。

低域も高域も、FE83Eほどレンジは広くない。 
FE83Eはツイーター並みの高域レンジだが2?5kHzにピーク&ディップが強く、ソース次第では甲高く感じることがある。 

AR?7DXは中域に密度感があり、FMのアナウンスは非常に素直で自然、ピーク感やカサつきを感じない。 この帯域だけならFEより上かも。
能率はFEのほうが少し高い。 パワーは結構入る。

イコライザでF特を中域に絞って比較すると、音質は大差ない(-_-)
フルレンジシステムとして設計するならレンジの広いFEを選ぶが、ARもミッドバスとして使える可能性は十分ありそうだ。
むしろ高域の出過ぎるFEより扱いやすいかもしれない。 少なくとも半値なりの安っぽい音とは感じない。


問題は、思った通りの低能率。
ウーハー2220Hと比較すると、能率差は驚くほど大きい。 単体では15dBは違うだろう。 同じゲインに揃えるとパライコが入力クリップしてしまった。

出力はもちろん、パワーアンプのゲインが合うかどうか。 どんなアンプを使うか...
ラインアレイで12発くらい使えば、距離減衰はかなり小さくなって差は縮まってくるが...

その前に、どうやってマウントするか...

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2009年01月23日

ダイトーボイスAR-7DX....実験用に入手。 1330円×2個也。 失敗したらミニSPでも作ろう。 

見慣れたFE83Eと並べてみました。


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第一印象は良し!

ルックスはなかなかカッコイイ!  しかし実験用のFE83はボロボロだなあ...

コーン紙は硬くパンと張っていて、エッジが耐久性のある布製なのは好ましい。
センターキャップが大きくウーハーっぽいが、FEよりずっとコンプライアンスが低い。つまりダンパーが硬くて動きにくい。 
公称fs=140Hzだがネット上ではfs=231Hz、Qts=0.88という実測データも見つけた。 
フルレンジとして低音は出にくい、というかほとんど無理だろう。 箱次第でかなり伸びるFE83とは性格が違う気がする。

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マグネットの直径は同じ、厚みは半分くらい...値段も半分だし(-_-)
でも厚み半分でも磁束は半分にはならないはず。 硬いサスペンションとバランスが取れているのかも?
ボイスコイル径はわずかにAR7DXが大きく、ダンパー(スパイダー)はやや小さい。

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問題はフレームの構造だ。

低音をカットするから強度はともかくとして、バッフル孔ギリギリのフランジには困った...
このままではエア漏れ必至。 DIYの精度では取付け不可能では?

一体どうやってマウントする仕様なのだろう? パッキンも付属してないし....

コーン面積はFE83と同じでフレーム径が6mmくらい小さく、超近接配置が可能な点はラインアレイに向いているが...


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2009年01月21日

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仮想敵は、2インチホーン、もしくは10インチミッドバスの中低域。

10インチのコーン面積は約300c?だから、8cmなら10?12発、10cmなら6発で同等。
15インチウーハーと合わせるにはこれくらい必要だろう。

普通の単発ミッドバスに比べて遠距離に到達する音圧は数倍になり、部屋の反射を大幅に減らせる。
”オベリスク”シリーズでは確かな効果が得られ、FE83×6発で7m飛ばして爆音を鳴らせた。 音場感、ボーカルの定位感は現システムより魅力的だった。

アトリエの欠点である中低域の残響感を逃れ、明瞭度を上げる。
3wayを組む高域のラジアルホーンは垂直指向性が狭いので、似た指向特性を実現できるのではないか。

ラインアレイの欠点は高域の干渉と低域の厚み不足。
しかし250?1000Hzくらいに限定するミッドレンジとしては理想的かもしれない?


すべてプロ用だが、市販品もいろいろある。


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BOSE LA1612      BOSE MA12


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  タグチの製品



いずれも中規模PA用で、概ね80Hz以上のフルレンジとなっている。
特にBOSE LA1612は会議室や中小ホール、教会PAなどでベストセラー商品なので聴いたこともある。 音声帯域の明瞭度に重点が置かれている。
ガレージメーカーのタグチ製品はよりハイファイ指向で、サブウーハを加えてアコースティックなコンサートにも使われるらしい。


メーカー製品はいずれも何十万円もするものばかりだが、これを如何に安く作るか?


ローカットするので低域特性が不要で思い切ったスリム化も可能。
ハイカットするのでフルレンジ特有の2?5kHz前後の分割振動ピークも無視できる。
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どのドライバーを使うか? 5cm、8cm、10cm? 何発?
下限は250Hzで良いからBOSE並みに5cmでもいけるかもしれない。
ラインアレイの効果は小口径ほど生きてくるし、デザインも面白くなる。
 
いずれにしてもマグネットが強力でコーンの軽い、張りのあるユニットか。
コーン紙はパルプ、アルミ、ポリプロピレン、マグネシウム?


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一番大切なのはコストだ落ち込み なんたって数が多いし、失敗したら処分にも困る。

こういう特殊な使い方では、フルレンジユニットの一般的な評価は全くあてはまらないと思う。
ダイトーボイスやフォスターなら安いけど....1個買って試してみようかな?

妄想が始まったウインク


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2007年10月06日

ある会社で打合せをしていたら、

「全然話しは違いますが...これ、使いませんか?」

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高級石けんの入っていた空き箱らしい...スプルースか、赤松の無垢板で出来ている...dfaefe39.jpg


「メロン箱で作れるのだから、と思って」        「元」メロン箱→


そう、彼女も当ブログの読者様なのでした笑顔  事務所内に爆笑が響き渡ったのは言うまでもありません....



ありがたや....



叩くと、無垢板特有の、軽くて乾いた音がする....これは良い....

しかもなぜかステレオ・ペア....

有効幅が10cmもない、トールボーイ型だが...

ユニットはFE83Eか? TANGBANGか? もっと安いフォスターか?

それよりも、ネットワークボックスとか、アンプやラジオのシャーシに向いているかも?

またしても妄想が膨らみます....今年のテーマは、エコ・オーディオだ!





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2007年05月09日

驚くべき商品を購入したので紹介します。

PC用のUSBスピーカー サンワサプライのMM-SPU1SV
標準価格: \3,654 (税抜き\3,480)   ※購入価格は、ネット量販店で?2,050でした。

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ヘッドフォン端子ではなく、PCのUSB端子からデジタル信号と電源を取り出してD/A変換と増幅を行い、スピーカーから音を出す仕組み。
PCのUSB端子に挿すだけで音が出ます。

こんなスピーカーはどこにでもある、と言うなかれ!

そう、スピーカーはオマケなのですよ...

なんとこのスピーカーのD/Aコンバーターと0.4w×2のアンプは、小さな小さなUSBアダプターに内蔵されているのだ!
しかもアナログ信号の取り出しは汎用ステレオミニジャックになっており、あらゆるヘッドフォンやアンプ、スピーカーを接続できる! なんという発展性&合理性!


僕が調べた限りでは、他に同様の製品はない。
大半はACアダプターを使用し、USBで電源供給するモデルが少ない。
そして数少ない類似製品もスピーカーボックス側にアンプが入っているし、汎用ジャックで交換できるようにはなっていない。
 


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右の写真で隣に写っているのはUSBフラッシュメモリだから、驚くべきミニサイズ。 まるで、単なるUSB端子のようだ。

さて、付属スピーカーでそのまま使ってもそれなりの音は出たが、試しに端材で作った超ミニのフォステクスFE83Eスピーカーに直接つないでみると、びっくりした!

クリアで滑らかな音が、うるさいくらいの音量で鳴るではないか!

デスクトップオーディオとしてはパワーもかなりのものだし(高能率スピーカーをつなげば大音量が出る)、DACが外付けだからPC内のノイズの悪影響も避けられる。
ヘッドフォン端子にアクティブスピーカーをつなげるよりも音が良いし、いろいろ発展性がある。
ヘッドフォンで聴いてみると、高域がややナロウだが、低域はしっかり出てなかなかの音である。
僕のPCのヘッドフォン端子よりはるかに良い音だし、出力は十分なので爆音が出せる。

ものは試しにDAC→メインシステムのプリアンプ→スピーカーにつないでみると、さほど不足のない音で鳴ってくれるではないか!
スピード感やキレが足りず、高域がやや伸びきらず低域もゆったりしているが、ノイズもなく歪っぽくもない。むしろマイルドでアナログ的な聴きやすい音だ。

もちろん、メインで使用しているソフトンの真空管USB?DACと比べられる音ではないのだが、小音量ならONKYO-U55GXとの差はそれほど大きく感じない。
元々はスピーカーを直接ドライブするようなインピーダンス設定だから、接続方法などを工夫すればもっと音は良くなるかもしれない...

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ノートPC、itunes、インターネットラジオ、このUSB?DAC、そして質の良いスピーカーがあれば、驚くべきローコスト・サブシステムが完成してしまうびっくり

スピーカー直結でも十分な音量で鳴るが、ゲインが高いので簡易な自作アンプを介すだけでもかなりパワーアップできそうだ。

自作真空管アンプや自作スピーカーのドックとしても楽しい。アンプに内蔵させて延長USBケーブルを使えば、カンタンに「USB入力」を付けることができるのだ!
スピーカーの測定にも使えそうだし、トランスミッタにつなげば家中に音を飛ばすこともできる。 店舗のBGMとか屋外でのイベントなどにも大変便利だ。 とにかく小さくて安いので、惜しげなく遊べる。

いろんな使い道がありそう...(^^)

付属のスピーカーはオマケとしても(最近のオマケ付きお菓子みたいに捨てちゃったりして) 
この指先くらいの大きさのUSB?DACは超・超ハイコストパフォーマンスびっくり いくつか買い溜めしておきたいくらい(笑)

恐ろしいほどのユーザーフレンドリー! 
オーディオメーカーにこの発想はない。 PCサプライメーカーだから出来た企画であり、価格だろう。

逆に言えば、オーディオとは一体何なのか、考えさせる製品だ...

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2007年03月15日

内容積わずか4リットルでスピーカーを作ろうと思ったらどうするか?


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まずはユニット選びだが、フルレンジなら8cm、ウーハーでも10cmが限界だろう。これ以上の口径になるとf0が急上昇して癖が出てしまうし、かえって低音は出ない。

今回は家にあった8cmフルレンジのSA/80AMGを使用。
マグネシウム振動板で、能率は低いが中高域にピーク感のない素直な音に定評がある。 小さいけれどまぎれもなくHI?FIユニットだ。
どちらかといえば穏やかで柔らかく透明感のある音で、前に出て押し出してくるタイプではない。
切れ味抜群だが癖もあるフォステクスFE83Eとは違ったキャラクターである。
駆動力は極めて強力で、igaさんなど大型ダブルバスレフに凝って1ダースは作られたそうだ(^^)

さて箱はどうするか。

普通ならバスレフか密閉。
素直な中域とダラ下がりに伸びる低域が予想できる。卓上モニターには最適だ。

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しかしあまのじゃくのRobertoは、25×25×12cmという超小型箱に110cmの共鳴管を仕込んでみた!

断面積はコーン面積の1?2倍で、開口に近づくにつれ少しずつ拡げている。
材料は最近ホームセンターに新入荷された12mm厚の赤松集成材。
MDFより響きが良いと思うし、合板より端部加工がしやすい。 これは小型スピーカーにぴったりの材料だ! (これまでは19?30mm厚しかなかった)

今回の用途は、ゆったり落ち着いて聴くBGMスピーカー。
モニター的な緻密さより、神経質でない、伸びのある開放的な音を狙う。

設計?製作はたった2日で、早速音を出してみると、予想通りだった。

SA/80AMGとは思えない伸び伸びとした鳴りっぷり♪

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音は朗々と前に出て開放的、微小な音にも反応が良い。バスレフや密閉とは全然違う音。
共鳴音の癖は多少あって楽器によっては少し気になるが、吸音処理でどうにでもなりそう。
低音もさほど不足感はなくベースもしっかり聴こえるが、背圧ゼロだから大音量ではコーンの振れが大きくなる。トーンコントロールはあまり使えない。

上向きのホーンからは低域?中域まで盛大に出ており、この音がキャラクターを作っている。 松集成材の響きも嫌味が無く、音が生きている感じ。シナ合板やMDFではこういう音にはならないだろう。

正弦波CDで密閉と比較しながら調べると、80Hzと250Hzにピーク、100-125Hz、500Hzにディップがある。その他の周波数では密閉より3dB程度能率が高く感じる。 この特性は理論どおり、共鳴管+音響迷路そのものだ。

試しにホーン開口を板でふさいで4リットル密閉箱にすると、コーンに制動がかかって低域レンジはダラ下がりにむしろ伸びるし中高域はすっきりおとなしくなる。80AMGらしい音だ。卓上モニターならこれで良い。
しかしTQWTと比べると音が引っ込み、元気がなくなり、能率はがっくり落ちる。


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TQWTほど吸音材で音が変わるスピーカーはない。
たくさん詰めれば癖はなくなるが、密閉に近づいてしまう。
開口をふさいだり開いたりして密閉の音と比べながら、開口からポリエステル綿を詰めてチューニングを繰り返す。

開口付近に軽く入れる程度が良さそうだ。

ボーカルは朗々として癖は全くなくなり、ピアノのカンカン音も減って我慢できる範囲、弦楽器は80AMGらしい繊細さがあり、ベースもドラムスも強力でブーミーにならず、万能型のスピーカーに仕上がった!!

ただし極端な大音量は禁物! また能率100dBのアルテック600Bと比べれば15dBは低いので、同じ音量を出すのにアンプの出力は30倍必要! 広大なアトリエで300Bシングルアンプでは歯が立たない。この音は100wのミズナガ・ハイブリッドのおかげかもしれない。 (まあ、アルテック600Bの能率が異様に高いのだけれど...)

同じようなサイズの市販ミニスピーカーと決定的に違うのは、伸びやかな開放感と音離れ、低域の軽さ、スピード感、中域の情報量と質の良さ。
言われなければこんな小さなスピーカーから出ているとは信じられないでしょう!!

ユニット、ターミナル、板材合わせて1万円もあれば出来るから、DIY好きな人はぜひお試しあれ。

 

これをどう使うかって? それはまだヒミチュ。

 




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2007年03月11日

これまでに自作スピーカーで使用してきたユニットを紹介しよう。

太字は、メインスピーカーとしてある程度長期間使用したものである。

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<フルレンジ>
フォステクス FE83、FE83E、FE103、FE126E、FE167、FE166ΣBC10F120A
テクニクス  10F20、20F20
DIY      SA80AMG
DAVIS    13MRP
TANGBANG W2?800SF

<ウーハー>
フォステクス FW100、FW220、FW305

<同軸>
アルテック  CD308?8A

<楽器用>
JENSEN  P12N

<ツイーター>
フォステクス FT25D、FT38D、FT28D
テク二クス  5HH10
BEYMA   CP21F
JENSEN  RP203、RP109B

こうして並べてみると、ほとんど安物ばかりだ落ち込み
お金のない学生時代、そしてまたお金のない家族持ちだから仕方がない。

密閉、バスレフ、ダブルバスレフ、バックロードホーン、共鳴管、平面バッフル、後面開放、無指向性、ヒドラ型...なんでもやったなあ...
多くの自作派がそうであるように、僕も自作を始めた18年前から、長岡鉄男氏の影響を受けている。(といっても、カタチ考えるのが好きなのでコピーは一度も作ったことがない)

昔はフォステクスとテクニクスくらいしか容易に手に入るものがなく、長岡氏の作例を参考にもしていたので、どうしてもフォステクスが多くなった。しかし、実はFE系の音は紙臭くてあまり好きではないのだ。

フォステクスでもF120A、BC10といった高級ユニットは明らかに音の質や品位が異なり、長く使用した。 オベリスクに使用したFE83Eは例外的に歪感が少なく中域のキレのある良いユニットだ。
テクニクスの20シリーズは強烈なアタック感と低域のキレ味が魅力でよく使ったが、高域はうるさかったので音場型として軸を振った設計をしていた。

学生時代に数え切れないほどのスピーカーをつくったが、社会人になってから場所も時間もなく、10年以上の空白期間があった。独身貴族のあの頃なら高級ユニットも買えただろうに...

そして富山に来てアトリエを建てたことで、ムクムクと復活。

空白期間に自作スピーカーの世界も様変わりし、海外のユニットが容易に手に入るようになった。ユーロ系といわれる高品位小口径ウーハー&ドームまたはリボンツイーターの組み合わせが主流となり、ネットで情報は錯綜し、コンピュータを使った複雑なネットワーク設計も盛んだ。

僕は市販品のようなスピーカーをつくることには興味がない。
スキャンスピークなどの高級ユニットを使い、コンピューターと測定器で追い込めば市販品に近づくか追い越せるのかもしれないが、そうしたプロセスは僕の趣味ではないし、コストも高すぎる。 それに広大なアトリエの音響特性は、生半可な正統派スピーカーでは歯が立たないと思う。 かといって長岡式もなんか違う...

今の興味は楽器用などのキワモノ、そして古典への回帰である。

きっかけは半年前。
アルテックCD308?8Aの音が、フォステクス派であった自分を変えたのだ。市販スピーカーのような端正な音ではなく、ワイドレンジではないが、フォステクスのようにピーキーでもない。 明るく前に出て、音楽の大切な部分が生きている。とにかくオーディオを忘れさせる音。 パワーのない真空管アンプでしっかり鳴るのも魅力だった。

音楽をストレートに感じさせてくれるスピーカー...
楽器用のJENSENを使い込んだ後に見えてきたのが、ヴィンテージ、つまり「大昔のフルレンジユニット」だった...


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2007年03月02日

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半年前にアルテックCD408?8Aという20cm同軸フルレンジの音にノックアウトされてから、これまでのスピーカー製作の方針が大きく変わった。
その後JENSEN-P12Nというギター用12インチを使っていろいろ試してきて、かなりのことが掴めてきた。

それまではFOSTEXなどの8?16cm小口径フルレンジでの自作が多かったが、やはりある程度の口径は大切であるということ、そして低音を欲張らない軽く硬く薄いコーン紙の自然な音色が、JAZZをじっくり聴くには一番良いということ。明快な音でありながら、長時間聴いても疲れない。
能率が高く、微小入力にも反応が速く、アンプの音の違いもとてもよくわかる。そして「オーディオ」を意識させずに「音楽」を聴かせてくれるのだ。

設計の古典的なユニットは大変魅力的な音を出すしこれからも使っていきたい。しかし問題点もあって、使いこなす上でいくつかのポイントがある。


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1.背圧は最小にすべし
コーンが極めて薄く軽いため、キャビネットによる背圧は大きな負担となり、低域だけでなく中域の出方に大きな影響を及ぼす。 特に小さなバスレフ箱は最悪で、中域が見事に引っ込んでしまう。

平面バッフルか後面開放がベストで、バスレフや密閉でも容積は出来るだけ大きいほうが良いのではないか。 50Hzまでの低域は欲しいから平面バッフルにサブウーハーを足すのも手だが、それも大袈裟だ。
12インチクラスのフルレンジを大型バスレフで使うのが最善ではないだろうか。 JENSEN-P12Nに対して110リットルのバスレフはよく合っている。

2.大音量には向かない
これはアルテックCD308?8Aで気がついた。
ボーカルやギターソロなら馬鹿でかい音でも問題ないのだが、ピアノやベース、オーケストラとなると12インチのP12Nでさえ耐入力が十分ではない。この点ではFOSTEXのFE、FF系のほうがはるかに強い。
フィックスドエッジでストロークが小さいため、低域の大入力がでボイスコイルが揺さぶられるとコーンが大きくたわむのが見える。 そして音量による音質の変化が大きい。 もちろん壊れるわけではないが、音が変調されるのか、大音量では歪感が大きくなり、位相感がぐちゃぐちゃになる。エッジ、ダンパーが硬くコーンのXmax(最大振幅)が小さいことは張りのある繊細な音に貢献していると思うが、大音量に弱いということを体験した。
特にピアノのffに弱いのはこのためだと思う。左手によるパルス性の低音が断続的に入ることで、右手の中高域が歪むのではないか?

大入力に弱いということは結果的に音を遠くに飛ばせないことになる。事実、FE83E×6発の「オベリスク」のほうが聴感上の耐入力は大きい。
JENSENも中音量以下では素晴らしい音であり、普通の部屋では問題ないだろう。50帖のアトリエで7m離れて聴いている僕が異常なのであって、本来は古典ユニットはニアフィールドで聴くべきなのだろう。

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3.中高域の共振ピークの処理
古典ユニットはボイスコイル径が小さく、分割振動を利用してピーク&ディップをつくり、高域を延ばしている。 これはこれで魅力でもあるのだが、特定の楽器で刺激感が大きくなる。あらゆる種類の音楽を聴くなら、ネットワークかパライコ、あるいは機械的に吸音するなどして抑える必要がある。LC共振回路で抑えるのが一番効果的だったが、大きなコイルは低域の制動に悪影響をもたらす。

4.中域にクロスオーバーをつくらないこと
フルレンジとはいっても十分な高域は出ないから、現代録音のCDを聴くならツイーターは不可欠だ。しかしこの場合でもクロスオーバー周波数は3?4kHz以上にしたい。
中域にホーンなどのスコーカーを入れて、フルレンジを1kHzくらいでカットすれば歪感は減る。しかし音色の統一はとても難しいし、ネットワークそのものが音質を阻害して位相感がおかしくなる。 良いスコーカーを使い、測定器で追い込めば良くなるだろうが、そうした調整は僕の趣味から外れてくる。 分割振動歪みはあっても音色の自然さを優先したほうが良い。
僕が多くのメーカー製スピーカーで感じる「音色の違和感」は、このクロスオーバーに起因するのだと思う。
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中域にホーンを入れるなら、クロス300Hzくらいで使わないと自然な音色は難しいのではないか? こうなると2インチドライバー&巨大なホーンが必要だ。 ウーハーのハイカットに4?5mHのコイルが入るデメリットもあり、マルチアンプに走らざるを得ないだろう。システムが大袈裟になるし、コスト的に僕には無理だ。

5.古典的であっても、駆動力は欲しい
アルテックCD308?8Aは磁気回路が貧弱なのにものすごく能率が高く、張りのある音が出た。しかし低域はどうやっても緩く、抜けてしまう感じだった。
JENSEN-P12Nは大きなアルニコマグネットを搭載しており、低域はとても芯が強く実体感がある。量感は控えめでレンジも伸びていないしゴリッとした低音でもないが、軽く暖かくキレの良い自然な低音は、音量さえ欲張らなければ素晴らしいものがある。 これはやはり強力なマグネットが効いていると思う。


以上の考察からの結論はこうだ。
(あくまで、このだだっ広いアトリエで毎日10時間BGMを聴く僕の趣向だが)

1.低域?中域のバランスを考えると12インチフルレンジが良い
2.出来ればネットワークで切らなくても高域の歪が少ないフルレンジが良い
3.中域にホーンを足すより、フルレンジのグレードアップが良い
  (クロスオーバーは4?5kHzで、ツイーターBEYMA-CP21Fを生かした2wayが良い)
4.駆動力が大きく、もう少しストロークのとれる、耐入力のあるフルレンジが良い



さて、そんなものがあるのか? ありそうなんですよ...   →続く






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2006年11月20日

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久々にDMIオーディオさんに寄り、音がよいということでファンも多い8cmフルレンジユニットSA/F80AMGを買ってきた。

とりあえずBGM用アンサンブル家具スピーカーに取付けてみる。
この箱で音をうんぬん言えるものではないが、とりあえずの感想。

FE83Eと比べると中高域の能率がグンと低く(たぶん4?6dBは低い)、「相対的に」低域が豊かである。
FE83Eは中高域の切れは抜群だが、BHや共鳴管、サブウーハーなどを組み合わせないと低域不足になるユニットだ。

それに対してSA/F80AMGは1本でバランス良く鳴る。
音はどちらかといえば優しく、後方に展開するタイプで、クラシック向けかもしれない。弦やボーカルが優しく歪み感がなく、フルレンジというよりはウーハー+ドームツイーターのような音である。

低音も出るし音が優しいので、BGMスピーカーとしてはFE83Eより良い。
DB(ダブルバスレフ)で良い結果が出ているそうだが、確かに相性は良さそうだ。 小型バスレフや密閉でもいけるだろう。BHや共鳴管ではハイ落ちになりそうだ。

ただし欠点としては、中域の能率が低いので、音量感を出そうとするとコーンの振れが大きくなり、パワーが入らない。聴感上はFE83Eの方が耐入力はずっと大きい。
またFE83Eに比べると歪み感はないが音が前に出ず、遠くに飛ばせない感じなので、ニアフィールドリスニングに向いていると思う。

4?6発くらい並べてラインアレイや無指向性スピーカーを組むと面白そうだが、3,440円/1本と8cmユニットとしてはやや高価なので多数個使うのは大変だ。

やはり歪みの無さを生かして、1本でニアフィールドモニターとして使うのが最適だろう。

2本ペアで7,000円近くもするし、こんないい加減な箱でBGM用にするにはもったいない品質なので、いずれデスクに置けるミニモニターを作ろうと思う。

これなら300Bシングルアンプも生きてくるだろう。

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