オーディオ 2009〜2010
2009年10月15日
BGM用スピーカーというと、デスクトップ小型モニタとか、天吊りスピーカーが思い浮かぶ。
しかし何度試しても結局、小型スピーカーはBGMに向かないと感じてしまう。
ラウドネス曲線理論を持ち出すまでもなく、小型スピーカーはむしろ大音量向きとも言える。
特にベースラインが聞こえない音楽はとても耳障りに感じる。
赤:150リットル大型バスレフ 青:55リットル密閉
上の実測グラフは、同じユニット(フィリップス12インチ)を使用している。
この音の違いは大きい! ローブースト気味の大型バスレフ箱が圧倒的に豊かで聴きやすい。
音が柔らかく、小音量でも雰囲気やニュアンスが出る。
大音量ではちょっと低音過多に感じることもあり、ソフトによってはトーンコントロールで少し絞っている。
ところでバックロードホーンや共鳴管システムは、小音量では低音感が足りなく感じる。
これは理由がよくわからないが、低域の能率が非線形なのだろうか。
市販品では、タンノイや古いJBLの家庭用ブックシェルフなどがBGMとして聴きやすく感じる。
いずれもバスレフで、低域にピークがあるようだ。
2009年10月11日
2003年頃。 まだ富山にUターンして間もない頃の写真。
アンプはサンスイα907i、プレーヤーはケンウッドKP9010、いずれも学生時代に購入。
スピーカーも学生時代の1992年頃に製作した小型ダブルバスレフ。
ユニットはフォステクスBC10やF120Aを入替えて楽しんでいました。
1988?1992頃には、猛烈な数のオリジナルスピーカーを製作しました。
ライブハウスやコンサートに通い、音楽に目覚めた時期。
当時は機械科の学生でもあって、音響の面白さにも凝っていたのですね。
秋葉原まで歩いて行けたし、、、
最初に作ったのは30cm3ウェイで、その後はフルレンジシステムに傾倒していきました。
親しい友人はほとんど僕の作ったスピーカーを使っていた、、、
下宿の部屋が広かったので、とんでもない怪物を作ったことも、、、
就職直前に、会社近くの4畳半風呂無しアパートに引っ越すため作ったのがこの小型ダブルバスレフ。
低域レンジは広く、サイズのわりに深々と鳴るスピーカーでした。
以来、富山に戻るまでオーディオは封印。
オーディオに不適当な環境のせいもあって、興味が別のところに移っていたのでしょう。
20歳前後に覚えた趣味は一生続くと言いますが、ホントですね(^^)
アンプはサンスイα907i、プレーヤーはケンウッドKP9010、いずれも学生時代に購入。
スピーカーも学生時代の1992年頃に製作した小型ダブルバスレフ。
ユニットはフォステクスBC10やF120Aを入替えて楽しんでいました。
1988?1992頃には、猛烈な数のオリジナルスピーカーを製作しました。
ライブハウスやコンサートに通い、音楽に目覚めた時期。
当時は機械科の学生でもあって、音響の面白さにも凝っていたのですね。
秋葉原まで歩いて行けたし、、、
最初に作ったのは30cm3ウェイで、その後はフルレンジシステムに傾倒していきました。
親しい友人はほとんど僕の作ったスピーカーを使っていた、、、
下宿の部屋が広かったので、とんでもない怪物を作ったことも、、、
就職直前に、会社近くの4畳半風呂無しアパートに引っ越すため作ったのがこの小型ダブルバスレフ。
低域レンジは広く、サイズのわりに深々と鳴るスピーカーでした。
以来、富山に戻るまでオーディオは封印。
オーディオに不適当な環境のせいもあって、興味が別のところに移っていたのでしょう。
20歳前後に覚えた趣味は一生続くと言いますが、ホントですね(^^)
2009年10月10日
ここ数ヶ月で不要品を大量売却し、使っていないものは片付けました。
シンプル化という名の、カメラ軍資金補填計画?
でも、今の状態がここ数年で一番気に入っているかも!
ミズナガ・プリアンプもPPPパワーアンプも快調。
シンプル結線として、CD、FM、USB、LP、デンスケがワンタッチで切り替え可能。
フィリップス君はパッシブイコライザが決まってゴキゲン。
青:スルー 赤:LCRによりイコライジング
バスレフダクトは全開で出しっぱなし。 30Hzまで伸びて、厚みのあるゆったりした低音。
現代ハイエンドのような、タイトに叩きつける低音ではないけど、暖かく心地良いです。
高域レンジは狭いけれどクロスオーバーが無いので落ち着いて聴ける音。
リスポジがずれても定位は安定。
使っていないスピーカーを片付けたのも効きました。
ウッドベースも響いているし(笑)視覚効果抜群?!
オーディオ的なことは考えず、気持ちよく音楽を聴ける状態になってきました。
30cmフルレンジ1発で満足してるようでは、オーディオマニア失格かも
シンプル化という名の、カメラ軍資金補填計画?
でも、今の状態がここ数年で一番気に入っているかも!
LEICA D-LUX4
ミズナガ・プリアンプもPPPパワーアンプも快調。
シンプル結線として、CD、FM、USB、LP、デンスケがワンタッチで切り替え可能。
フィリップス君はパッシブイコライザが決まってゴキゲン。
青:スルー 赤:LCRによりイコライジング
バスレフダクトは全開で出しっぱなし。 30Hzまで伸びて、厚みのあるゆったりした低音。
現代ハイエンドのような、タイトに叩きつける低音ではないけど、暖かく心地良いです。
高域レンジは狭いけれどクロスオーバーが無いので落ち着いて聴ける音。
リスポジがずれても定位は安定。
使っていないスピーカーを片付けたのも効きました。
ウッドベースも響いているし(笑)視覚効果抜群?!
オーディオ的なことは考えず、気持ちよく音楽を聴ける状態になってきました。
30cmフルレンジ1発で満足してるようでは、オーディオマニア失格かも
2009年08月30日
完成に近づいている?メイン・スピーカー。
150リットルの大型バスレフ箱に、フィリップス・アルニコ12インチ1発をマウントした超シンプルシステム。
中高域に一癖あるフィリップス君は何らかのイコライジングが必要だ。
現在はパラメトリックイコライザーDRAWMER1961を使っているが、パッシブネットワークで再挑戦しようと考えた。
聴感頼みのこれまでと違い、測定器とパラメトリックEQを利用して追い込んでみようという試みである。
低域は大型バスレフのおかげで、出過ぎなくらい。
高域は、ミズナガ・プリアンプのトーンコントロールで軽くブーストすればよい。
つまり2?4kHzあたりのピークを抑え込めばパラメトリックEQは不要になるかもしれない。
フルレンジでネットワークなんて邪道!と思う人も多いと思うが、僕は昔から愛用してきた。
素子(特にコイル)に良いものを使えば、僕の耳では音質劣化はわからない。
回路としては簡単で、LとCを並列にして、スピーカーと直列につなぐだけでノッチフィルタが出来上がる。
しかしこれだけでは効きが強すぎるのでR(抵抗)を並列に入れてバイパスさせる。
これらの素子の組み合わせで、周波数特性をかなり調整出来るのだ。
上の図は、パラメトリックEQ DRAWMER1961を聴感優先で調整し、2?2.5kHz付近を?5dB(Q=0.5)落としたもの。
青がスルー、赤はイコライジング後である。 測定距離は軸上2m。
このEQ状態が現在聴いているデフォルトで、ソフトによって高域をブーストしたり、低域をカットしたりする。
大型バスレフ効果で、低域の伸びと量感は凄い。 高域も12インチとしてはレンジが広い。
音は現代のハイファイとはちょっと違うけれど、定位が良く聴きやすく案外オールラウンド。
これは今回のパッシブネットワークによるもの。
カット&トライで、L=0.91mH、C=6.8μF、R=8.0Ωとなった。
青がスルー、赤はイコライジング後である。 測定値においてはややブロードながら、アクティブとそう遜色ない結果が得られた。
フィリップスのフルレンジユニットは、古典的な設計でありながら銅キャップ等によってインピーダンス上昇がほとんどなく、ほぼ計算通りにピークを狙い打ち出来る。
L,Cの組み合わせでカットする周波数は決まるが、バイパスR値によって特性も音もかなり変わる。
音楽ソフトで聴き比べてみると、いい線行ってる!
アクティブEQのほうがコントロール容易で整えやすいし、より癖を抑えこめる。 DRAWMER1961独特の濃厚さも魅力的である。
しかし音の抑揚とかダイナミックレンジ、生々しさではパッシブEQが上のように感じる。
TANGOのカットコアコイルのおかげか、低域のダンピング劣化は感じられない。
これはいい感じだ!
2009年08月17日
Roberto、オーディオはどうしたっ
というお叱り?を複数の方から...
確かに、何も変わっていない
僕は元々、フルレンジ派。
でもこの1?2年は、38cmウーハーのマルチウェイに挑戦したり、何人かのオーディオマニアさんのシステムを聴かせて頂いたりした。
それはそれで面白い。
でも自分が求めるものは、大袈裟でない単純なシステムであることを改めて感じた。
フィリップス・アルニコ12インチを150リットルのバスレフにマウントしたところで、ほとんど満足してしまった。
今はツイーターさえ付けていない。
音楽の聴き方も変わってきたのかもしれない。
写真だってピクセル等倍で比較することに興味はない。
自分が必要とするアウトプット・サイズにおいて、心地よく鑑賞できることが大切だ。
最近は大音量でガンガン、ではなくて、適度な音量でゆったりと聴くことのほうが多い。
音楽ソフトも優秀録音盤を選んで買うわけではないし、音質よりも音楽が聴きたい。
ではラジカセで良いのかというと、決してそうではない。
心身をリラックスさせてくれる、ゆったり、深々とした低音の厚みは、大型システムでないと得られない。
シングルコーン・システムはポジションがずれても定位がふらつかず、聴いていて緊張を強いられない。
コーンの軽いフルレンジスピーカーは小音量でも明瞭で音が痩せない。
しかし大空間で歪み無く音圧を得るには、最低でも12インチ・サイズが必要。
そしてツイーター無しでいける限界もまた、12インチであると思う。
今、やってみたいのは、さらにシンプルなシステムにすること。
パッシブネットワークEQに戻すことも検討したい。
フィリップス12インチは2.5kHz中心に強いピークがあり、これをつぶすことは必須。 それだけで素直な音になる。
大型バスレフ化で低域のイコライジングは不要になった。 高域はプリアンプのトーンコントロールで少しブーストするだけで良い。
アクティブなパラメトリックEQは、便利で音質劣化も感じないがS/Nは少し落ちる。 パッシブならノイズは皆無だ。
アクティブコントロールを参考にしながら、同じイコライジングが出来るようなパッシブLCRフィルタを設計し直してみたい。
というお叱り?を複数の方から...
確かに、何も変わっていない
僕は元々、フルレンジ派。
でもこの1?2年は、38cmウーハーのマルチウェイに挑戦したり、何人かのオーディオマニアさんのシステムを聴かせて頂いたりした。
それはそれで面白い。
でも自分が求めるものは、大袈裟でない単純なシステムであることを改めて感じた。
フィリップス・アルニコ12インチを150リットルのバスレフにマウントしたところで、ほとんど満足してしまった。
今はツイーターさえ付けていない。
音楽の聴き方も変わってきたのかもしれない。
写真だってピクセル等倍で比較することに興味はない。
自分が必要とするアウトプット・サイズにおいて、心地よく鑑賞できることが大切だ。
最近は大音量でガンガン、ではなくて、適度な音量でゆったりと聴くことのほうが多い。
音楽ソフトも優秀録音盤を選んで買うわけではないし、音質よりも音楽が聴きたい。
ではラジカセで良いのかというと、決してそうではない。
心身をリラックスさせてくれる、ゆったり、深々とした低音の厚みは、大型システムでないと得られない。
シングルコーン・システムはポジションがずれても定位がふらつかず、聴いていて緊張を強いられない。
コーンの軽いフルレンジスピーカーは小音量でも明瞭で音が痩せない。
しかし大空間で歪み無く音圧を得るには、最低でも12インチ・サイズが必要。
そしてツイーター無しでいける限界もまた、12インチであると思う。
今、やってみたいのは、さらにシンプルなシステムにすること。
パッシブネットワークEQに戻すことも検討したい。
フィリップス12インチは2.5kHz中心に強いピークがあり、これをつぶすことは必須。 それだけで素直な音になる。
大型バスレフ化で低域のイコライジングは不要になった。 高域はプリアンプのトーンコントロールで少しブーストするだけで良い。
アクティブなパラメトリックEQは、便利で音質劣化も感じないがS/Nは少し落ちる。 パッシブならノイズは皆無だ。
アクティブコントロールを参考にしながら、同じイコライジングが出来るようなパッシブLCRフィルタを設計し直してみたい。
2009年08月13日
最近、Robertoイチ押しのピアニスト。 もちろん超満員!!
独特の、フルスピードで跳ねながら転がるような、なおかつ一音一音が透明で美しいピアノを生で!
共演者も全員素晴らしかった!
松本 茜(P)セッション 市原ひかり(Tp)、山崎史子(Vib・Marinba)
山下弘治(B)、加納樹麻(Ds)、はたけやま裕(Perc)
六本木サテンドール。
食事もおいしく、立地を考えればお酒もチャージもリーズナブル。 また行こう!
独特の、フルスピードで跳ねながら転がるような、なおかつ一音一音が透明で美しいピアノを生で!
共演者も全員素晴らしかった!
松本 茜(P)セッション 市原ひかり(Tp)、山崎史子(Vib・Marinba)
山下弘治(B)、加納樹麻(Ds)、はたけやま裕(Perc)
六本木サテンドール。
食事もおいしく、立地を考えればお酒もチャージもリーズナブル。 また行こう!
2009年07月29日
2009年07月23日
2009年07月18日
2009年07月11日
オーデリック×ケンウッドのSP0001。
容積1リッター以下のミニスピーカーとは信じられない高品位の音を聴かせてくれた。
デモ機だが、自分の部屋で、自分のアンプで鳴らしてみたので、かなりのことがわかった。
自作ファンとして僕なりに分析してみる。
<超低能率>
定格80dB/w、実際はもっと低いかもしれない。
振動系が重くfsの低いウーハーとネットワークの工夫で、中域以上を落とし低域レベルを相対的に上げているのだろう。
ただし低域のダンピング感からして、磁気回路は強力だと思う。
あまりに低能率なので、アンプのパワーと品質で音はまるで変わってしまう。
<ダクトチューニングの妙>
ものすごい風圧で低域が出てくる。 僕の勘では(^^;)80Hzあたりのチューニングで、60Hzまではレスポンスがある。
このサイズのスピーカーとしては、再生限界が1オクターブ低い。
ユニット特性に合わせてうまくロードを掛けることで、コーンの振れも最小限に抑えているようだ。
<ダイキャストのエンクロージャー>
スポット照明器具と同様のデザインだが、円筒形で定在波が起こりにくく、強度もある。
吸音材は最小限に出来るから、ダクトに最大出力を与えられる。
<ストロークに耐えるウーハー>
とはいっても6cm口径だからコーンは振れる。 定格10wだが、見かけ以上にパワーが入る。 ウーハーは小さいほど高品位でなければならない。
<同軸2way>
これは、レンジを伸ばすためではないと思う。 (ドームツイーターだから指向性は良くなるが)
真の狙いは、コーンの振れによるドップラー歪みから逃れるためではないか。
コーンが底付きするほどの音量でも歪みっぽくならないのである。
ドームツイーターの能率はATTで10dB以上落としているから、クロスオーバーはかなり低く出来るだろう。
フルレンジユニットは小さいほど高域が伸びるし分割振動の影響が減るから良いと思われがちだが、
小さいほどコーンの振れが大きくなるから歪みは増えるのである。
僕が12インチ(30cm)フルレンジを好む理由もそこにあると思う。 やはり余裕があり、音が崩れにくいからだ。
市販のミニ・スピーカーはうるさくて聴いていられないものが多い。
しかしちゃんとコンセプトを設定し、開発費をかけて設計し、良いユニットを搭載すれば、アマチュアは追いつけない。
トータルでのシステム設計の妙、とても参考になった。
ただし、メーカーのデモのように安物デジタルアンプと組み合わせたら可愛そうだ
容積1リッター以下のミニスピーカーとは信じられない高品位の音を聴かせてくれた。
デモ機だが、自分の部屋で、自分のアンプで鳴らしてみたので、かなりのことがわかった。
自作ファンとして僕なりに分析してみる。
<超低能率>
定格80dB/w、実際はもっと低いかもしれない。
振動系が重くfsの低いウーハーとネットワークの工夫で、中域以上を落とし低域レベルを相対的に上げているのだろう。
ただし低域のダンピング感からして、磁気回路は強力だと思う。
あまりに低能率なので、アンプのパワーと品質で音はまるで変わってしまう。
<ダクトチューニングの妙>
ものすごい風圧で低域が出てくる。 僕の勘では(^^;)80Hzあたりのチューニングで、60Hzまではレスポンスがある。
このサイズのスピーカーとしては、再生限界が1オクターブ低い。
ユニット特性に合わせてうまくロードを掛けることで、コーンの振れも最小限に抑えているようだ。
<ダイキャストのエンクロージャー>
スポット照明器具と同様のデザインだが、円筒形で定在波が起こりにくく、強度もある。
吸音材は最小限に出来るから、ダクトに最大出力を与えられる。
<ストロークに耐えるウーハー>
とはいっても6cm口径だからコーンは振れる。 定格10wだが、見かけ以上にパワーが入る。 ウーハーは小さいほど高品位でなければならない。
<同軸2way>
これは、レンジを伸ばすためではないと思う。 (ドームツイーターだから指向性は良くなるが)
真の狙いは、コーンの振れによるドップラー歪みから逃れるためではないか。
コーンが底付きするほどの音量でも歪みっぽくならないのである。
ドームツイーターの能率はATTで10dB以上落としているから、クロスオーバーはかなり低く出来るだろう。
フルレンジユニットは小さいほど高域が伸びるし分割振動の影響が減るから良いと思われがちだが、
小さいほどコーンの振れが大きくなるから歪みは増えるのである。
僕が12インチ(30cm)フルレンジを好む理由もそこにあると思う。 やはり余裕があり、音が崩れにくいからだ。
市販のミニ・スピーカーはうるさくて聴いていられないものが多い。
しかしちゃんとコンセプトを設定し、開発費をかけて設計し、良いユニットを搭載すれば、アマチュアは追いつけない。
トータルでのシステム設計の妙、とても参考になった。
ただし、メーカーのデモのように安物デジタルアンプと組み合わせたら可愛そうだ
2009年07月10日
アトリエから一歩も出られない状態が続いています
よく営業に来られる、照明メーカーのオーデリックさん。
今回ちょっと要望を出したら、凄いものを持ってきてデモしてくれた
ケンウッドとのコラボレーション・スピーカー、SP0001
基本は天井付けのダウンライト型なのだが、オプションのガラスブロックにセットすると、LED照明が当たってプリズムのように発光する。
このガラス、なんとレンズ用の光学ガラス!
スピーカーとしては、6cmウーハーとソフトドームツイーターの同軸2wayで、容量は1リットル以下だろう。
音は全く期待していなかったが...
デジタルアンプを接続し、JAZZが流れると...
低音、出る!
真鍮製のバスレフポート。 凄い風圧!
超低音は空振りして出ていないが、おそらく80Hzあたりの音圧はかなりのもの。
でも低音はズンドコ出るけど、どこかミニコンポっぽいし、中高域はイマイチ粗くて品位が足りないな??
これ、アンプが悪い? もしやバス・ブーストしてるんじゃん?
などと要らない疑念を....
うちのミズナガ・ハイブリッドアンプに接続させてもらった
たまたま、NHKFMのセッション2009が放送されていた。
全員がアッと驚いた!
「うちの重厚長大スピーカー要らないじゃん」 などとツレナイことを言う
オーデリックの営業さんも 「会社で聴くのと全然違う!」
低音は信じられないほど伸びて力があり、中高域も美しく密度感があり、定位が素晴らしい。
よく似たサイズのスピーカーで「タイムドメイン・ミニ」を使ったことがあるが、雲泥の差。
それにしてもサイズとのギャップが凄い。
バスレフ動作が最適化されているのか、ダクト開口でこんなに風速を感じたのは初めてだ。 ロウソクを置けば消えるだろう(笑
それと複雑なパッシブネットワークで中域を抑え込んでいるのではないか。
極端に能率が低いので広いアトリエではすぐにウーハーが底付きした。 100wアンプのVUメーターがビンビン振れる。
うちのメインスピーカーとは15dBは違うので、アンプのパワーは30倍食うことになる。
好みの音色かというとそうでもないが、ミニコンポのスピーカーとは品位が全然違うことは確か。
音量も普通の部屋なら不足はないと思う。
まあ、照明とフルセットで105,000円もするけれど...この同軸ユニットだけ売ってくれないかなあ?
超小型でワイドレンジなデスクトップモニターを作りたくなってきた
建築的には...使い方が難しいかも。
スピーカー端子が安っぽく、キャビネットのオフホワイト色がイマイチなので、要望を出しておきました。
天井付けするとスッキリ納まるので、ホームシアターのサブSPには使えるかもしれません。
ただし大音量には向かないし、アンプにパワーがないと実力が出せないでしょう。
店舗BGMには能率が低すぎるし、このシルキーな音色はオーバースペックかも。
寝室の枕元とか、照明の暗いショットバーのガラス棚なんかには向いていますね。 ベタすぎるかな?
よく営業に来られる、照明メーカーのオーデリックさん。
今回ちょっと要望を出したら、凄いものを持ってきてデモしてくれた
ケンウッドとのコラボレーション・スピーカー、SP0001
基本は天井付けのダウンライト型なのだが、オプションのガラスブロックにセットすると、LED照明が当たってプリズムのように発光する。
このガラス、なんとレンズ用の光学ガラス!
スピーカーとしては、6cmウーハーとソフトドームツイーターの同軸2wayで、容量は1リットル以下だろう。
音は全く期待していなかったが...
デジタルアンプを接続し、JAZZが流れると...
低音、出る!
真鍮製のバスレフポート。 凄い風圧!
超低音は空振りして出ていないが、おそらく80Hzあたりの音圧はかなりのもの。
でも低音はズンドコ出るけど、どこかミニコンポっぽいし、中高域はイマイチ粗くて品位が足りないな??
これ、アンプが悪い? もしやバス・ブーストしてるんじゃん?
などと要らない疑念を....
うちのミズナガ・ハイブリッドアンプに接続させてもらった
たまたま、NHKFMのセッション2009が放送されていた。
全員がアッと驚いた!
「うちの重厚長大スピーカー要らないじゃん」 などとツレナイことを言う
オーデリックの営業さんも 「会社で聴くのと全然違う!」
低音は信じられないほど伸びて力があり、中高域も美しく密度感があり、定位が素晴らしい。
よく似たサイズのスピーカーで「タイムドメイン・ミニ」を使ったことがあるが、雲泥の差。
それにしてもサイズとのギャップが凄い。
バスレフ動作が最適化されているのか、ダクト開口でこんなに風速を感じたのは初めてだ。 ロウソクを置けば消えるだろう(笑
それと複雑なパッシブネットワークで中域を抑え込んでいるのではないか。
極端に能率が低いので広いアトリエではすぐにウーハーが底付きした。 100wアンプのVUメーターがビンビン振れる。
うちのメインスピーカーとは15dBは違うので、アンプのパワーは30倍食うことになる。
好みの音色かというとそうでもないが、ミニコンポのスピーカーとは品位が全然違うことは確か。
音量も普通の部屋なら不足はないと思う。
まあ、照明とフルセットで105,000円もするけれど...この同軸ユニットだけ売ってくれないかなあ?
超小型でワイドレンジなデスクトップモニターを作りたくなってきた
建築的には...使い方が難しいかも。
スピーカー端子が安っぽく、キャビネットのオフホワイト色がイマイチなので、要望を出しておきました。
天井付けするとスッキリ納まるので、ホームシアターのサブSPには使えるかもしれません。
ただし大音量には向かないし、アンプにパワーがないと実力が出せないでしょう。
店舗BGMには能率が低すぎるし、このシルキーな音色はオーバースペックかも。
寝室の枕元とか、照明の暗いショットバーのガラス棚なんかには向いていますね。 ベタすぎるかな?
2009年07月03日
忙しいときに限って、ヘンなものが届く
吸音ウレタンフォーム t=50 1000×2000(!) これが最小ロットだった...
ホームセンターにこんな厚物は売ってないので仕方ないが、4800円は高いか...
適当に切ってダクトに入れる。 ダクト幅45mmなので、押し込むとぴったりはまる。
吸音性能は厚みで調整する。 特性グラフによれば、厚さ30mmで中高域はかなり減衰するはず。
ダクトの出口を塞ぐ場合、共振周波数fdはほとんど変わらず、出力音圧レベルが低下する。
オンケン・バスレフの低音は凄いが、ダクトからの盛大な音漏れが中域に影響している。
密閉の方がボーカルや楽器が澄んでおり、定位感も良いのだ。
大量の「余り」はキリムの裏に仕込んで吸音壁に!
完璧!
←
特性が密閉と同じだとしても、板で塞ぐよりルックスが良い
低域の音圧はかなり減衰するが、密閉よりは出ている。
ダクトに耳を付けても、中域の漏れはほとんど無い。
厚みを調整してチューニングすると面白そうだ。 材料は売るほどある(笑
吸音ウレタンフォーム t=50 1000×2000(!) これが最小ロットだった...
ホームセンターにこんな厚物は売ってないので仕方ないが、4800円は高いか...
適当に切ってダクトに入れる。 ダクト幅45mmなので、押し込むとぴったりはまる。
吸音性能は厚みで調整する。 特性グラフによれば、厚さ30mmで中高域はかなり減衰するはず。
ダクトの出口を塞ぐ場合、共振周波数fdはほとんど変わらず、出力音圧レベルが低下する。
オンケン・バスレフの低音は凄いが、ダクトからの盛大な音漏れが中域に影響している。
密閉の方がボーカルや楽器が澄んでおり、定位感も良いのだ。
大量の「余り」はキリムの裏に仕込んで吸音壁に!
完璧!
←
特性が密閉と同じだとしても、板で塞ぐよりルックスが良い
低域の音圧はかなり減衰するが、密閉よりは出ている。
ダクトに耳を付けても、中域の漏れはほとんど無い。
厚みを調整してチューニングすると面白そうだ。 材料は売るほどある(笑
2009年06月26日
2009年06月24日
久我山さんのHPでジャケットのセンスに惚れました。 1950年代のエルスケンの写真みたいな雰囲気...
しかも「ドイツのリサ・エクダール」との呼び声もあるとかないとか...(どちらもマイナーだな?)
Annett Louisan (アネット・ルイザン) →動画
まずはデビューアルバムから入り、気に入ったので最新アルバムを購入!
軽快なフレンチポップ風、アコースティックで静かなアレンジ、個性的でキュートな歌声。 良いです
「ドイツのリサ」は伊達ではありません(笑 リサのほうが上手いと思うけれど)
ボーナスCD付き、まるで写真集のような豪華BOX! ドイツではアイドル歌手なのかな??
<追記>
もうひとつ特筆すべきは、リサのCD同等かそれ以上の音質の良さ!
あまりリヴァーブをかけていないのでストレートに歌声が届く。 各楽器パートもクリアに録れ、歪ませず、音量バランスも自然。
なぜJ?POPではこういう音を作れないのだろうか...
しかも「ドイツのリサ・エクダール」との呼び声もあるとかないとか...(どちらもマイナーだな?)
Annett Louisan (アネット・ルイザン) →動画
まずはデビューアルバムから入り、気に入ったので最新アルバムを購入!
軽快なフレンチポップ風、アコースティックで静かなアレンジ、個性的でキュートな歌声。 良いです
「ドイツのリサ」は伊達ではありません(笑 リサのほうが上手いと思うけれど)
ボーナスCD付き、まるで写真集のような豪華BOX! ドイツではアイドル歌手なのかな??
<追記>
もうひとつ特筆すべきは、リサのCD同等かそれ以上の音質の良さ!
あまりリヴァーブをかけていないのでストレートに歌声が届く。 各楽器パートもクリアに録れ、歪ませず、音量バランスも自然。
なぜJ?POPではこういう音を作れないのだろうか...