オーディオ 2009〜2010
2011年02月03日
2010年12月20日
2010年10月20日
2010年08月05日
2010年06月15日
2010年06月14日
以前からこのブログを見て下さっているという方から、突然メッセージが届いた。
スピーカーづくりが趣味で最近開発したものをブログに載せているので見てほしいとのこと。
久々に、というかこれは初めての衝撃。
これはアートだ。 いやむしろ建築に近いか。

オープンバッフルかつホーン。
オール反射音の音場型。
フィクスドエッジの20cmダブルコーンフルレンジ。
主な素材は鉄板と鉄棒。
ネガとポジの美しすぎるフォルム。
最小のボリュームで最大のバッフル効果(到達距離差)を稼ぎ、それがホーンも兼ねている。
一部を真似しようと思うと結局このカタチになってしまいそうな、
自由でありながら理論的裏付けを感じさせる造形。
世界中のスピーカーが古臭い教科書に縛られた退屈なものに思えてくる。
写真のイメージでは750w×750d×900hくらいに感じたが、実はその半分のサイズだった。
この勘違いは「オープンバッフルは大きくないと実用にならない」という僕の先入観からだろう。
反射で中高域を減衰させ、V字型バッフルのホーン効果と背面の壁効果で、ある程度までいくのかもしれない。
いや周波数特性などはどうでもよいスピーカーか。
普通のスピーカーとは違う、軽快で速い音が空間に放たれる様子がイメージできる。

在京の方、ぜひ聴いて感想を教えてください(笑
好評なので販売も始められたとのこと、この造りでペア128,000円というのはバーゲンプライス。
いやー、これは創作意欲をかきたてる! それとも素直に買うべきか???
スピーカーづくりが趣味で最近開発したものをブログに載せているので見てほしいとのこと。
久々に、というかこれは初めての衝撃。
これはアートだ。 いやむしろ建築に近いか。

オープンバッフルかつホーン。
オール反射音の音場型。
フィクスドエッジの20cmダブルコーンフルレンジ。
主な素材は鉄板と鉄棒。
ネガとポジの美しすぎるフォルム。
最小のボリュームで最大のバッフル効果(到達距離差)を稼ぎ、それがホーンも兼ねている。
一部を真似しようと思うと結局このカタチになってしまいそうな、
自由でありながら理論的裏付けを感じさせる造形。
世界中のスピーカーが古臭い教科書に縛られた退屈なものに思えてくる。
写真のイメージでは750w×750d×900hくらいに感じたが、実はその半分のサイズだった。
この勘違いは「オープンバッフルは大きくないと実用にならない」という僕の先入観からだろう。
反射で中高域を減衰させ、V字型バッフルのホーン効果と背面の壁効果で、ある程度までいくのかもしれない。
いや周波数特性などはどうでもよいスピーカーか。
普通のスピーカーとは違う、軽快で速い音が空間に放たれる様子がイメージできる。

在京の方、ぜひ聴いて感想を教えてください(笑
好評なので販売も始められたとのこと、この造りでペア128,000円というのはバーゲンプライス。
いやー、これは創作意欲をかきたてる! それとも素直に買うべきか???
robertohouse│コメント(14)
2010年06月06日
土曜深夜に思い立って、放ったらかしの貰い物スピーカーをいじり始めた。

70年代のSONY製3wayスピーカー。
美しく頑丈な重量級エンクロージャー。 ユニットも結構お金が掛かっているしエッジやコーンに劣化は感じられない。
密閉型で低域は伸びておりツイーターも歪感がなくポテンシャルは感じるのだが、どうも暗くて冴えない音。
原因はネットワークではないか?
実は初代は6dB/octだったのにこのPartⅡ型は12dB/octに変更されている →
これは改悪だったのでは?
素子も劣化しているだろう。 特に電解コンデンサは容量抜けしているのでは。
ソフトでシミュレーションしつつオリジナルと比較試聴を繰り返し、すべて6dB/octに組み直したら朝になってしまった...
これは個人的な経験値でしかないのだが、12dB/octはウーハーのピークがかえって目立ちやすかったり、低域がなまるような気がしている。
試しにウーハーの並列Cを取り払って聴いてみるとと、中域まで素直な特性。 これなら6dBのほうが良い。
ツイーターもコンデンサ1個のほうが好みだ。
肝のミッドレンジもテストしてみると耐入力は十分あり、6dBでいける。 試聴の結果、ミッドのみ逆相接続。
フィルタにはTRITECのフィルムコンを奢ってみた。 ネットワークパーツは売るほどストックされているw
ついでに貧弱なターミナルと一部のケーブルも交換。
こうして900Hz、6000Hz 6dB/octの3wayネットワークが完成!
音は激変!!
中高域のキレが格段に増し、定位が締り、低域の弾みも改善されたような気がする。
密閉型の低域は素直で良いな~♪ (アンプに力がないとダメだけど)
うーん、メインシステムよりいい音かも....

70年代のSONY製3wayスピーカー。
美しく頑丈な重量級エンクロージャー。 ユニットも結構お金が掛かっているしエッジやコーンに劣化は感じられない。
密閉型で低域は伸びておりツイーターも歪感がなくポテンシャルは感じるのだが、どうも暗くて冴えない音。

実は初代は6dB/octだったのにこのPartⅡ型は12dB/octに変更されている →
これは改悪だったのでは?
素子も劣化しているだろう。 特に電解コンデンサは容量抜けしているのでは。
ソフトでシミュレーションしつつオリジナルと比較試聴を繰り返し、すべて6dB/octに組み直したら朝になってしまった...
これは個人的な経験値でしかないのだが、12dB/octはウーハーのピークがかえって目立ちやすかったり、低域がなまるような気がしている。
試しにウーハーの並列Cを取り払って聴いてみるとと、中域まで素直な特性。 これなら6dBのほうが良い。
ツイーターもコンデンサ1個のほうが好みだ。
肝のミッドレンジもテストしてみると耐入力は十分あり、6dBでいける。 試聴の結果、ミッドのみ逆相接続。
フィルタにはTRITECのフィルムコンを奢ってみた。 ネットワークパーツは売るほどストックされているw
ついでに貧弱なターミナルと一部のケーブルも交換。
こうして900Hz、6000Hz 6dB/octの3wayネットワークが完成!
音は激変!!
中高域のキレが格段に増し、定位が締り、低域の弾みも改善されたような気がする。
密閉型の低域は素直で良いな~♪ (アンプに力がないとダメだけど)
うーん、メインシステムよりいい音かも....
robertohouse│コメント(12)
2010年05月25日
純正のポンコツカーオーディオを交換完了。
スピーカーやアンプが変わって音はもちろん激変したけれど、それ以上に嬉しいのはUSB端子!

デッキ本体は1万円台で変える廉価版だが、ipodはもちろん、USBフラッシュメモリを差して非圧縮WAVデータが読める。
パソコンでのフォルダ管理がそのまま生かせて、タイトルが日本語表記され、簡単に検索できる。
うちのHDDには数千曲の非圧縮WAVデータがあり、32GBのフラッシュメモリにCDが60枚は入る。
使い勝手はCDの比ではないし、振動の多い車内では音質的にも有利なのでは?
家庭でもCDはあまり使わなくなってしまったが、クルマではゼロになりそう...
スピーカーやアンプが変わって音はもちろん激変したけれど、それ以上に嬉しいのはUSB端子!

デッキ本体は1万円台で変える廉価版だが、ipodはもちろん、USBフラッシュメモリを差して非圧縮WAVデータが読める。
パソコンでのフォルダ管理がそのまま生かせて、タイトルが日本語表記され、簡単に検索できる。
うちのHDDには数千曲の非圧縮WAVデータがあり、32GBのフラッシュメモリにCDが60枚は入る。
使い勝手はCDの比ではないし、振動の多い車内では音質的にも有利なのでは?
家庭でもCDはあまり使わなくなってしまったが、クルマではゼロになりそう...
robertohouse│コメント(19)
2010年05月19日
デリカスペースギアの交換スピーカーが到着♪
クルマへのインストール作業には全く興味がないけれど、とりあえず鳴らしてみたくなるのはオーディオマニアの性で...

アトリエのアンプにウーハーを接続。 スピーカーユニットは裸で直結してパワーを入れ、至近距離で聴くと素性がわかりやすい。
低域が気持ち良く弾む。 ストロークが大きく、パワーも入りそう。
ただしスルー接続では高域に耳障りな音が出る。 エージングの問題だけではなさそう。
2wayの車載SPのクロスオーバーは一般的に6~10kHzと高めで、ウーハーはフルレンジ的な設計になっている。
でもパイオニア(カロッツエリア)は2.2kHzクロス! ホームオーディオの2wayブックシェルフ並みの低い設定で、選定の決め手となった。
ドア足下のウーハーではなく、眼前に設置できるツイーターから多くの帯域を再生できるのがポイントで、ウーハーも低域再生を重視した設計と思われる。
付属のネットワークのキャパシタ値から計算すると、クロスは2.2kHzあたりで、交差点をかなり凹ませた設定になっている。
ユニットのインピーダンス特性を畳み込んだシンプルな12dB/oct。
低いクロスを実現するため、ツイーターは3cmという大口径ハードドーム。
大きなドームに対して小さな筐体! ネオジウムマグネットでなければ実現不可能なサイズだろう。
これもメインスピーカーの上に接続してみた。
能率は高く、30cmフルレンジにもちゃんとつながる。 純正ネットワークではアッテネータでかなり落としているようだ。
音は思ったよりメタリックではなく、爽やかでよく伸びている感じ。
とても小さいので、工夫して同軸マウントしたら面白いかも?
ともあれカーオーディオ用のSPユニットをホームに使う手はありそうだ。
価格はホーム以上にピンキリだが、国産中級機種はリーズナブルで競争が激しく、激安店なら30~35%offで手に入る。
車載ウーハーは超小型エンクロージャーが想定されているので、自作派には面白い存在だ。
4発くらい並べてB&Oみたいな洒落た薄型ラインアレイなんてどうだろう?
クルマへのインストール作業には全く興味がないけれど、とりあえず鳴らしてみたくなるのはオーディオマニアの性で...

アトリエのアンプにウーハーを接続。 スピーカーユニットは裸で直結してパワーを入れ、至近距離で聴くと素性がわかりやすい。
低域が気持ち良く弾む。 ストロークが大きく、パワーも入りそう。
ただしスルー接続では高域に耳障りな音が出る。 エージングの問題だけではなさそう。

でもパイオニア(カロッツエリア)は2.2kHzクロス! ホームオーディオの2wayブックシェルフ並みの低い設定で、選定の決め手となった。
ドア足下のウーハーではなく、眼前に設置できるツイーターから多くの帯域を再生できるのがポイントで、ウーハーも低域再生を重視した設計と思われる。
付属のネットワークのキャパシタ値から計算すると、クロスは2.2kHzあたりで、交差点をかなり凹ませた設定になっている。
ユニットのインピーダンス特性を畳み込んだシンプルな12dB/oct。
低いクロスを実現するため、ツイーターは3cmという大口径ハードドーム。
大きなドームに対して小さな筐体! ネオジウムマグネットでなければ実現不可能なサイズだろう。


能率は高く、30cmフルレンジにもちゃんとつながる。 純正ネットワークではアッテネータでかなり落としているようだ。
音は思ったよりメタリックではなく、爽やかでよく伸びている感じ。
とても小さいので、工夫して同軸マウントしたら面白いかも?
ともあれカーオーディオ用のSPユニットをホームに使う手はありそうだ。
価格はホーム以上にピンキリだが、国産中級機種はリーズナブルで競争が激しく、激安店なら30~35%offで手に入る。
車載ウーハーは超小型エンクロージャーが想定されているので、自作派には面白い存在だ。
4発くらい並べてB&Oみたいな洒落た薄型ラインアレイなんてどうだろう?
robertohouse│コメント(2)
2010年05月07日
カーオーディオについてはほとんど知識がないので少し調べ始めた。
クルマのスピーカーはたいていフロント×2、リア×2の4chとなっている。
でも音楽は2chステレオ再生なのだから、フロント2chだけのほうがベターではないかと思う。
同位相・同帯域の信号を離れた場所から出すというのは、ホームオーディオでは考えられない。
僕のデリカSGに至っては、フロントだけでダッシュボードに2個、ドアに2個、計4個のフルレンジスピーカーが付いている。
これはまったく理由がわからないし、ユニットの質もあって音は最悪。
リアスピーカーの存在はハイファイではなく、PA的な考え方では? つまり後席の音圧不足を補助するスピーカー。
わずか2mの距離で補助スピーカーが必要なのは、ホームオーディオに比べてS/N比が桁違いに悪いからではないか。
うちの場合、後席で音質や音量が欲しい人はいないから、リアは不要?
4chとも交換するか、フロント2chに集中投資すべきか、悩ましい(^^)
robertohouse│コメント(11)
2010年04月30日
GW前のノルマはなんとか完了!
昨日のNHK-FMは一日中懐メロがかかっていて、「ラジオ深夜便」の雪村いづみ特集も素晴らしかった。
懐メロといっても僕にとっては新鮮そのもの。 ジャズやシャンソン、カンツォーネがポピュラーだった時代、日本歌謡曲の質は高かったのだ。
今朝の情報番組では坂本冬美さんがゲスト出演。 演歌ではない曲が今ヒット中。
この人は歌手として凄い。 歌唱力、表現力は日本一じゃないか?
演歌は苦手だけど、名曲もたくさんある。
「氷雨」「津軽海峡冬景色」「襟裳岬」とかテレサ・テンの曲なんかは演歌ぽくなくて?好き。
演歌歌手の凄いところは、テレビの生放送でもCD録音と同じパフォーマンスを常に再現できること。 練習量が半端ではないのだろう。
浜崎あゆみなんて生ではボロボロだもんなあ...
昨日のNHK-FMは一日中懐メロがかかっていて、「ラジオ深夜便」の雪村いづみ特集も素晴らしかった。
懐メロといっても僕にとっては新鮮そのもの。 ジャズやシャンソン、カンツォーネがポピュラーだった時代、日本歌謡曲の質は高かったのだ。
今朝の情報番組では坂本冬美さんがゲスト出演。 演歌ではない曲が今ヒット中。
この人は歌手として凄い。 歌唱力、表現力は日本一じゃないか?
演歌は苦手だけど、名曲もたくさんある。
「氷雨」「津軽海峡冬景色」「襟裳岬」とかテレサ・テンの曲なんかは演歌ぽくなくて?好き。
演歌歌手の凄いところは、テレビの生放送でもCD録音と同じパフォーマンスを常に再現できること。 練習量が半端ではないのだろう。
浜崎あゆみなんて生ではボロボロだもんなあ...
robertohouse│コメント(0)
2010年04月29日
2010年04月12日
2010年03月05日
スピーカーからキュイーンという雑音が時々出てくるようになった。
ボリュームに影響されないのでパワーアンプが原因。
ミズナガさんに相談すると真空管が怪しいとのこと、左右入替え試験をして不良球を突き止め、交換球を発注した。
製作頂いてから丸2年、毎日8時間としても6000時間くらいになるから、そろそろ寿命がきてもおかしくはない。

このアンプは1960年代のアルテックの業務用パラレルプッシュプルを範としている。
オーソドックスな回路、完全ディスクリートで、部品も特別なものはない。
デバイスが簡単に交換可能であることは真空管アンプの大きなメリットだ。
これ以上古くなることはないので、パーツも趣味用として細々と生き残るだろう。
たぶん僕が生きている間は保守が可能だと思う。

うーん、美しい!(>_<)!
ボリュームに影響されないのでパワーアンプが原因。
ミズナガさんに相談すると真空管が怪しいとのこと、左右入替え試験をして不良球を突き止め、交換球を発注した。
製作頂いてから丸2年、毎日8時間としても6000時間くらいになるから、そろそろ寿命がきてもおかしくはない。

このアンプは1960年代のアルテックの業務用パラレルプッシュプルを範としている。
オーソドックスな回路、完全ディスクリートで、部品も特別なものはない。
デバイスが簡単に交換可能であることは真空管アンプの大きなメリットだ。
これ以上古くなることはないので、パーツも趣味用として細々と生き残るだろう。
たぶん僕が生きている間は保守が可能だと思う。

うーん、美しい!(>_<)!
robertohouse│コメント(13)