真空管ラヂオ

2007年05月10日

別に不具合はないのですが、気に入っている自作AMトランスミッタを長く使うためにスペア真空管を購入。

同じ12SA7だけど、こちらはノイズに強いと言われるメタル管!
アメリカのGE製ですが値段は激安の500円! 送料がもったいないので2本買いました。

これでずっと使える!

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音の変化?わかりません(-_-;) でもカッコイイでしょ?

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噂の?超小型USB?DACからAMトランスミッタに直結し、省エネ・レトロシステムの完成! メインのオーディオシステムとは切り離し、ラジオとトランスミッタ、そしてパソコンの電源を入れるだけ! 
(直接つながないのがミソ! こんな熱くて落ち着ける音は「AM電波」ならばこそ!自己満足?いーんです!わかる人にはわかります(-_-))

お気に入りのナショナル真空管ラジオを打ち合わせコーナーに設置したら早速お客さんが反応!


「これ、ラジオ番組ですか?」
「実は、音源はインターネットで、PCから送信機へ、そして真空管ラジオへ電波を飛ばしているのです」

「超」得意気なRoberto笑い  番組はもちろんKPLU!  


インターネットと真空管レトロラヂヲの見事な融合!
これぞ大人のオーディオ?!?  まるで子供ですね...

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2007年05月06日

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ちょっと風邪気味なのでBRIDLERの能登島ロングライドもキャンセル...GW後半はのんびり過ごしている。

真空管AMトランスミッタに、電源ONを表示するLED(発行ダイオード)を付けた。

ただそれだけなんだが、LEDの接続方法をようやく学べたことが嬉しい。

LEDに極性があること、ダイオードで直流にすること、抵抗を入れて電流を調整すること...こんな初歩的なことを初めて学んだのだ。

自作スピーカーが大好きな僕も、真空管アンプの製作はあまりにも遠大な仕事に思えていた。 まともな測定器もなく、所詮は素人の音しか出せない、愛用しているミズナガアンプのようなものは作れっこない...こんなものに多大な労力と時間をかけられるだろうかと...

しかし不思議なことに、視点を「ラジオ」方面に変えてみると、ぐっと気楽なものに思えてきたのだ。
部品点数が少なく動作もシンプルなラジオは、Hi?Fiにこだわらなくても楽しめる。  
ラジオ関連の教材は少年向けでもあるせいか、とてもわかりやすく書かれていることも大きい。 アンプ解説書を読んでもさっぱりわからなかった真空管増幅の仕組みが、ラジオの本を読んで初めて理解できた。


さて、こんな僕が壮大すぎる計画を立ててしまった。

「真空管AMレシーバー」

・ミニワット真空管アンプ付き
・ステレオ外部入力付き
・ラジオ受信部は、最もシンプルな「ゲルマニウム検波」&「2極管検波」切り替え式
・たぶんスピーカー付き?

製作開始に向けて電子部品は揃いつつあるが、回路はまだ決定していない(爆)

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2007年04月25日

音楽再生ソフトはいろいろあるけど、やはりitunesの便利さ、楽しさにはかなわないだろう。

ipodを使っている人はご存知でしょうが、検索、分類が超カンタンで、まったくストレスがない!

↓のように、アルバムジャケットをweb取得できるのも楽しい音符
取り込みはワンタッチで、自動化されている。 画像が登録されていないCDもあるが、僕のライブラリーでは1?2割というところだ。

wavで保存して良いDACを使って再生すればCDに負けないし(古いCDプレーヤーには勝てる)、数万円で買えるコンパクトな大容量HDDで数百枚以上のCDを保存でき、場所もとらない。(パッケージは納戸にでもしまっておけばよい)

メインシステムに導入するのはアレルギーのあるオーディオマニアも多いようだが、PCオーディオを活用しない手はないと思う。
LANを使用する場合、PCの状態によってたまに音が途切れることがあるのが唯一の欠点か。

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中島みゆきは、AMラジオに限る(笑) AMトランスミッタの芸当!

ああ懐かしのオールナイトニッポン!

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お気に入りのナショナルラジオは、 「トランスレスラジオ」だ。

正直、トランスのない機器があるということに驚いた。
この時代のラジオは、トランス無しでAC100vでそのまま動くように設計されているものが多いのだ。

B電源は90?100v、ヒーター電源は5?6球直列にして合計100vになるように組み合わされている。

なんという合理化!なんという清貧の思想!これは素敵だ!

しかし、トランスがないということは、AC電源にシャーシアースが直結されていることを意味する。(僕のラジオは一応コンデンサで浮かせてあるようだが)
トランスは電圧変換と同時に、絶縁という大切な役割を持っているのだ。
このままでは外部機器をつないだり、修理したりするときに感電や漏電の危険性があるらしい。

そこで、100v→100vに変換?する絶縁機能だけをもったトランスユニットを製作した。 
→参考にさせて頂いたHP

製作といっても30VAのトランスにプラグとランプ、ヒューズを配線するだけで、わずか1時間で完成!

これでどんなラジオもどんと来い!である。

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2007年04月24日

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ナショナルラジオのコンデンサを交換した。
現状で特に問題はなかったのだが、古いペーパーコンデンサはいずれ容量が抜けてしまい、真空管などをダメにしてしまうなど重大な故障につながるそうだ。

ほとんど全てを新品のセラミックコンデンサ、フィルムコンデンサに交換したが部品代は数百円。これで安心して使い続けられる。
音は特に変わった感じはない。HIFIオーディオとは違ってアバウトなところが良い。


完成したAMトランスミッタは快調だ!
どんなソースも自然なナロウなAMの音になってしまう快感!
特にジャズのLPレコードが良い。 スクラッチ音がAM変調で丸みを帯び、なんともいえないレトロな雰囲気はまるでSPレコード!(聴いたこと無いけど)
当たり前だが「オーディオ」を意識させないので、仕事中のBGMにはこちらがメインになってしまった。 合計40w以下だから省エネにもなる...

もうひとつ、裏技を見つけた。

FM放送をAMラジオで聴く喜び...バカですね落ち込み

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2007年04月23日

真空管式AMトランスミッタ(中波送信機)完成!!!

一発成功!ちゃんと音が出ました!



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信号経路は...

LAN-HDDに貯めた音楽データ
LANルータ
ノートPC
USB-DACプリアンプ
AMトランスミッタ
→→→→→空中を飛ぶAM電波!
→→→→→
真空管ラジオ
びっくり 

HI?FIデジタルソースが回りまわって、ナショナル真空管ラジオからレトロで暖かい音になって流れ出る!!!なんというまわりくどい壮大な音絵巻!

隣で「バカじゃないの」と小さく冷たい一言...ほっとけ!


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とにかく感動!アンプを作ったこともないのに一発成功!嬉しい!

チューニングダイヤルを回すと1400?1500kHz前後でキュイーンと同調する!
同調を微妙にずらすとノイズは増えるが高音が伸びたり、まさにラジオ!

ポータブルラジカセでもしっかり受信できた!
アンテナ線の長さで受信範囲はかなり変わり、同調周波数も変わる。アンテナ線50cmでは数mまでしか受信できず、2mくらいの線をつなぐと室内はクリアに受信でき、アトリエの外へ出ると急に弱くなり、敷地外では混信が強くほとんど受信できない。これなら電波法も問題ないだろう。

音質も、ちゃんとAMラジオの音になっている...レンジは狭いが必要十分な帯域でメリハリある中域! 同じラジオでもライン入力にCDをつなぐ音とはまったく違う...イコライジングでは作れない音! 特に古いジャズは最高!

中島みゆきのCDをかけると「オールナイトニッポン」の世界...うっとり落ち込み

こうなると、アンティークラジオがもう1台欲しい...

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この時代のラヂオが欲しい?音符


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これも素敵音符

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2007年04月22日

このキットはカマボコ板の上に組むようになっている。

でもせっかくだからと思い、家にあったジャンクのアルミシャーシに組むことにした。

真空管の穴を空けるためにリーマーを購入したが、これが2千円もする!
まあ今後も使えるからいいか...

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いざ配線開始! 金属シャーシだから配線方法も説明書どおりではダメなので、ちょっとアレンジしなくてはならない。

なんとキットにはスイッチもヒューズも付いてない!よってこれを追加。
念のため(電波の飛びすぎ防止)、入力ボリュームも追加。
アメリカ製なので電圧は117v対応で、2次側は125vとなっており、日本の100v電源ではB電圧が定格より低くなるが、元々アバウトなものなので大丈夫だろう...

さて、うまく鳴ってくれるだろうか?

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2007年04月21日

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仕事で徹夜明け...仮眠して眠い目こすってアトリエに戻ったらアメリカからオモチャが届いていた!

通販で注文していた、 
真空管式AMトランスミッタ(中波送信機) のキット!

CDやFM、LP、PCオーディオの音を、AM変調して電波を飛ばし、室内に置かれたAMラジオで受信して聴くという、世にもまわりくどい、ムダな壮大な計画。


一体何の意味があるのか?


ふっふっふ...(-_-)


真空管ラジオから出るAM変調された、厚く豊かで張りのある音には、どこかホッとさせる独特の魅力があります。
安価な出物を見つける楽しさ、レトロだけど美しいデザイン、自分でレストアできそうな内部構造など、HIFIオーディオとは全く異なる魅力なのです。

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しかし、いずれAMラジオ放送は廃止され、デジタルラジオになるでしょう。
そうなればアンティークラジオは、ただの置物になってしまう....


もうおわかりでしょう...

そう、そんなラジオたちを蘇らせるタイムマシンが、AMトランスミッタなのです!


ピックアップ入力が付いたラジオなら、CDなどをつないで聴くことはできるのですが....ちょっと音に違和感があるのです。 AM放送のような力強い張りのある音にはなりません...itunesのイコライザで帯域圧縮するとかなり良い感じになりますが...おそらく、ソースがHIFIすぎてはいけないのです。

やはり、AM変調された、帯域の圧縮された音が良いはず!それも真空管!

これは家庭内放送局ですね...あらゆる音源をプリアンプのRECOUTから取り出し、いずれはコンプレッサやイコライザを入れて「NHKラジオ第一放送」のような音作りをしたい...

これが成功すれば、ラジオも自作したくなる...
アトリエに何台か置いて、レトロ・サラウンド(爆)

実はこのキット(日本円で5000円以下)と同時に、オリジナル送信機をもう1台作るべく部品を買いあさっています。

いざ、キットvs自作 びっくり


アンプさえ作ったことはないのですが、果たしてうまくいくでしょうか?

回路図は下記のとおり。簡単そうです、よね?




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2007年04月13日

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オークションで落札したボロラジオを分解し、汚いキャビネットは不燃ゴミ行き。
回路部分とスピーカーを取り出し、掃除した。

残念ながらスピーカーはエッジが破れていた。
コーンは大丈夫なので、エッジレススピーカーの実験台にしよう。
どうせならフレームもカットして、ダンパーだけで支える構造にする。
見た目も面白いし、音も反応がよくなると思う。
AMラジオの帯域なら十分使えるはずだ。

本体は、そのうちコンデンサを交換してキャビネットを製作しようと思う。
ラジオ回路の勉強にももってこいの教材だ。
トランスレスラジオなので、絶縁トランスを入れないと感電が怖いけど。

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古いナショナルラジオが、ものすごく気に入っている音符

高度成長期の明るい時代を感じさせる美しいデザイン。
BGMには十分といえる、張りのある明瞭な音。

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あまりに惚れこんでしまい、長く使いたいと思うので、ついに兄弟がやってきた笑顔

オークションで2100円。

かなり汚いし、キャビネットが割れており裏板もないが、ちゃんと音が出る。
マジックアイはほとんど光らない。パイロットランプはむしろこいつのほうが明るい。 感度は良好!
真空管もボケていないから、納屋にでも死蔵されて埃にまみれていたのだろうか?

貴重な真空管やIFT、2連バリコンのスペアとして考えても十分安い。
張りのある音の原因はフィックスドエッジで大きなアルニコマグネットのスピーカーだと思うので、ユニットだけを使ってもよい。 2個あるからステレオスピーカーが作れる。

消耗パーツを交換し、絶縁トランスを入れ、木製キャビネット自作して、オリジナル5球スーパーラジオをつくってみるのもよさそうだ。

とりあえず場所もないので、キャビネットは捨てて内部だけを保管しようと思う。
それにしても、のみの市で出会ったこのラジオが、とても良いコンディションだったことが、よくわかった。

当時にタイムスリップしたかのような美しい水色に、惚れ惚れしてしまう。

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2007年04月05日

このラジオには、マジックアイという一世を風靡した真空管式同調表示機能がある (僕も、にわか勉強で知った...)

チューニングして正確に同調すると真空管頂部の緑色蛍光部分の扇形の角度がビューンと変わる!
その動きがなんとも、う、美しい....今の機械にこんな幻想的な光があるだろうか?

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なんだか、松本零士を思い出す...次々と発見される新たな魅力...

マジックアイ用真空管(これは12ZE8)は古くなると光らなくなり、近年ほとんど手に入らなくなって高騰していて、3?4000円以上するという!

このラジオは外観がものすごくきれいなのに6000円だから、かなりお買い得かも...機能はノーチェックだから運が良かった...
それでも、ボロ市で買うには勇気のいる値段だったけれど。

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いつか真空管アンプを作ってみたいと思っているのだが、それよりも

ラジオをつくりたくなった。

そう、ナショナルラジオの心温まる音に惚れこんでしまったからだ...

僕はラジオの原理はよく知らない(-_-;)
たぶん僕より前の世代では、子供の頃にラジオを作ったことのある人がたくさんいるだろう。
いまでもそういう子供はいるのだろうか?


Robertoのラジオ計画はこうだ。

まずは送信機(トランスミッタ)を手に入れ(キットや市販品があるかどうか?)
     
アトリエ内限定の放送局をつくる!
     
CDもネットラジオもHDDもレコードも、AM電波に乗せてアトリエ中に飛ばす!
     
ボロ市やオークションで気に入ったアンティークラジオを買い、複数同時に鳴らす(レトロ・サラウンド!)
     
真空管ラジオキットをつくる!
     
ヴィンテージユニットでモノラルスピーカーをつくる!
ラジオはド素人だけどスピーカーにはこだわって、古い20cmユニットを使いたい!
     
50年代にタイムスリップ!


仕事のピークも超えて少し時間もできたし、大人の自由時間ってやつですか?

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ナショナルラジオを中心としたデスクトップ・サブシステムが完成!

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真空管アンプBBSの皆様に助けられて、ハムも解決!
背面の「PU」端子につなぐのだが、このラジオはフローティングアース回路だから、シャーシではなくフロートされたアースラインにコールド側をつなげば良いのだ。


そこでひらめいた電球

BGM用にメインシステムに入れていたUSBオーディオプロセッサをラジオのフォノ端子に接続し、プロセッサにはライン入力もあるのでここへポータブルCDを接続。

ラジオとプロセッサのセレクターを使ってAM、短波、CD、PCオーディオと4種のソース切り替えが可能だ!

特にPCオーディオが良い!
itunesのイコライザであえて125Hz?4kHzのナロウレンジにした「AMラジオモード」を作成。 

HDDにはCD100枚くらいの音楽データが入っているし、インターネットラジオも聴ける。
ボロ市で買ったレトロラジオが、コンパクトでおしゃれなジュークボックスになった!

昭和と平成、真空管とハイテクの融合!?

メインシステムとまるっきり異なる音作りが楽しい音符
思いのほか中域が充実したナショナルラジオは、音楽の大切な部分だけを抽出してくれるかのようだ。

エラ&ルイとかアートブレーキー、ビルエバンスを聴くと...

見事にタイムスリップできる...そして最新のJAZZでも50年代風に聴ける(笑)
少なくとも今どきのミニコンポでは絶対にこんな気分にはなれない。


う?ん、良い...久々の大ヒットびっくり

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2007年04月04日

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このレトロなラジオにはフォノ端子がある。
正確には、PU(ピックアップ)端子というものだ。

真空管アンプBBSで皆様に教えていただいたのだが、昔のピックアップ(レコードプレーヤー)は出力が2vもあって、MMやMCとは全く違うものだそうだ。

そしてトランスレスラジオはコンセントの極性を間違えると感電の危険もあり、外部機器をつなぐのは危険もあるとのこと。

しかしせっかくだからCDなどをつないでみたい。

まずはテスターを手にしてコンセント極性を合わせた。

そしてフォノのプラス側からRCA端子のホット側、シャーシアースから絶縁コンデンサを介してRCA端子コールドに接続、ポータブルCDをつないでみた。
(ステレオL/Rを抵抗を介してモノラルにまとめた)

CDの音が出た!

なんか感動した...

でもCDをつなぐとハム(ブーンという雑音)が大きい。ラジオではハムは無いのだが...原因はよくわからない。

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ハムさえなければ、小音量なら聴ける音だ。
低音も高音も出ないしHIFIではあり得ないが、中域にはメリハリがある。
CDなのに、懐かしいラジオの音になるのが面白い。
しかしAMラジオのほうが良い音に聴こえる。やはり帯域バランスがラジオ向けなのだろう。

このラジオ、とても楽しい。
夜には海外の短波ラジオがかなり聴ける。
北のほうから、国家元首を褒め称える日本語放送も流れてきた。

安全のため、絶縁トランスを手に入れたい。 ハムも消えるかも?

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2007年04月03日

のみの市で一目惚れした真空管ラジオ。

電源が入らない原因はやはりヒューズだった。
試しに直結したら音が出たので、1Aのヒューズを買ってきた。
ボロボロになっているコード数本も交換したのでこれで安心。

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出てきた音は、意外なくらい良い。 もちろん、AMラジオ以外の何ものでもないのだが...(短波も聴ける)
一般的なレトロな音、というイメージとは少し違う。中域にとても張りのある、明瞭な音。 人の声など、昔使っていたラジカセより間違いなく良い音だ。

分解してみたらスピーカーユニットは新品のようなコンディションで、薄くてパンと張ったフィックスドエッジ。マグネットはもちろんアルニコで、結構大きい。インピーダンスはなんと3Ωで、しかも並列接続だから1.5Ωびっくり

出力は最大2Wということだが、かなりの大音量が出せるところをみると能率はかなり高そうだ。

やはりAMラジオだけではもったいない。

なんとかライン入力を取り付けて、デスクトップPCオーディオ用アンプ&スピーカーにしたい...

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高校生の頃に毎晩聴いていた「オールナイトニッポン」を思い出した。
中島みゆき、谷山浩子、小泉今日子、爆風スランプ、とんねるず、サザン...
久しぶりのAMの音を聴いて思い出す...つい最近のような気もするが、もう20年も昔の話だ。

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2007年04月01日

神社の「のみの市」で一目惚れしたナショナルの真空管ラジオ。

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なんともいえない、きれいな水色のおしゃれなプラスティックボディ。
ツマミや表示針までコーディネイトされているのがたまらない。
いかにもレトロなアンティーク木製ラジオとは違った、高度成長期のジャパニーズデザインの質を感じ取ることができる。

12cmくらいのアルニコスピーカーがふたつあるけどモノラルらしい。
真空管は小さいのが5本、そして巨大なのが1本。 同調装置はもちろんアナログのバリコン式だ。
セレクターはAM、短波、そしてフォノ(モノラル)もあるから古いレコードプレーヤをつなげば楽しい。 トーンが3段階あるのも良い。

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さっそく電源をつないだが、「ちゃんと鳴ります」と言われて買ったのに、電源が入らない!

どこか断線しているか、ヒューズが飛んでいるのか...
真空管やコンデンサなどのパーツはとてもきれいだが、コード類はかなり劣化しているようだ。

まあ半分は予測していたからショックはない。 じっくり直して遊ぶとしよう音符

外観デザインを買ったのだから、中身の価値はゼロ円でも良いくらいだ。
最悪でもスイッチやボリューム、トーン、スピーカーは生かせるだろうし、別のアンプを入れてRCA入力を付ければCDやPCもつなげる電蓄になる。 真空管回路の初心者教材にはちょうど良さそうだ...


<後日談>
やはりヒューズが飛んでました...試しに直結したらちゃんと音が出ました! 後日詳細を報告予定。


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