雑記
2024年03月13日
大炎上したスクールフォト業界で勤めてたんだが、もう学校写真のカメラマンは限界かもしれない
おそろしく精緻な内容と読みやすい文章。写真業界に一石を投じる超一級のジャーナリズム。この人、何者?(^^;
あの炎上は自分も観察していたが、これを読むと(当人に浅はかなところはあったにせよ)業界の構造的な問題なのだろうと思った。
そして、似たような構造で疲弊している業界は少なくないのではないか。そう、建築業界も...
robertohouse│コメント(0)
2024年03月09日
2024年01月10日
2024年01月04日
元旦は関東にいてニュースに震えていた。戻ってみると富山県内の被害は限定的のようだが、何十回も訪れた、大好きな能登が心配でならない。現時点ではとにかく情報が少ない。
能登半島は険しい地形に陸の孤島のような小さな街や集落が点在している。インフラが止まり発信も報道もできず、貧弱な道路が土砂崩れや陥没で寸断され、港湾は津波と隆起の被害を受け、消防や自衛隊も近付けていないのではないか。
独特の地形と大都市圏からの距離が、能登を宝物のような魅力的な場所にしていた。しかし災害時には救援が困難なだけでなく、復興へのインセンティブも不足する。都会の電源でもリゾートでもない「僻地」は関心を持たれず、大切にされない。
国や自治体が、民間の力を集める施策を含む可能な限りのリソースを能登に充てることを望む。そして今この瞬間に1人でも多くの人が救われることを祈るしかない。
robertohouse│コメント(0)
2023年12月18日
ニセコの外国化が話題になっているのでgooglemapで旅をしてみたのだが、想像をはるかに超えていた。
大小のホテル、コンドミニアム、レジデンスが何百棟と建ち並び、さらに続々と工事が始まっている。ここ数年で地価が数十倍になったのも頷ける。
各施設の予約サイトは英語で、クチコミの大半が外国人。開発は海外資本で、建築家も大半は外国人と思われる。
北米や欧州の都市部や高級リゾートにみられるデザインで、日本の建築雑誌でもさほど話題になっていない。
施設の従業員や建設作業の仕事は増えるかもしれないが(それすら外国人が大量に入ってきている)、ビジネスの多くが日本人を飛び越えて展開されているように見える。
これはインバウンド需要といって喜んでいい状況なのだろうか?
robertohouse│コメント(0)
2023年06月28日
googlemapで世界中の街並みを探索するのが大好きなのだが、久しぶりにウクライナを訪れたら画像の更新が進んでおり、特にマリウポリを見て衝撃を受けた。
軍の要塞になっていたアゾフスタリ製鉄所はもちろん、工場や鉄道施設、美術館やシアターのような文化施設、スポーツジム、ショッピングモール、学校や病院といった大型の建物のほとんどが酷く破壊されている。ただし中央にある教会は不自然なほど無傷に見える。
mapを見て感じたのは、商工業が栄え文化的インフラが整う、海と田園に囲まれた美しいコンパクトシティであったろういうことだ。働き口もあり、暮らしやすい、ちょうどいい規模の街だと想像できる。人口は富山市と同じくらいで、より都市計画的に集約されている。商業施設を見るとソビエト時代からの脱却も進んでいたと思われる。そこに暮らしていた人々はどうなったのか。なぜこんなことができるのか。21世紀の現代に人間がやったことなのか。こんなことが許されてよいはずがない。
robertohouse│コメント(0)
2023年04月10日
ハイエースを借りて長男の引越しをしてきました。
5年前の長女の時はガソリンだったけど今回はディーゼルターボ。ほぼ高速道路とはいえ13km/Lとは!(デリカスペースギアはどう頑張っても10km以下)
走りも良く、低速のトルクがあり坂道の加速力も十分。ぴかぴかの新車で脚回りもしっかりして快適!ファミリーユースでも人気があるのがわかる。
このブログを始めた頃にまだ生まれたばかりだった長男。小さい頃はよく虫捕りにいったのに今では部屋に虫が出れば逃げ回る始末。かわりに音楽やコンピューターの得意なカッコいい男子に育ちました。
もう友達がたくさんできて勉強もサークルも楽しく、自炊もしてる模様。まだ子供っぽいし寂しさもあるだろうけど、新天地でのワクワクが圧倒的に勝つはず!自分を大切にして頑張ってほしい!
こちらは夫婦2人きり(+1人娘の柴犬)になってしまったけど、自由も生まれてシンプルになる新生活を楽しもう(^^)
robertohouse│コメント(0)
2023年02月26日
2023年01月01日
2022年10月04日
2022年03月23日
2022年02月26日
KIEVは独ツァイスイコンContaxのコピーであり、ソ連が工作機械ごと接収して、キエフにあるアルセナール社で作られた。
このカメラはもう手元になく、レンズだけが残っている。概してボディの動作は不安定だが、レンズの写りは一級品でまさにゾナーのコピーだ。
中学生の頃に聴いて感動した「展覧会の絵」クライマックス曲であるキエフの大門。
ACミランで活躍した「ウクライナの矢」アンドリュー・シェフチェンコ。
さっと思い浮かぶのはそんなところだが、改めて歴史を調べると現状の重さがわかってくる。
古くは遊牧民の通り道として様々な民族に支配され、中世にキエフ公国として東欧最大の勢力を得るが、その後はロシアその他によって何度も分割、併合されてきた。
近代に入ってからはソ連との戦争と弾圧、独ソ戦では主戦場となってそれぞれ1千万人以上が命を落としたとも言われる。
民族、地政的にも欧州とロシアが重なり、貴重な海路である黒海に面し、肥沃な穀倉地帯でもあり、独立国家として安定し平和な時代は少なかった。
日本だって古墳時代から1500年以上も激しい内戦を続け、ようやく国家統一されたところで外国と戦争を繰り返した末に壊滅した。
しかしこうして70年間も平和に暮らせているのは、島国という地理と、占領軍がアメリカであったという運だけかもしれない。
国土を何度も蹂躙されてきた人々のことを想像することは難しい。ただ、人生で経験したことのない種類の恐怖は確実に感じている。
robertohouse│コメント(0)
2022年02月24日
首都で空襲警報鳴り響く、爆発捉えたとみられる写真も ウクライナ CNN
ついに戦争が始まってしまった。
西欧諸国が傍観すればウクライナは悲惨な状況になり、もしも深く関与すれば東西陣営の直接対決になるかもしれない。アフガンやイラクの戦争とはわけが違う。
ロシアは怖い。外国へ直接攻め込むことに躊躇しないという点で中国の比ではない。かつて日本と3度も戦った隣国でもある。
もしも欧州戦争になれば、アジアや日本に直接戦火が及ばなくても、中国の動向を含めて経済その他に大きな影響があるだろう。
人類がコロナウイルス関連で莫大なリソースを奪われている中で、戦争という破壊行為に耐えられるだろうか。
自分は戦争に関わることがない稀有な世代だと思っていたけれど、そうはいかないかもしれない。とても恐ろしく、残念だ。
robertohouse│コメント(0)
2022年02月02日
2021年07月09日
2020年07月23日
大学の多くがいまだに通学できずオンライン授業となっており、後期もこのまま継続しそうな状況。
学生がモチベーションを保つことは容易ではなく、特に一人暮らし新入学生の苦悩は察するに余りある。既に休学・退学者も出ているようだ。
学生がモチベーションを保つことは容易ではなく、特に一人暮らし新入学生の苦悩は察するに余りある。既に休学・退学者も出ているようだ。
小中高校は6月から授業を行っているのに、なぜ大学だけが?その理由を考えてみる。
・小中高校に比べてオンライン授業の環境とスキルが整っている
・大学は規模が大きく、入退出管理も十分でない
・大学生は行動範囲が広く、感染を拡大させる可能性が高い
・大学生はほぼ自立しており、学校で預からずとも父母の負担がない
・各大学の判断に任されており、世間の評判を気にして責任を回避する傾向にある
・授業の質/量が落ちても授業料は減額されないため、経営に影響がない
・授業の質/量が落ちても授業料は減額されないため、経営に影響がない
こんなところだろうか。
しかし一般企業や店舗は苦心して対策しながら営業している。大学だけが特別だろうか?
また大学には、できる限り対面授業を行うべき理由と使命もあるはずだ。
・小中高校以上に自習やオンラインでは習得が難しい専門的な知識、技能がある
・一人暮らしの学生も多く、オンライン化によって社会生活から断絶される
・学生(または保護者)は高額な授業料を支払い続けている
社会活動を再開するやいなや第2波が来るような状況で、感染拡大を防ぐ取り組みに文句を言うつもりはない。
ただ、授業を再開するための方策を真剣に考え、本気で社会的責任を全うしようとしているのかという疑問もある。
知識や技能を習得する以上に「学歴を売る・買う」場になっていることが根っこにあるような気もする。
各大学が及び腰になっているなら、国や自治体は若者の未来を守る責務と消費者保護の観点からガイドラインを示す必要がある。
大学生の長引く空白期間は、将来に渡って引き摺り、国益をも損なう大問題になると思えてならない。
robertohouse│コメント(0)
2020年05月12日
活動を自粛すれば感染は抑えられ、緩めればぶり返す。ワクチンや特効薬が開発されるまではその繰り返しになりそうだ。
どのような距離感をもってこの脅威と付き合っていくのか。社会的な許容ラインをどう確立するか。科学、政治、そして一人ひとりの意思の力が試されている。
robertohouse│コメント(0)
2020年04月10日
そろそろ第2フェーズに入った。これまで欧米諸国に比べればうまく抑えていたが、日本特有の3~4月大移動による拡大は予想されていた。経済はどのみち大打撃で、政治はより早く強く動くほうが傷口は浅いのではないか。いや、どうやっても長期戦になるのかもしれない。人の動きと接触が戻ればすぐにぶり返す状況。出かけない、集まらない、ひとりでいることでストレスを増す人も少なくない。自宅学習やテレワークも、生産性とメンタルを維持するのは簡単ではないはず。第二次世界大戦は終結に4年もかかった。多くの損失は免れないが、活動を単にあきらめるのではなく、環境に適応した新たな文化や生活様式が生まれ、輝かしい「コロナ後」の世界がやってくることをポジティブに考えたい。
robertohouse│コメント(0)
2020年04月02日
全国民に竹槍2本配布令。 本気でエイプリルフールかと思った。
・わずか2枚を配布するために運送、配達費が大半を占める
・自宅待機生活で逼迫する運送、配達リソースを奪う
・取扱いに注意が必要であまり使われていない布製
費用対効果を真剣に考えたかどうか、理解に苦しむ。第二次大戦の日本軍も兵站の軽視が大きな敗因になったのだが。
紙マスクもすでに大増産しているようなので、それを買い占めさせず行き渡らせる制度を至急整えることが必要だろう。
韓国では生まれ年でマスクを買える日を決め、身分証を提示して購入する仕組みで、各店の在庫をWEBで確認できるようになっているそうだ。
マイナンバーってこういう時に役立つんじゃないのか?
・わずか2枚を配布するために運送、配達費が大半を占める
・自宅待機生活で逼迫する運送、配達リソースを奪う
・取扱いに注意が必要であまり使われていない布製
費用対効果を真剣に考えたかどうか、理解に苦しむ。第二次大戦の日本軍も兵站の軽視が大きな敗因になったのだが。
紙マスクもすでに大増産しているようなので、それを買い占めさせず行き渡らせる制度を至急整えることが必要だろう。
韓国では生まれ年でマスクを買える日を決め、身分証を提示して購入する仕組みで、各店の在庫をWEBで確認できるようになっているそうだ。
マイナンバーってこういう時に役立つんじゃないのか?
robertohouse│コメント(0)