自然とキャンプ
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十和田の山中でクマが短期間に4人もの人間を襲って殺した可能性が高いというニュースが衝撃的なのは、それが北海道でなく本州であることだ。ヒグマは巨大で凶暴で数々の被害を出してきたが、本州のツキノワグマは小さくて大人しくて草食系だと教わってきたような気がする。猟友会に射殺されて引き摺られるツキノワグマを見るとかわいそうにさえ思う。しかしよく考えると、うちの8kgしかない、優しい小型犬でさえ、たまに怒ると大人の男がまるで敵わないほどの戦闘力がある。一撃を喰らうと人は痛みとショックで戦意を喪失してしまうのだ。これが秋田犬やシェパードやドーベルマンなら大怪我をするしプロ格闘家でも勝てないだろう。ましてツキノワグマはクマとしては小さいとはいえ100kg級であり、鋭い牙と爪があり動きは素早く知能も高い。今回のクマの胃袋には人体の一部の他にはタケノコが一杯入っていたという。山菜採りの季節にはクマも同じものを探して歩いていることを意識しなければならない。山は人間のものではなく、気安く入ってはならないのだ。
robertohouse│コメント(0)