カメラと写真 ~2009

2009年10月27日

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6年越しで沖縄アルバムが完成ウインク

24枚スキャン→選定→簡単レタッチ→プリント。 フィルム8本からKGサイズ×40カットを選んで1冊にまとまった。
CADと同時進行でもサクサク快適。 仕事しながらアルバムも出来ていくのが嬉しい。

アルバム用なら、2400dpiでもオーバークオリティ。 1200dpiでも良さそうだ。 
解像度を落とし、ゴミ取りも粒状感補正もOFFにするとスキャンは速い。 
フィルム24枚で30分くらいかな? 操作はボタン一発、一昔前のフィルムスキャナとは雲泥の差。
 
プリントすればデータは捨てても良い。 とにかくフィルムが物理的に残っているから気楽だ。
作品としてもっと引き延ばしたい時は6400dpiで再スキャンすれば良いのだ。


出来上がったアルバム、デジカメとは雰囲気が違う。
スキャンもレタッチもプリントもデジタルなのに、なぜだろう。

この調子でどんどん作ろう!


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2009年10月26日

今夜もスキャンスキャン♪




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2003年 沖縄
Minolta αsweet? + 35mm/f2  RDP?








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来年こそは沖縄か北海道へ!


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2009年10月25日


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Minolta αsweet? + Tamron28-300 RDP?



2003年、沖縄。
AF一眼レフ、そして高倍率ズームの使用経験は少ない。

旅行は最高だったのに、撮影の記憶がいまひとつ薄いのはカメラのせいか? アルバムすら作っていなかった(^^;)
チープなシステムでも写りは悪くない。 やや平坦な感じもしないではないけれど。
ただ、このカメラは機械的な故障が多かった...



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Mやんさんに教わった SILKYPIX JPEG PHOTOGRAPHY を14日間の試用中。
JPEGを擬似的にRAW現像する機能?に特化したソフトだ。 

簡単に色温度がいじれるのは便利。 トリミングや歪曲補正もPHOTOSHOPより使いやすい。
強く補正すると画質が劣化するが、フィルムスキャンの相棒としてはかなり使えそうだ。


スキャナのゴミ取り機能は使わなくなった。
効くことは効くのだが、稀に人物の目玉を補正してしまったりする(>_<)
OFFにすれば読み取り時間も半減するし、多少のゴミならブラシツールで修正するほうがずっと速い。

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2009年10月23日

建築写真の多くは、建築工事の一部として発注される記録写真である。
枚数やサイズが設計図の特記仕様書に記されており、建設会社からの発注で撮影され、建築主に渡される。
(もちろん、dueの設計図では空欄です(^^)

これとは別に、雑誌などの建築メディアに掲載される写真がある。 
これは編集者と建築家サイドが主導するもので、作品の発表の場であり宣伝にもなっている。
建築家が写真家を指定するケースも多い。

写真の質は違っても、建築産業界のために存在するという点では、どちらも似ている。
純粋に写真作品として建築を撮り続ける写真家はほとんどいないと思う。

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僕が大好きな写真家の下村純一さんは、建築しか撮らない。

下村さんの写真は独特だ。
お堅い竣工写真と違うのは当然だが、最近流行のゆるかわ系建築写真とも全然違う。

安易に人物を入れたりしない。 白日夢風とか、レトロ調に撮るわけでもない。
丁寧に撮られた建築ポートレート。 静けさや温度まで伝わってくるような写真。
スナップ写真的な軽さもありながら、あくまで建築が主役で、建築が大好きで、建築を撮ることを楽しんでいるのが伝わってくる。 


名著「銭湯からガウディまで」を読んで合点がいったのだが、下村さんは主に35mm一眼レフカメラを使っているそうだ。

建築写真と言えば「シノゴ」であった時代から、小型カメラをしっかり三脚に据えて軽快に歩き回っていた下村さん。
作品の多くはアールヌーヴォーや近代建築だが、現代建築を撮ったらどんな写真になるのだろうか。

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2009年10月22日


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LEICA R9
Leitz Elmarit28mm/f2.8  MacroElmarit 60mm/f2.8
FUJI PRO400・PRO400H (GT-x970)




全て手持ちで、絞りは開放f2.8?f4まで。 広角レンズでもパンフォーカスではない。
フィルム撮影の場合、フォーサーズ・デジタルのキレ味とは別の方向性を目指したい。


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LEICA R9 + MacroElmarit 60mm/f2.8
FUJI PRO400H (GT-x970)





スキャナを買い換えてから、ブローニーのカメラも欲しいな、などと思っていた。 
ハッセルとは言わないけど、安いブロニカとかマミヤを考えていた。

でもGT-x970は想像以上に色と階調をよく拾ってくれて、当面は135フィルムでも十分いけそうだと感じた。
ブローニーはフィルムのカーリング問題も大きくなる。
レンズの描写も135のほうが洗練されている。


見慣れたE-3の絵がなんとなくコンデジ的、テレビ的に思えてきた。
LEICAレンズと軟調気味のネガフィルムで撮った写真には、実体感、立体感、空気感みたいなものを感じる。
何故だろう? よくわからない。 解像感だけならE-3のほうが上だし、レタッチで同じ絵を作ることも出来るのかもしれない。


ヴィンテージスピーカーや真空管アンプのように、ハイファイとは違うなんらかのエフェクトが効いているのだろうか。 

135ネガフィルムにもいろいろある。 しばらく使っていないKODAKも試してみたい。
EKTAR100やPORTRA NC160で建築を撮ったら楽しいと思う。


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2009年10月21日




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LEICA R9
Leitz Elmarit28mm/f2.8  MacroElmarit 60mm/f2.8
FUJI PRO400・PRO400H (GT-x970)




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2009年10月20日

2002年の画像。 4800dpiでスキャンした生データ。



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LEICAFLEX SL-2 MacroElmarit 60mm/f2.8 RDP?







中央部分を切り取ると


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A3プリントも余裕の解像度。 (フォーカシングがばっちり決まった場合は)E?3が負けています。

3万円台のフラットベッドスキャナで、ここまで読めれば上等上等?笑顔
段ボールの中に寝かせておくだけでこんなデータが保存できる、フィルムというメディアを見直しました。

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2009年10月19日

佐渡島に再建された奉行所。  寺社ともまた違う、技巧の素晴らしい日本建築だ。

撮影は2002年。 GT-X970でスキャンし、Photoshopで少しレタッチをかけた。


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LEICAFLEX SL-2 SuperAngulon-R 21mm/f4 RDP? 歪み・遠近感補正・トリミング






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LEICAFLEX SL-2 Summicron-R 35mm/f2 RDP?




久々に見るポジも良いなあ....E-3とどちらが上だろうか?

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1999?2002年あたりの、フィルム末期の写真はプリントが少ない...
当時はポジフィルムが大半。 ニコンのフィルムスキャナが画質は良かったけれどソフトが使いにくく、サボっていた...

日曜日に整理していたら、あるわあるわスリーブの山...段ボール数箱(-_-)
というわけで数枚スキャン。



写真は2002年頃の佐渡島旅行。
カメラはLEICAFLEX SL-2、レンズはSummicron-R 35mm/f2、MacroElmarit 60mm/f2.8。
思えば、フィルム時代のカメラ遍歴を締めくくったのはLEICA一眼だったのだ。



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LEICAFLEX SL-2 MacroElmarit 60mm/f2.8 RDP?



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LEICAFLEX SL-2 MacroElmarit 60mm/f2.8 Summicron-R 35mm/f2 RDP?



ポジフィルムの場合、露出さえ合っていれば調整は不要でスキャンは楽々?♪  
24枚プレビューしてサムネイルから選んで、ほんの少し濃度調整をして、あとは放っておけば出来上がる。

ポジらしい重厚な質感もなかなか良い。 ライトボックスとにらめっこしていた記憶が蘇る...
これで過去を遡って、サボっていたアルバムが作れそう!


でも今となっては、こういうクッキリ鮮やかな写真はデジタルカメラが取って代わったと思う。
スキャンやレタッチが面倒でも、ネガフィルムのほうがフィルムらしさが生かせるような気がする。

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ネガフィルム数十枚をスキャンした印象。



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良いところ

・ドライバが優秀で使い勝手良し。
・事前レタッチ→まとめてスキャン これが便利。
・アンダーネガを無理矢理持ち上げない限り、ノイズは少ない。 この点は一昔前のフィルム専用スキャナを上回る。
・解像度は十分。 A4プリントなら2400dpiで十分。 A3なら4800dpiの価値もありそう。
・フィルムの粒状性が如実に出る。 REALAなどの低感度フィルムはやはり凄い。 フィルム選びに影響が出そう...


悪いところ

・画質や補正の設定次第では、1枚あたり20分以上かかることも。
・フィルムとの相性があり、カラーバランスはなかなか難しい。 レタッチソフトの色温度補正に任せる方が良いかも。
・カーリングしたフィルムはフォーカスが甘くなる。


うちのインクジェットプリンタ(CANON IP9910 /A4以上はEPSON MAXART PX6500もあり) で出力する場合、ハガキサイズではアナログプリントの質感に到底及ばない。 
解像度の問題ではなく、やはり雰囲気が全然違う...これはプリンタの問題もある。

A4以上になるとPX6500が使えるし、かなり良いプリントが得られる。 やはりインクジェットは大判ほど有利でコストも安くなる。
スキャン時の濃度設定とレタッチによって、アナログ機械焼きではつぶれていた階調も復活できる。


何でもかんでもスキャンすることはない。 アルバム用はこれまで通りアナログプリントを利用したほうが良い。
階調をいじりたい時や、大判に伸ばしたいものを丁寧にスキャンし、手焼き風にプリントする使い方が良さそう。

良いフィルムで適正露出で撮って丁寧に読み込めば、デジタル一眼レフのE-3より階調感で上回る。
解像度もA3程度は全く問題ないので、建築写真にも有効に使えそうだ。

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2009年10月17日

スキャンにも、いろいろコツがあるようですが...




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LEICA R9 + ANGENIEUX-R45-90mm/f2.8 FUJI PRO400 SCANNER:GT-X970




ダメだしを食らっていたラベンダーの色、しっかり出た!

光線の加減と色、レンズの味、そしてフィルムの個性。
これだけ出せれば満足音符

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朝方まで仕事、それからスキャナーのボタンを押して帰宅落ち込み


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LEICA R9 + MacroElmarit 60mm/f2.8 FUJI PRO400H


トイカメラユーザーにはお馴染み、海外向けのFUJI PRO400H。 
彩度が低く、青が独特なフィルム。 シャープなレンズでフィルムの味を生かしたい。





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LEICA R6 + SUMMICRON 50mm NATURA1600


高感度のNATURA1600。
粒状感はプラスに生かすことも出来るけど、ちょっとマゼンダ被りしやすいようです。




GT-X970ですが、当然ながらフィルムとの相性がかなりありますね。 
カラーバランス調整に慣れるのに時間がかかりそう。
JPEGでも色温度補正が出来るソフトを導入すると良いかも。

ポジフィルムならスキャンは簡単だけど、やはりネガの雰囲気が好きなのでいろいろ勉強したいと思います。
階調の広さでは、デジタル一眼のE?3にも圧勝! 仕事でも使えるかな?

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お気に入りのNATURA1600をスキャンしてみた。

夕食前にプレビューしてスキャン開始、2時間後にアトリエに戻るまでに15カット終了していた。



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LEICA R6 + SUMMICRON 50mm




粒状性は出るけれど、かえってフィルムらしさを感じるかな?
解像度は2400dpiとした。 12800dpiまでいけるようだがそんな必要はなさそう。

GT-970Xは驚くほど階調豊かで、銀塩同時プリントでは消えていた情報をネガから引き出せる。
ネガのもつ情報量は凄いのだ...
このままインクジェットでプリントすると、カットによっては銀塩プリントより階調が出た。


昔は15万円もするニコンクールスキャン4000EDを使っていて、ポジは良いけどネガはいまいちだった。 
ネガについては、3万円台のフラットベッドスキャナであるGT-X970のほうがはるかに良い。 ソフトの進化かな?
ただしデフォルトではややソフトな感じで、アンシャープマスクの掛け方がポイントになりそう。
フィルムのカーリングでフォーカスが甘くなることもあるかもしれない。

またCD-ROMサービスでは結構トリミングされていることがよくわかった。
やはりノートリミングは気持ちいい!

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2009年10月16日

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LEICA R6 + SUMMICRON 50mm / FUJI REALA100


非常に多機能なので操作はまだまだだけど、
機械焼きのアナログ・プリントでは消えてしまっていた階調が蘇ったと思う。
A4でプリントしてみたら全く問題ない画質!

ゴミ取り機能もかなり優秀で、昔のフィルムスキャナより良いかも。




ちなみに下はラボのCD-ROM書込みサービス。 

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600万画素でシャープ感はあるがDレンジは狭い。 人物で自動露出され、夕日が消えてしまっている。



GT-X970はドライバが扱いやすい。
24コマまとめてプレビューし、サムネイルを見ながらコマ毎に濃度等を調節し、全コマ一発でスキャンできる。
欠点はスキャンに時間がかかること。 外出時や仕事帰りにスタートさせておくことにしよう...

フラットベッド・スキャナも進化したものだ。
ネガフィルムの特徴であるハイライトの階調の豊かさ、粘りを生かせるのは楽しい。


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仕事で使うものなのだから、、、
カテゴリーは「dueアトリエ日誌」ではないのか?


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それにしてもデカイ! うーん楽しみウインク

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2009年10月09日


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OLYMPUS E-3 + MacroElmarit 60mm/f2.8





仕事の台風は次々と...


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2009年10月08日


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OLYMPUS E-3 + ANGENIEUX-R45-90mm/f2.8





ただいま、アトリエ上空通過中。
風を撮るって難しい(-_-)


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2009年10月07日

先月雑誌の取材を受け、発刊されました。

仕上がりを見て思うところが...


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この写真はプロカメラマンが撮ったもの。
撮影取材に同行はしたけれど、一切の指示も校正もしていません。

ところが、自分が撮った竣工写真とことごとく同じアングルなのに驚きました。
ちなみにカメラマンの機材はEOS-5DとSIGMA12-24mm。 僕の7-14mm/f4と画角が近いこともあるけれど。


これではダメだ...


ダメって、僕が。 プロと同じ構図ではダメだ。


写真が真面目過ぎる。 
アマチュアなのだから、もっと遊ばねば。

やはり建築もフィルムで撮ってみようかな? 
超広角に頼らない視線を構築してみたい。

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2009年10月06日


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LEICA R9 + MacroElmarit 60mm/f2.8 FUJI PRO400







渋くて優しい青色が、デジタルとひと味違うFUJI PRO400。

僕にとっては標準フィルム。

安物スキャナとなぜか相性が良くて、スキャンしてもそのまま使えます。


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