カメラと写真2020~2024
2024年03月13日
大炎上したスクールフォト業界で勤めてたんだが、もう学校写真のカメラマンは限界かもしれない
おそろしく精緻な内容と読みやすい文章。写真業界に一石を投じる超一級のジャーナリズム。この人、何者?(^^;
あの炎上は自分も観察していたが、これを読むと(当人に浅はかなところはあったにせよ)業界の構造的な問題なのだろうと思った。
そして、似たような構造で疲弊している業界は少なくないのではないか。そう、建築業界も...
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2024年01月11日
東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター
ずっと観たかった建築。
トルコから職人を招いて造ったという内装は圧巻!ちょうど礼拝の時間になって様々な国籍の人が集まり、キリスト教会や仏教寺院では経験したことのない空気感。
建築の質と立地と使われ方を含めて、これほど意義深い建築は少ないのでは。ここを訪れることは、世界に対してフラットな目線をもつ良い機会になると思いました。
1階のショップでハラル食材を買えたりお茶が飲めたりして楽しめます。また行ってみたい!
撮影は携帯電話付属のカメラでのみ可能とされている。iPhone13miniの超広角レンズはなかなか優秀で、Lightroomアプリのカメラで撮ればDNGからディテールが救える。
iPhone16Proでは超広角用センサーの大型化も噂されており、もう建築スナップにカメラは不要になるかも...システムのスリム化を考えたほうが良さそう。
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2023年11月09日
「α9 III」は、グローバルシャッター方式を採用した画期的なカメラだ。歪みが発生しないだけでなく、1/80000秒の超高速シャッタースピードに対応し、かつ全速同調が可能。
これまでのどのカメラにもない新機能をいくつも実現しており、まさに“ゲームチェンジャー”である。
「これまでにできなかったことができるカメラ」として、特に動体撮影や動画撮影をメインとするプロ・ハイアマチュアから熱狂的な支持を集めるのは間違いないだろう。
グローバルシャッターはカメラマニアにとって長年の夢だった。発表と同時にカメラグランプリが確定している、まさにゲームチェンジャー。他のすべてのカメラが旧式に見えてくるかもしれない。
自分はストロボ同調や動画性能や高速性を求めないが、コンポジットRAWのような画質に振った機能もあり、今後さらに応用され、進化していくだろう。
もうひとつ注目点は、ソニー機がようやくまともなグリップを備え、カメラらしくなったこと。数少ない欠点だったので、下位機種にも踏襲されれば一気に魅力的なシステムになる。
懸念があるとすれば、ニコンZ8、Z9もそうだがメカシャッター音のないカメラに愛着が持てるかどうか。個人的には、手にカチッと伝わる機械的な擬似シャッター装置が欲しいかなと思う。
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2023年11月02日
2023年10月31日
シグマ10-18mm F2.8 DC DN Contemporary
F2.8の大口径でこのコンパクトサイズ!開放では若干甘いようだがF2.8の浅い被写界深度、低ISOで使えるので表現の幅は広がる。
最近のミラーレス機で最も魅力を感じているα6700との相性は良さそう。SONY 10-20mmF4Gと一長一短で迷うところだ。APS-Cは実用上、必要十分であり稼働率は確実に上がるだろう。
キヤノンRF10-20mm F4 L IS STM
この焦点距離でなんとフルサイズ!10mmという驚異的な画角によって実質的にAPS-Cシフトレンズとして使えるし、撮れない建築はなくなるだろう。このサイズに納めたことも素晴らしい。
キヤノンのカメラはデザインや操作感があまり好きではないが、このレンズのために乗り換えてもいいかと一瞬思うくらい魅力的。
今使っているGF20-35mmも超高性能でフォーマットを考えれば小型軽量だ。ミラーレスは広角系に有利で進化が速く、広角好きとしてはいろいろなシステムに目移りしてしまう...
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2023年10月05日
5年使ったTG-5が完全に壊れて起動しなくなったので、発表されたばかりのOM SYSTEM TG-7を予約した。
明確なアップデートはUSB-C化くらいで価格も上がってしまったが、工事現場では必須のギアであり他に選択肢はないので仕方ない。
ところでTGシリーズってそんなにタフではない印象...初代TG-1は購入数ヶ月で異常動作をして本体交換、以後6年使用。
TG-5は3年で充電蓋ロックボタンが壊れ、4年目から時々起動しないことがあり、5年半で完全不動に。衝撃や防水性能はともかく、機械的な信頼性は完璧とは言えない。
画質もiPhoneに抜かれているのだが、現場で使いやすい25-100mmレンズを搭載し、マクロ性能が高く、ズーム、露出補正、ストロボを片手で操作できるのもスマートフォンにない強みだ。
新型を出してくれただけでありがたいのだが、カメラを注文してこんなにトキメかないのは初めてかも😑
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2023年09月13日
GFX100Ⅱが発表された。すべてにおいて手抜きがないモンスターマシン。これ1台持っていれば何も要らないと思わせるスペックだが、円安の影響もあって手が届かない価格に...
冷静に考えれば、自分にはスピードも動画性能も不要。明らかな向上を実感できるのは1.0倍940MPのEVFによる圧倒的撮影体験と、ソリッドな外観や質感くらいではないか。
マイナス面もある。GFX100Sに比べて130gの重量増、14mmの高さUPにより携帯性はさらに低下し、CFexpressも買わねばならない。
これは超絶スペックで周囲に差をつけガンガン稼ぐプロ向けの機材であり、同価格帯でも趣味性に振り切ったライカM11とは真逆のカメラといえる。
同時発売のGF55mmF1.7は魅力的で画質やボケ感は素晴らしいが、80mmF1.7と同じ大きさと重量があり、常用システムとしては稼働率が上がりそうにないし、価格にも驚いた。
新型iPhoneはようやくUSB-Cになり、Proのチタンボディもカッコいいが、自分にはオーバースペック。携帯性を気に入っているiPhone13miniから買い替える理由はない。
しかしProMaxに搭載されるテトラプリズム式の望遠レンズは凄いと思った。RAWで撮れて14-120mm相当のレンジも実現してしまい、もはやカメラより使いやすくなってしまった。
18万円超えの価格もGFXと比べれば激安(笑)。データSIMを入れてモバイルカメラ端末として2台持ちは楽しいかも?
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2023年09月05日
GFXでもっと建築写真撮るぞ〜と言ったそばから…
APS-C機の新型SONY α6700をお店で触ってみたらとても良かった。ソニーα7系は中途半端にカメラ的なデザインとグリップ感、フロントヘビーなところが苦手なのだが、これは違った。
グリップが深く形が良いため軽く感じるし、ダイヤル類がツライチに納められたフラットなトップカバーが良い。意外にもX-T5より金属的で剛性感や質感がある。
中途半端に本格カメラ的なα7系に比べて、良い意味でソニーらしい、サイバーショット的なモダンさを感じた。
AFはもちろん速く、ソニー機としてはシャッターショックが少なく、EVFは抜群ではないが及第点。機能面で気になったのはシングルSDスロットくらいか。
レンズラインナップは十分ではないがE PZ 10-20mm F4 Gという超軽量コンパクトな広角ズームが素晴らしい。ボディと合わせて僅か670gほどで防塵防滴なので工事現場にも気軽に持ち出せる。
以前24-200mm相当のレンズ固定式カメラRX10IIを気に入って使っていたが、その広角版とすれば理想的な建築カメラになる。
サブ機として完璧なだけでなく、昔はフォーサーズで過不足なく撮れていたことを思えばシステム全体のスリム化も面白いかも。まもなく発表されるGFXの新型を見て方向性を考えよう!
robertohouse│コメント(0)
2023年08月15日
iPhone×RAWおそるべし…
足首を少し痛めていたのでいつものジョギングコースでキロ7分台の早足ウォーキングをやってみたら、キロ5分台で走るくらい心拍が上がるし、翌日お尻や腰周りがめっちゃ筋肉痛!
胸を張り骨盤をしっかり立ててお尻で大きく速く押し出すイメージで、身体の後ろ半分全体に効いてる実感がある。5kmほどでヘトヘトになったが、2回目はかなり楽になった。
ジョギングのような着地の衝撃がなく同じ心拍でも長時間できるのでカロリー消費も多い。高速ウォーキング良いかも!
robertohouse│コメント(0)
2023年08月14日
Lightroomカメラで撮影してRAW編集をテスト中。
プロファイルを「adobe風景」とし、WBとカラーミキサー、ディテールを微調整。
カメラロールでHEIFから編集するより遥かに自由度が高く、画質もいい。もちろん部分補正もできる。
画素数や高感度耐性に限界はあるが、画像サイズが小さければ発色や階調は本格カメラと遜色ない。
iPhoneのエンジンで生成されるコンピューティングフォトとは違う、自然な写真らしさが得られると思う。
robertohouse│コメント(0)
2023年08月13日
iPhone(Proじゃない)13miniでもLightroomアプリのカメラで撮ればRAW(DNG)で編集できるのね。
WBもカラーミキサーもNRも粒状感も自由自在。ますますカメラ要らなくなる?
robertohouse│コメント(0)
2023年05月17日
(答えはコメント欄に)
フルフレームデジタルカメラとiPhone13miniを比較。
iPhoneのポートレートモードに不自然さがなくなり、レタッチもRAWのような自由度がある。
極小センサーをコンピューティングが補う時代。カメラが売れないのがわかるなあ…^ ^;
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2023年04月12日
2022年12月21日
まさか?????
フィルムは高騰し入手困難になりつつあり、リコーペンタックスの経営状態も良好とはいえない。
フルサイズデジタル一眼もK-1から開発が止まっているようだが...本当なら凄い。
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2022年09月23日
iPhoneおそるべし。シャッターを押すだけでこんな絵が出てくることに心底驚いてしまった。
ナチュラルな写真とは言い難いが、記憶には近い。単なるHDRではないしレタッチでも簡単には出せない。
RAW現像ならば、空を選択して部分補正し、青空と夕日も分解して色温度補正、植物や犬も細かくマスクして階調を補正...
という作業を一瞬で、AIが被写体を認識して高速連写されたデータから、SNS等で見栄えがする画像を創り出しているかのようで、MidJourneyに通じるものを感じる。
これは写真なのか?これからのカメラに求められるものは何か?そもそもカメラは必要なのか?色々考えてしまった。
robertohouse│コメント(0)
2022年09月21日
iPhone11から13~14mm相当の超広角カメラが搭載され、ずっと欲しかった。
コントラストが強すぎるのでレタッチは必要で、細部を見れば塗り絵調ではあるが、スマートフォンとは思えないほど優秀だ。
iPhone11の頃は歪曲収差がもっとあったので、自動補正が進化しているのだろう。 これだけ写れば工事記録はもちろん、竣工写真でさえ使える場面もありそう。
というわけでさっそく工事現場でも活用を開始。Xシステムは整理だな~(^^;
robertohouse│コメント(0)
iPhone13mini、やるな...ポートレートモードはiPhoneXにもあったけど、ボケ感が明らかに進化している。
ただぼかすだけでなく、レンズのボケを再現すべく球面収差、非点収差さえ取り入れているのかもしれない。
デフォルトではコントラストが強すぎたり、HEICファイルのせいか(AdobeRGBと同様?)BLOGにアップロードすると彩度が落ちるようだが、少しレタッチするとかなりいける。
13miniは14mm相当の超広角と26mm相当の広角しかないので、ポートレートモードも広角のまま背景がボケる。
小さな画面で見たらライカにズミルックス28mmF1.4付けて撮ったと言ってもバレないかも。
カメラ、要るのだろうか(汗
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2022年09月19日
2022年09月08日
ハッセルブラッド X2D 100C 出ましたね。完全にGFX100Sを狙い撃って倒しに来た感じ。
おそらく同じ系統の裏面照射・像面位相差100MPセンサーで、画質の違いはソフトウェアの味付けレベルでは。
5軸7段の手ブレ補正を内蔵し各部のレスポンスでも追い付き、1TBのSSDを内蔵し、EVF解像度や背面液晶サイズで上回る。
第2世代の新レンズと合わせてGFXよりも小型軽量。デザインは素晴らしく、ミラーレス機はこうあるべしという質実な美しさを感じる。タッチパネル中心のUIも良さそうだ。
明確な欠点としては、レンズシャッターが基本でボディは電子シャッターのみなのでオールドレンズが使いにくいことか。
最大の問題は価格。ボディ109万、新レンズ52万〜となるとシステムを揃えるのはとても無理。修理費も相当なものだろう。GFX100SやGFレンズが破格に安く見えてくるのは錯覚か。
さてFUJIFILMは今夜未明のX SUMMITで方向性が見えてくるかな?
X-H2とGF20-35mmF4の発表は確実で、X-E4やX-T4もディスコンになったので更に大きな動きがあるかもしれない。
最大の問題は価格。ボディ109万、新レンズ52万〜となるとシステムを揃えるのはとても無理。修理費も相当なものだろう。GFX100SやGFレンズが破格に安く見えてくるのは錯覚か。
さてFUJIFILMは今夜未明のX SUMMITで方向性が見えてくるかな?
X-H2とGF20-35mmF4の発表は確実で、X-E4やX-T4もディスコンになったので更に大きな動きがあるかもしれない。
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