カメラと写真2020~2024
2024年10月21日
明らかに露出アンダーになってしまって、RAW現像時にシャドウを中心に大幅に持ち上げることがある。
シャドウを持ち上げるとノイズが浮き、ノイズリダクションをかければ解像感が失われてしまうのだが、LightroomのAIノイズ除去はその常識を変えてしまった。
ISO6400の高感度で、さらにシャドウを持ち上げても、まるでISO100で撮ったかのようにノイズが消えて解像感も高まっている。
厳密に見ればAIで生成されたような痕跡がなくもないが、言われなければ気づかない。
やりすぎると不自然になるので、効果を40〜60%で調整している。
最新のiPhoneなどはデフォルトでこうした補正がされているのだろう。
RAW現像アプリの進化によって高感度を積極的に使えるようになり、ノイズの多いオールドカメラも生き返るのは嬉しい。
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2024年08月12日
2024年06月26日
「ニコン Z マウントシステム」対応の広角単焦点レンズ「NIKKOR Z 35mm f/1.4」を発売
>NIKKOR 開放F値1.4でありながら全長は約86.5mm※、質量は約415g
マジか。昔愛用していたAi-S 35mmF1.4と同じくらいじゃないか。フィルタ径も62mmに抑えている。これはすごい。単純に、ほしい。(ボディがない...
しかも10万切りそう???バグってる。最近の傾向から30万くらいかと思っていた。非Sラインで来たか!それでも一応は防塵防滴。
MTFを見るとSラインの35mmF1.8と差別化されて、周辺の低下がなだらかで、シャープすぎずちょうどいいのでは?と予想。
Zfに合うよう設計されているのか、今後は安価で軽量なハイスピードレンズの展開も期待できる。
自分にとって明るい35mmは真の万能レンズ。Zシリーズ最安のZ5と組めば合計25万。話題沸騰中のZ6Ⅲは高価すぎて興味が湧かないが、これは悩む...
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2024年06月18日
全方位的に隙のない高性能。デザインも良い。メカシャッター搭載も英断。特に、現行機でも最高レベルであり、さらに改良されたファインダーには惹かれる。
しかし...Z6Ⅱの60%増、高画素機のZ7Ⅱより高額で、SONY α7RVやCanon EOS R5に近い。
アメリカではラーメン100杯分で買えるかもしれないけど、日本では500杯分(> <)
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2024年05月29日
カメラの作例だと思ったらストックフォトの写真だった――「LUMIX」商品サイトで物議 パナが謝罪
LUMIX S9
フィルムカメラの時代には、コンパクトカメラのカタログの機能説明写真が一眼レフや大判カメラで撮られていたりしていた。
ストックフォトの使用自体に問題はなく、最後に「イメージ画像」とキャプションがあるし、同社の他機種で撮られた写真なら、スケジュール上の都合で仕方ないかなとも思う。
しかし令和の時代に、20万円を超えるフルサイズミラーレスカメラの製品HPで、「他社機」で撮影された写真を大量に使用していたとは、カメラメーカーとしての姿勢を疑ってしまう。
売りであるリアルタイムLUTの説明がストックフォトの加工だったり、ローリング歪みが出るカメラなのにピタリ止まった飛翔中の鳥(ニコン一眼レフらしい)など、イメージ画像では済まされない使い方だ。
しかもS9だけでなく、過去にも高級機のS1や、レンズの解説にも他社機で撮影されたストックフォトが使われていた。
マイクロフォーサーズと安価なキットズームのイメージ画像が、キヤノンのハイエンド機5DsRとタムロン150-600mmで撮られていたという情報もある。
批判を受けて慌てて削除されたりキャプションが加えられたが、その結果としてS9で撮影された写真がほぼ皆無という恥ずかしすぎる状態に。
発表された釈明文には社名も部署名も責任者の名前もなく、内容もピントがずれているように思える。そこじゃないでしょうと。
S9は意欲的で楽しいカメラだと思う。技術者の端くれとしては、プライドを持って真面目に設計・製造していた担当者たちの心境を想像して悲しくなってしまった。
Panasonic LUMIX S9
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2024年04月22日
Rollei35AF
初めて買ったクラシックカメラがローライ35。新宿ラッキーカメラのショーケースで一目惚れだった。
これ以上小さくできない超合理的なボディにテッサーのコントラストと発色、ゴッセンの露出計も使いやすくて、いつもビジネスバッグに入れていた。
唯一の弱点であった目測フォーカスをAF化で克服し、露出のアナログ操作もないが、ローライ35の命である外装デザインを忠実に守っているところは良い。
この思想はペンタックスのフィルムカメラプロジェクトにはないだろうし、人気のニコンZfにしても、機能を削ぎ落とすことをせず、どこか中途半端でコスプレ感が拭えない。
ライカMの凄さは、外装、機能、使用感をそのままにデジタル化したフィロソフィーにある。
このプロジェクトが成功して、次にローライ35デジタルが出ることを期待したい(^^)
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2024年04月03日
これはカメラへの冒涜か? カメラ革命の第一歩か?──富士フイルムが「やらかした」事とは?【道越一郎のカットエッジ】
富士フイルム(FUJIFILM) チェキ インスタントカメラ instax mini 99
LED光をインスタントフィルムに直接照射・露光して色被りさせる!?
デジカメの技術が頭打ちとなり、もはやストレートな写真では物足りなさを感じてしまう時代とはいえ、この発想はなかった。
日本企業、しかもFUJIFILMのようなフィルムを大切にしてきた真面目な大企業が!どうやって企画が通ったのか興味深いし、まだまだカメラの可能性はあるんだなあと思った。
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2024年03月13日
大炎上したスクールフォト業界で勤めてたんだが、もう学校写真のカメラマンは限界かもしれない
おそろしく精緻な内容と読みやすい文章。写真業界に一石を投じる超一級のジャーナリズム。この人、何者?(^^;
あの炎上は自分も観察していたが、これを読むと(当人に浅はかなところはあったにせよ)業界の構造的な問題なのだろうと思った。
そして、似たような構造で疲弊している業界は少なくないのではないか。そう、建築業界も...
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2024年01月11日
東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター
ずっと観たかった建築。
トルコから職人を招いて造ったという内装は圧巻!ちょうど礼拝の時間になって様々な国籍の人が集まり、キリスト教会や仏教寺院では経験したことのない空気感。
建築の質と立地と使われ方を含めて、これほど意義深い建築は少ないのでは。ここを訪れることは、世界に対してフラットな目線をもつ良い機会になると思いました。
1階のショップでハラル食材を買えたりお茶が飲めたりして楽しめます。また行ってみたい!
撮影は携帯電話付属のカメラでのみ可能とされている。iPhone13miniの超広角レンズはなかなか優秀で、Lightroomアプリのカメラで撮ればDNGからディテールが救える。
iPhone16Proでは超広角用センサーの大型化も噂されており、もう建築スナップにカメラは不要になるかも...システムのスリム化を考えたほうが良さそう。
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2023年11月09日
「α9 III」は、グローバルシャッター方式を採用した画期的なカメラだ。歪みが発生しないだけでなく、1/80000秒の超高速シャッタースピードに対応し、かつ全速同調が可能。
これまでのどのカメラにもない新機能をいくつも実現しており、まさに“ゲームチェンジャー”である。
「これまでにできなかったことができるカメラ」として、特に動体撮影や動画撮影をメインとするプロ・ハイアマチュアから熱狂的な支持を集めるのは間違いないだろう。
グローバルシャッターはカメラマニアにとって長年の夢だった。発表と同時にカメラグランプリが確定している、まさにゲームチェンジャー。他のすべてのカメラが旧式に見えてくるかもしれない。
自分はストロボ同調や動画性能や高速性を求めないが、コンポジットRAWのような画質に振った機能もあり、今後さらに応用され、進化していくだろう。
もうひとつ注目点は、ソニー機がようやくまともなグリップを備え、カメラらしくなったこと。数少ない欠点だったので、下位機種にも踏襲されれば一気に魅力的なシステムになる。
懸念があるとすれば、ニコンZ8、Z9もそうだがメカシャッター音のないカメラに愛着が持てるかどうか。個人的には、手にカチッと伝わる機械的な擬似シャッター装置が欲しいかなと思う。
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2023年11月02日
2023年10月31日
シグマ10-18mm F2.8 DC DN Contemporary
F2.8の大口径でこのコンパクトサイズ!開放では若干甘いようだがF2.8の浅い被写界深度、低ISOで使えるので表現の幅は広がる。
最近のミラーレス機で最も魅力を感じているα6700との相性は良さそう。SONY 10-20mmF4Gと一長一短で迷うところだ。APS-Cは実用上、必要十分であり稼働率は確実に上がるだろう。
キヤノンRF10-20mm F4 L IS STM
この焦点距離でなんとフルサイズ!10mmという驚異的な画角によって実質的にAPS-Cシフトレンズとして使えるし、撮れない建築はなくなるだろう。このサイズに納めたことも素晴らしい。
キヤノンのカメラはデザインや操作感があまり好きではないが、このレンズのために乗り換えてもいいかと一瞬思うくらい魅力的。
今使っているGF20-35mmも超高性能でフォーマットを考えれば小型軽量だ。ミラーレスは広角系に有利で進化が速く、広角好きとしてはいろいろなシステムに目移りしてしまう...
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2023年09月13日
GFX100Ⅱが発表された。すべてにおいて手抜きがないモンスターマシン。これ1台持っていれば何も要らないと思わせるスペックだが、円安の影響もあって手が届かない価格に...
冷静に考えれば、自分にはスピードも動画性能も不要。明らかな向上を実感できるのは1.0倍940MPのEVFによる圧倒的撮影体験と、ソリッドな外観や質感くらいではないか。
マイナス面もある。GFX100Sに比べて130gの重量増、14mmの高さUPにより携帯性はさらに低下し、CFexpressも買わねばならない。
これは超絶スペックで周囲に差をつけガンガン稼ぐプロ向けの機材であり、同価格帯でも趣味性に振り切ったライカM11とは真逆のカメラといえる。
同時発売のGF55mmF1.7は魅力的で画質やボケ感は素晴らしいが、80mmF1.7と同じ大きさと重量があり、常用システムとしては稼働率が上がりそうにないし、価格にも驚いた。
新型iPhoneはようやくUSB-Cになり、Proのチタンボディもカッコいいが、自分にはオーバースペック。携帯性を気に入っているiPhone13miniから買い替える理由はない。
しかしProMaxに搭載されるテトラプリズム式の望遠レンズは凄いと思った。RAWで撮れて14-120mm相当のレンジも実現してしまい、もはやカメラより使いやすくなってしまった。
18万円超えの価格もGFXと比べれば激安(笑)。データSIMを入れてモバイルカメラ端末として2台持ちは楽しいかも?
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2023年09月05日
GFXでもっと建築写真撮るぞ〜と言ったそばから…
APS-C機の新型SONY α6700をお店で触ってみたらとても良かった。ソニーα7系は中途半端にカメラ的なデザインとグリップ感、フロントヘビーなところが苦手なのだが、これは違った。
グリップが深く形が良いため軽く感じるし、ダイヤル類がツライチに納められたフラットなトップカバーが良い。意外にもX-T5より金属的で剛性感や質感がある。
中途半端に本格カメラ的なα7系に比べて、良い意味でソニーらしい、サイバーショット的なモダンさを感じた。
AFはもちろん速く、ソニー機としてはシャッターショックが少なく、EVFは抜群ではないが及第点。機能面で気になったのはシングルSDスロットくらいか。
レンズラインナップは十分ではないがE PZ 10-20mm F4 Gという超軽量コンパクトな広角ズームが素晴らしい。ボディと合わせて僅か670gほどで防塵防滴なので工事現場にも気軽に持ち出せる。
以前24-200mm相当のレンズ固定式カメラRX10IIを気に入って使っていたが、その広角版とすれば理想的な建築カメラになる。
サブ機として完璧なだけでなく、昔はフォーサーズで過不足なく撮れていたことを思えばシステム全体のスリム化も面白いかも。まもなく発表されるGFXの新型を見て方向性を考えよう!
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2023年08月15日
iPhone×RAWおそるべし…
足首を少し痛めていたのでいつものジョギングコースでキロ7分台の早足ウォーキングをやってみたら、キロ5分台で走るくらい心拍が上がるし、翌日お尻や腰周りがめっちゃ筋肉痛!
胸を張り骨盤をしっかり立ててお尻で大きく速く押し出すイメージで、身体の後ろ半分全体に効いてる実感がある。5kmほどでヘトヘトになったが、2回目はかなり楽になった。
ジョギングのような着地の衝撃がなく同じ心拍でも長時間できるのでカロリー消費も多い。高速ウォーキング良いかも!
robertohouse│コメント(0)
2023年08月14日
Lightroomカメラで撮影してRAW編集をテスト中。
プロファイルを「adobe風景」とし、WBとカラーミキサー、ディテールを微調整。
カメラロールでHEIFから編集するより遥かに自由度が高く、画質もいい。もちろん部分補正もできる。
画素数や高感度耐性に限界はあるが、画像サイズが小さければ発色や階調は本格カメラと遜色ない。
iPhoneのエンジンで生成されるコンピューティングフォトとは違う、自然な写真らしさが得られると思う。
robertohouse│コメント(0)
2023年08月13日
iPhone(Proじゃない)13miniでもLightroomアプリのカメラで撮ればRAW(DNG)で編集できるのね。
WBもカラーミキサーもNRも粒状感も自由自在。ますますカメラ要らなくなる?
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