Leica
2023年04月02日
2023年04月01日

オールド風味のNoktonもF5.6より絞るとシャープに写る。絞って青空を入れると早速ゴミも写ったけど、ライカのセンサークリーニングは慣れてるから平気。
やはり光学ファインダーは写真撮ってる気がするし、微妙なズレと想像の余地があってポストプロセスも含めて楽しめる。
ミラーレスはEVFやモニターの動画を見ているのでシャッターを切る前に撮影体験が終わってしまう感がある。仕事なら効率的で良いのだけど、趣味はプロセスが大切なんだよね。
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2023年03月21日

ライブビューができないことがM Typ262最大の「長所」である。
ライブビューを完全に諦めることで、使い心地がフィルムカメラに、そして本来のライカに限りなく近づく。
ライカにはM-D Typ262やM10-Dという液晶モニターさえ廃した機種が存在する。これが最もフィルムライカに近いのだが、自分としては撮影後に露出ミスを確認できないのはストレスが大きい。
ライカMtyp240系には都合のいい機能がある。撮影後シャッターレリーズボタンを押したままにすると、その間だけ撮影画像がレビューされ、離せば消える。長押ししなければレビューされず無駄な電力を消費しない。
最初のカットだけ確認し、あとはフィルムカメラのように撮る。ライブビューがないMTyp262ではこの撮影テンポが気持ちいい。このような機能をもつカメラは他にほとんどないと思う。続きを読む
robertohouse│コメント(0)
2023年03月20日
2023年03月19日


おかえり!よろしくね。
FUJIFILM Xシステムを全処分し、GFX+ライカ体制にしました。
1年半ぶりのライカ復帰にあたり熟考の末...なるべくフィルムカメラに近い使い心地を求めて、動画もライブビューも無くバッテリー長持ちで信頼性があり比較的安価なMTyp262を選択。
2015年発売のオールドデジカメだけど、以前使っていたM-Pと同じセンサーで、フィルムライクな写りはその後に使ったM10-Pより好き。
なんのことはない、2015年11月のブログ記事に書いたことを何周か回っていまさら実現したわけです。
レンズはまだ残っていたContax用Zonnarとソビエト製のJupiter-8だけ。amedeo muscelliアダプターで快適に使用できます。
マウントアダプターからカメラが生えるってこういうことよね(笑)ライカウイルスは輪っかの1枚まで完全処分しないと撲滅できないとあれほど...
とにかく大満足。なぜライカに戻ったか、Xと別れてGFXを残したか、少しずつ書いていこうと思います。
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2022年01月14日

LEICA M11 出ましたね。
主な進化としては、RAWの解像度を60MP、36MP、18MPから選択できること。フィルムM型よりも軽く(530g!!)なったこと。USB-C充電/給電/転送に対応したこと。
M10-Pの使用経験からすると2000年代までのレンズは36MPでもギリギリで、60MPを活かせるのは最新の超高価なアポ系になりそう。それもレンジファインダーの精度でどこまで有効か?
70年代以前のオールドレンズには18MPで十分なので、歴史の長いライカらしい、ユーザーフレンドリーな仕様とも言えそうだ。
劇的な軽量化とUSB-C対応でM10までの問題点を解決し、他にもカラーフィルターの改良など、M型ライカらしさを突き詰めながら現代的にアップデートしてきた正常進化といえるだろう。
うーん、GFXへの交換は早まったか?(笑)
正直、ライカへの未練は少しあるけれど、同時に所有することはできないし、GFXは別次元のシステムだ。
100MPセンサーと隅々までシャープなレンズ。防塵防滴で雨や雪にも気を使わず、AFと強力な手ブレ補正によって片手でも撮れる中判カメラ。シャッター音はM10-Pより静粛なほどで、撮り心地も良い。
もうひとつGFXを使って思うのは、レンジファインダーのライカよりもチンピング(撮影直後に液晶で確認)をしなくなったこと。
撮影の瞬間に露出や構図がわかっているのと、手ブレもなく、ズレや傾きは圧倒的なトリミング/シフトマージンでカバーできるからだ。
C-AFのトラッキングで「自動追尾する距離計」のイメージでライカのように撮影できて、かつミスも少ない。より正確に合わせるときは拡大MFに切り替えられる。
巨大なRAWファイルは後処理が楽しく自由度が高い。Lrで使えるフィルムシミュレーションも素晴らしい。LrのM10-Pプロファイルは色がおかしくてAdobe標準を使っていたので、これがライカの絵なのか?という疑問もあった。
総合的に、自分のイメージ通りの写真を撮る道具としてはGFXが圧倒的に優れている。X-E4やX-T3で十分な場面でも、結局GFX100Sを使ってしまう。
欠点はやはりシステムとしてのサイズと重量で、そこはライカが最強だ。ただ撮影時は気にならないし、今の生活スタイルではあまり問題になっていない。
今年予定のGF20-35mmが発売されたら、M11による心のざわつきは消えるんじゃないかな(笑)
robertohouse│コメント(0)
2021年12月03日


ライカとお別れすることにしました。
カメラと写真にハマって、M2、M5、バルナック型まで使っていた90年代の青春を思い出させてくれてありがとう。
手に持つだけでドキドキ、レンジファインダーを覗いてワクワク、M-P、M10-Pとの計7年間はほんと楽しかった。
もちろんフルフレームセンサーの実用機としても優秀で、ライカで撮影した建築設計dueの竣工写真を数えたら27件になりました。
たくさんのプライベート写真、大切な節目の家族行事も高画質で残すことができました。
別れの理由は、生活や周辺デバイスとのズレが少しずつ大きくなり、ライカ的な満足感がFUJIFILMに置き換えられていったこと。
センサーの素性ではライカが上でも、フジの正確なホワイトバランスやフィルムシミュレーションが、写真の質と楽しさ、扱いやすさで上回った。
暮らしに馴染むUSB-C充電/給電、適度にクラシカルでマニュアルライクな操作感、寄れること、X-T3の便利さ、X-E4の軽快さ。
ライカMはデジタル一眼レフに比べて小型軽量で、ブラックアウトのない素通しファインダーや静かなシャッター、ショートフランジバックによる汎用性も強みでした。
しかし進化したミラーレス機に対しては、携帯性、機能性、そして使い心地の点でもアドバンテージがなくなり、ライカの神通力による気持ちのブーストが追いつかなくなりました。
使用頻度の少ないものを手元に置いておくのが苦手なので、いま一番使いたいものに交換します。そう、ライカ最大の特徴は価値の落ちない「通貨」であることです(笑)
寂しさもあるけれど、新たな、大きな出会いにワクワクしてます。 to be continued....
robertohouse│コメント(2)
2021年10月25日
2021年10月11日
2021年03月30日


TriElmar16-18-21(WATE)をFUJIFILM X-S10で使ってみる。
24-32mm相当という微妙な画角になり、ボディ側の手ブレ補正も効く。画質は周辺までキリッとして素晴らしいが問題もある。K&F Concept マウントアダプターは安価なわりに強度や取付精度は申し分ないけどオーバーインフ気味。(全てのレンズで確実に無限遠を出すために、僅かに短く作られている)ヘリコイドを∞に当てるとピンぼけになるし、距離目盛はズレるので使えない。EVFで拡大しても広角レンズでビシッと合わせるのは簡単ではない。もちろんレンズプロファイルは自動で読み込まれないのでRAW現像には手間がかかる。マウントアダプター遊びは何度もやっているけど自分には向いてないかな...ライカのレンズはライカで使うほうが使いやすいし、富士フィルムのカメラには純正AFレンズがいい。クロスオーバーの楽しさよりも互いの欠点が目立ってストレスになるような...
robertohouse│コメント(0)