カメラと写真
2025年07月06日
2025年07月02日


PowerShot V1は426gのコンパクトカメラでありながら、マイクロフォーサーズに近い面積の3:2センサーと、フルサイズ換算16-50mm相当のレンズを搭載する。
建築撮影では広角側の広さが必要で、ディテールのアップも撮れれば最高だ。基本的に被写界深度は深いほうがいい。
それをコンパクトに持ち歩くなら、MFT(マイクロフォーサーズ)は有力候補となる。
広角8.2mmとセンサーサイズから計算してMFTレンズに置き換えれば、横7.67mm×縦8.67mm相当の画角となる。
これは常時携帯して建築や都市風景を撮影するのに完璧な、夢のようなスペックだ。たとえばOM-1にMZD8-25mmを付ければ2倍以上のサイズ・重量になる。
2012年まではフォーサーズで撮っていたのだから、現場記録から竣工写真まで、広角系はこれ1台でいける可能性がある。
はたしてコンデジをメイン機として使えるのかどうか?公開されているRAWサンプルを現像してみた。
データ引用: RAW Sample1 "DP REVIEW" RAW Sample2 "Photography Blog"
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robertohouse│コメント(0)
2025年06月28日

都内でちょっと時間があったので最近のカメラをひととおり触ってみた。
いいなと思ったのはハッセル907XとキヤノンR1(どちらも100万クラス)あとはニコンD850くらいかな。
ハッセルはウエストレベルの撮影体験、R1は吸い付くグリップとファインダーの見えが抜群だった。D850はメカとしてはEOS5D4より上かもしれない。
GFX100RFもいいけど質感やレリーズ感が価格に見合わないと思った。現実的なニコンZ5ⅡやキヤノンR6Ⅱは優等生だけど決め手に欠ける。
ミラーレスは総じてレンズが大きくフロントヘヴィで、使い心地の良さそうなカメラってほんと少ない…
robertohouse│コメント(0)
2025年06月25日

関係ないですが、ジークアクス面白かった!
ツッコミどころ満載、というか皆でツッコミ合って楽しむという新たなガンダム。
正直、ポケモン風のキャラデザやエヴァっぽいモビルスーツは苦手だけど、初代~逆シャアのオマージュ満載で読めない展開を楽しめた。
マチュ、ニャアン、シュウジの3人は主役のはずが、難解なパラレル正史ガンダム世界に巻き込まれる視聴者の代わり、あるいは狂言回しのような存在か。
幅広い世代・年代を惹き込んで過去作にも目を向けさせる、練りに練られた設計だと思った。
ところで、2022年にシャリア・ブルの主演を予想(希望)してました(笑)
robertohouse│コメント(0)
2025年06月20日
2025年06月19日

SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC
古い一眼レフで十分、と感じている今日このごろではありますが。
これはとんでもないレンズでは? フルサイズ換算26-60mm/F2.5相当。まさに日常使いに最適な万能ズーム。
フィルター口径67mmで重量530gは十分常用可能。インナーズームで取り回しも良好。
(標準ズームレンズがあまり好きになれないのは、伸縮で重心移動したり長期的な精度が要因)
十分なボケ量も期待できるし、28cmまで寄れるから、テーブルフォトから風景、旅行まで、これ一本でほとんどのシーンをカバーできる。
建築撮影では、超広角ズームの完璧な相棒になるだろう。
(標準ズームレンズがあまり好きになれないのは、伸縮で重心移動したり長期的な精度が要因)
十分なボケ量も期待できるし、28cmまで寄れるから、テーブルフォトから風景、旅行まで、これ一本でほとんどのシーンをカバーできる。
建築撮影では、超広角ズームの完璧な相棒になるだろう。
問題はボディの選択になる。APS-Cミラーレスで本格派のカメラは多くない。
SONY α6700でもなんとか使えそうだが、バランスを考えるとFUJIFILM X-H2のようなしっかりとしたグリップを持つ機種が候補になるだろう。
今後のシステムについて、ちょっと悩んでしまうくらい、魅力的なレンズだ。
今後のシステムについて、ちょっと悩んでしまうくらい、魅力的なレンズだ。
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2025年06月13日


FUJIFILM X-E5
まず、このサイズにIBISを内蔵したことが素晴らしい。これで40MPセンサーが活きるだろう。
そして意外だったのは、トップカバーがアルミ削り出しになったこと。後縁部の段差に機能美を感じる。
先代X-E4に足りなかった部分をみごとに埋めてきた感じがする。
めちゃ売れると思うし、かなり欲しくなるのだが、このボディに似合う、小型で明るい(F2以上)レンズが少ないことが気にかかる。
IBISも入ったことだし、サードパーティのMFレンズのほうが楽しいかもしれない。
話題のフィルムシミュレーションダイヤルはどうか?
割り切ってJPEGオンリーの運用をメインとして、必要なときに40MPのRAWに切り替える使い方がいいかもしれない。
(シングルスロット機では、RAW+JPEG同時記録にすると管理が面倒になる)

X-E4は、手放して少し心残りがあるカメラのひとつ。TTartisan35mm/f1.4とのセットでは、ライカよりライカらしい気さえした。
そしてなんといっても新品で10万円切っていたのがすごい。X-E5はいくらになるんだろう...
robertohouse│コメント(0)
2025年06月03日









SONY FX2
ソニーαシリーズはAF性能やレンズラインナップは最高だが、機能をツギハギしたようなデザインや操作性、グリップ感などに不満があった。
サイバーショットシリーズとミノルタ系の一眼カメラが、うまく融合できずにいるような気がするのだ。
しかし動画機のFXシリーズは違った。先進的、合理的で無駄がなく、なおかつ無骨すぎずカッコいい。古きよきソニーのオーディオ機器のような雰囲気を感じていた。
今回発表されたFX2は、そのFXシリーズの筐体にα7Ⅳ+AIプロセッシングを入れ込んだようなカメラだ。
”プロフェッショナルカムコーダー”という位置づけだが、33MPセンサー、EVF、メカシャッター、IBISを搭載し、スチルカメラとしても魅力的。
679 gと程よい重量でほぼ全面マグネシウムボディと手抜きがない。ズームレバーはスチルにも便利そうだ。
そもそもミラーレスカメラは写真と映像のハイブリッドなデバイスであり、いまミラーレスを1台買うならコレだな!と思わせる企画。動画はあまり撮らないけれど...(^^;
robertohouse│コメント(0)
2025年05月22日
X half / FUJIFILM
巻き上げレバー(?)による電源ONはライカMに求めていた機能だが、FUJIFILMが先に実現するとは!
「フィルムカメラモード」ではさらに巻き上げ動作も必要で、フィルムシミュレーションを変更できず、液晶も使えなくする徹底ぶり。
高級トイカメラ的なコンセプトでJPEGしか撮れないのが残念だけど、ちょっと使ってみたいな~
robertohouse│コメント(0)
2025年05月12日


カメラを持っていないときは、iPhone13miniを使う。背景をぼかせるポートレートモードやRAW撮りでのAIノイズ除去の威力は絶大だ。
最新のiPhone16Proは標準アプリでRAW撮りが可能で、明るい単焦点カメラを3基搭載している。
望遠カメラにはテトラプリズムレンズを採用し、標準カメラに加えて超広角カメラのセンサーも48MPとなった。
高画素センサーによりズーム化して、全カメラにIBISも搭載。巨大かつ超高画質なモニターで撮影体験も最大化。多くの場面でカメラを持ち出す必要性はなくなるだろう。
ミラーレスカメラは価格が上がる一方だが、10年ほど前からセンサー性能は頭打ちになっている。2012年発売のEOS6D初代を使って、必要十分であることもわかってしまった。
進化しているのは主に高速読み出しや動画性能であり、自分はそれらの必要性を感じていないので、最新機種にはあまり惹かれない。
ミラーレスを買うよりもiPhoneProの最新型に買い替えるほうが幸せになれそうだし、併用するカメラシステムは「撮り心地」か「圧倒的な写り」に特化していくのではないかと思う。
親戚の葬儀へ参列したところ、自分がたまたま5D4で撮った記念写真を、遺影として使っていただいていた。
記念写真はiPhoneで十分だが、ちゃんとしたカメラで残しておく意味もある。撮ったときは元気だったのに、早すぎる。若すぎる。合掌。
robertohouse│コメント(0)