オーディオ
2021年06月10日
「Amazon Music HD」の追加料金が1000円→0円に 「Amazon Music Unlimited」の加入者が対象
AppleMusicのロスレス化に合わせてきたのか、AmazonMusicHDが大幅値下げ!これは嬉しい。
Prime会員なら僅か780円で無限の曲数、圧倒的な利便性。音質もCD同等以上に良くなり、フィジカルディスクの時代は終わったのだなとしみじみ思う。
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2021年05月26日
2021年05月24日
素晴らしきビンテージ機材の世界 ~レコーディング・スタジオを彩る珠玉の名機たち
名作アルバムはどんな機材で作られてきたのか?プロ用の機材を調べ始めると止まらなくなる...ヴィンテージは現実的ではないが、ルーツを辿るのは楽しい。
さて、激安中古品でちょっと問題のあったウーハー2206Hを新品に更新した。
片chのセンターキャップが社外品に交換されており、6dB/octの緩いネットワークで使うと中域に無視できないピークが出てしまっていた。
交換によって両chの音が揃って全体的にクリアになり、定位が安定。これで10年は戦える!
ベースをしっかりさせて、Roberto流の箱庭オーディオはさらに進化(?)の予定!
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2021年05月19日
2021年05月09日
サウンド&レコーディングのプライベートスタジオ特集。もはやカタログでしかないオーディオ雑誌に比べたら100倍面白い。最近は業務用機器しか使ってないし…
あれこれ処分してシステムを追い込み中。スピーカーをメンテし、アンプは1系統に絞った。今は選択肢を増やすよりシンプルに質を上げていく方が楽しい。次は 電源ディストリビューターにも手を入れたい。
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2021年04月10日
2021年03月26日
概ね落ち着いたので、ここらで一度まとめておく。
D.PLAYER: MacbookPRO16inch
DAC: RME ADI-2PRO (P.S:AudioDesign)
EQ: WarmAudio EQP-WA
COMP: WarmAudio BUS COMP
ATT: HeritageAudio BabyRAM
P.AMP: QSC PLD4.2
A.PLAYER: Kenwood KP-9010 CARTRIDGE: Ortofon SPU#1S MC TRANS: Ortofon ST-10
PRE.AMP: Mizunaga
C.DECK: TASCAM112Rmk2
我ながら変なシステムだ(^^;
使用するのほとんど夜なので、小音量でバランス良く迫力や厚みが出せるように追い込んでいったらこうなった。
DAC、真空管PULTEC型EQ、パワーアンプ内蔵DSPの3箇所でEQが可能な上に、コンプレッサーまで入れている。
スピーカーの低域ロールオフをパワーアンプのDSPで補償し、ソースごとに中低域の厚みを調整したり、高域の味付けにPULTEC EQを使う。
オーディオ再生にコンプレッサー?これがなかなか良い。僅かなコンプレッションでも、通すだけで音の隙間が埋まる感じがする。
RME ADI-2PRO の2系統出力とBabyRAMの入力切り替えを利用し、ワンタッチで全てのエフェクターをバイパスできるようにしているが、結局通して聴いてしまう。
各EQの補正量は控えめにしているが、あると無いとでは満足感が全く違う。ただし決定版として期待したBBE882iは、音痩せが気になって外した。
スピーカーは結局パッシブネットワークの2WAYとなっている。マルチを試行錯誤してきたが、どうやら重なりの大きい6dB/octクロスオーバーが好みのようだ。
こうなると4chアンプQSC PLD4.2の必然性はないので、次に替えるならパワーアンプかも。
以前、ハイエンドの入り口のようなピュアオーディオアンプを導入してQSCに完敗したことがあるので、選定はかなり難しい。
音源についてはMacとamazonHDが便利すぎて(spotifyもHD化の発表あり)アナログはすっかり聴かなくなってしまった。気分転換に針を下ろしてみるか...
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2021年03月22日
作例になってない...まずは、ここまで寄れるってことで。
amazonHDで80年代頃の洋楽、特にマイケルジャクソンの初期アルバム OFF THE WALL(1979)、 THRILLER(1982)、 BAD(1987)を聴いて驚いている。最新技術によるリマスターの効果もあるだろうが、ものすごく音がいい。楽器の音がリアルで、特にリズムにキレと力強さがあり活き活きしていて、尚且つアナログ的というか、太く濃密で暖かい。エンジニアのレベルか、機材やスタジオ環境が違うのか、同時代の日本のポップスとは明らかな差があり、海外レコーディングが流行ったのもわかる気がする。自分のシステムでは、クラシックな真空管式Pultec EQやBUS COMPを通すことで深みが増す。ウーハーもドライバーも80年代頃のJBL製だから合っているのかもしれない。
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2021年02月01日
30年間の愛聴盤、フォーレのレクイエム/コルボ指揮のリマスター盤を購入。レコードや旧盤CDより明らかにキレが良い。HiFi度ではリマスターCD>レコード>旧CDの順かな。ただ、新盤はやや高域寄りで、レコードが一番深々として雰囲気がある気もする。何より驚いたのはコルボのインタビューで、Pie Jesuを歌ったボーイソプラノのアラン・クレマンは録音の10日後に声変わりしてしまったという。あの儚げで透明な声は奇跡としか言いようがない。自分の葬式で流して欲しいという人も多い世紀の名演の価値がさらに高まった!
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2021年01月25日
業務用パワーアンプQSC PLD4.2は、残留ノイズが気になったり少々の粗さはあっても、明るく開放的でウーハーのグリップ力も抜群だ。
ジャズとかフュージョン、ロック系が多いので、これ1台に絞ることも検討中。システムはシンプルにしたいし、他に欲しいものもあるし...
そこで久しぶりに真空管アンプを鳴らしてみると、余韻とか空気感、中音域の質感はさすがで、ボーカルや弦楽器がいい。耳あたりが良くて聴き疲れしないし、DSPを介さないアナログの良さもありそうだ。
音飛び感や低域のキレはQSCに負けるけれど、パラレルプッシュだけあって真空管としては立派。これだけ聴いていたら気にならないかも。
パッシブで行くならこちらを残すのもアリか...冬場は300wヒーターの役目も果たすので(笑)春までじっくり考えよう...
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2021年01月17日
JBL2wayでA-R630MKII-Sをテストする中で、新たな課題が明るみに。
QSC PLD 4.2は多機能なアンプで、400w×4ch、800w×2ch、1600w×1chに対応する。内蔵DSPのクロスオーバーによって、これ1台で2wayマルチが実現する。
これまで、クロスオーバーのスロープやEQ、ディレイをあれこれ調整して楽しんできた。
しかし、A-R630MKⅡ-Sと比較するために800w×2chモードとしてパッシブネットワークを通してみると、4chマルチモードの音(A-R630MKⅡ-Sも)を圧倒してしまった。
既にカットアンドトライで正解を見つけているパッシブの音に比べて、マルチの音はどこか「変」であり「不自然」なのだ...
これはいろんな原因があると思うので分析してみる。
①急峻なクロスオーバー
QSC PLD 4.2は最大48dB/octのクロスオーバーが可能で、肩特性も選択できる。最近は1kHz-24dB/octリンクウィッツライリーとしていた。
ウーハーから余計な音を出さず、ホーンドライバーの耐入力も向上するが、オーバーラップが少ないことで 人間の耳には違和感があるのかもしれない。
パッシブの場合、ウーハーは3kHzくらいまで伸びてしまうが、このウーハー(2206H)は中域にピークが少ないので癖は出にくい。
② レベル合わせの難しさ
マルチでは2wayの音圧レベルが自由自在なので、時々微調整していた。 これは便利なようで、泥沼でもある。急峻なクロスオーバーではレベルバランスのスイートスポットが狭い。
③DSPによる劣化
2chモードでもDSPは通るのでAD/DA変換による劣化は変わらないはずだが、デジタルと言えどクロスオーバーフィルターによる劣化はあり得る。
これはネットワークコイルを通さないメリットと差し引きとなるが、QSCのドライブ力はコイルの影響を感じさせない。
④BTL のメリット
800w×2chモードでは、BTLバランスアンプになっていると思われる。パワーだけでなく音質が良くなっている可能性はある。
音への影響としては①→④の順番ではないかと思う。
パラメータが多いマルチをまだ使いこなせていない。きっちり追い込めばパッシブを超える可能性はあると思うが、 現時点では負けている。
クロスオーバーもEQも使わないとしたら内蔵DSPを通すのはデメリットでしかないが、これを超えるC/Pのアンプはそう多くない。
QSC PLD 4.2は2chとしても一級品だと思うし、パッシブネットワークでうまく行っているのはスピーカービルダーとしては嬉しいかも。
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2021年01月10日
iga先生からお借りしている TEAC A-R630MKII-Sを家のJBL2wayでじっくりテストしてみた。
結論を言えば、2万円のアンプが大健闘!
音のダイレクト感、鮮度感が抜群で、正確に音を刻む。低域もブーミーにならず、業務用30cmウーハー2206Hを想像以上にしっかりドライブしてくれる。
S/Nは良好で、高能率ホーンでもノイズは聞こえない。音像は稠密かつ明確でセンター定位がしっかりしており、引っ込むことがない。
ほとんどの人はこのアンプで満足できるのではないか? と思うが、欠点(というかこの組み合わせでの問題点)もないわけではない。
DACからダイレクト、またEQやコンプを通すなど、色々比較してみたが、ダイレクト接続では音がやや硬く鋭く、聴き疲れする気がした。
音像はしっかり定位するが、フワッとした拡がりやしっとりした雰囲気、空気感のようなものはやや足りない。
これはスピーカーの中高域がホーン型で、ウーハーの低域がダラ下がりにロールオフしているせいもある。
WARM AUDIO EQP-WAを通して中低域を調整すると劇的に改善され、ゆとりや空気感も増した。さらにBUS COMPを通すと音の隙間が埋まって厚みが出た。
A-R630MKII-Sの内蔵トーンコントロールも試してみたが、効きが敏感でブーストするとブーミーになりやすく、PULTEC EQのようにはいかない。
結局、現用システムと同じ複雑な構成になっていくのだが、それでもQSC PLD 4.2とは性格が違う。
QSCはもっと明るく開放的で空間に広く散乱するタイプ。音場や空気感、低域の引き締まりで上回る。S/Nと中高域の解像感ではA-R630MKII-Sが上か。
800w/chの業務用D級アンプと、シンプルなFETシングルプッシュ60wでは音が違って当然だが...優劣ではなく好みだろう。
総合的に見てA-R630MKII-Sは超ハイ・コストパフォーマンスと言える。
使いこなしのコツとしては、音が硬い、低音不足のスピーカーと組み合わせないこと、真空管プリやEQなどの前段で味付けをするのも良いだろう。
ブラインドテストでは高級機と間違えることもあると思う。ダイレクトで正確な音を好む人には強くお薦めできる。
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2020年12月29日
さてiga先生からお借りしたアンプはどんな音だろう!?
アトリエは広大で残響も多く、8インチフルレンジの小型スピーカーだ。
はたしてアンプの違いが出るだろうか?と思ったが、ヤマハCA-R1とは一聴して違いがわかった。
CA-R1は綺麗で柔らかく絹のように滑らかな手触りがあり、低域はふわっとして、締りはもうひとつだ。
とても聴きやすいが、スピード感、エネルギー感、パワー感は物足りない。絶妙な効きのトーンコントロールで高域、低域を少しブーストしてゆったり聴くのに向いている。
A-R630MKII-Sの音はカッチリしてメリハリがあり、ハイスピード。低域はしっかり締って力があり量感も多く、ブーストの必要性は感じない。
音量を上げると粗さを感じたが、広大な空間で出力60Wの限界か、あるいはダブルコーンフルレンジスピーカーの特性がそのまま出ている気もする。
硬くモニター的なストレートサウンドは自宅のJBLのほうが合うかもしれない。30cmウーハーをズシッと沈み込ませることができるか?
(長岡鉄男とは何だったのか?!のYou Oshimaさんはデスクトップモニター用にこのアンプでFOSTEX NF-1を鳴らしているそうだ)
操作面では、リモコンでゆっくり動作する電動ボリュームが便利、ただし指標はやや見づらい。トーンコントロールは効き方が急で敏感すぎる感じがする。
外観は立派だがさすがにコストダウンの跡もあり、ツマミ類が樹脂製、スピーカー端子は小ぶりで、カナレ4S8がぎりぎり使える程度だが実用上は問題ない。
LEPYやTOPPINGなどの激安中華アンプとは音質も信頼性も全く違うと思う。コストパフォーマンスは極めて高い。安いので2台用意してマルチ駆動したら面白そうだな...
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2020年12月28日
TEAC A-R630MKII-S
内容からすれば信じられない価格のアンプ。
iga先生がマッハの速さでわざわざアトリエまで持ってきて下さいました(^^) 早速試してみよう!
TEAC ステレオプリメインアンプ シルバー A-R630MKII-S
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2020年12月26日
禁断のアウトボード(?)BBE SONIC MAXIMIZER 882iを導入。
音が前に出る、音場が拡がる、メリハリがつくなど、2万円の機器で100万円の効果があるという人もいれば、ゴミという人もいる。
10年以上前から気になっていたが、ここへきて業務用マシンにハマっているので泥→皿→皿に皿と踏み切った。
原理や効能については以下に詳しい。 ステレオの音を原音に近づけたければBBEを使おう オーディオ逸品館ブログ
簡単に言えば、帯域を高域、中域、低域に3分割し、高域に対して中域、さらに低域を遅らせて、再生時に生じる高調波の遅れを補償するプロセッサーである。
立ち上がりを阻害するのは原音に対する高域の遅れであり、それを相対的に速めることで改善しようというものだ。
調整はたった2つのツマミで、PROCESSで高域を、LO CONTOURで低域をブーストするのだが、 遅延の時間は一定であり、分割された各帯域の量で調整していると思われる。
さほど高価ではないし、一か八かの失敗覚悟だったが、結果から言えば微妙だなと思った。
確かに音は変わり、高域は煌びやかに散乱し、メリハリはつく。音が前に出る、と言えないこともない。
しかし音質劣化も少なからずある。解像度はあまり落ちないが少し音が薄く、細くなった。以前ベリンガーのPEQやテクニクスのグライコを使った時の感覚に似ている。
WARM AUDIOやDRAWMERのEQやコンプレッサーは音が濃く、力強くなって好みなのだが、BBEは逆の方向性を感じた。
効果を強めればドンシャリ的な違和感も増す。ギリギリまで弱めると、ほとんど効果がわからなくなる。 スイートスポットがあるのかもしれないが...
もちろんこれは好みやシステムのセットアップ次第で、メリットが上回る場合もあるだろう。 どちらかと言えば、ローファイな音源や機器に挿入すると効果が大きいような気がする。
もうしばらく試してみるが、自分の目指す音とは違うかな、EQでも対応可能な変化かな、という印象だ。
また、チャンネルディバイダーのディレイタイムで低域chを遅らせることで似た効果が得られるのではないか?と気づいたので試してみたい。
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