エンターテイメント

2018年12月03日

浅野いにおにハマっている。この短編集もハズレがない傑作ぞろい。 「TEMPEST」「愛しの健吾」はデデデデに通じるSF大作で藤子F不二雄へのリスペクトが感じられる。「としのせ」「誘蛾灯」「夏のにおいは魔法少女を二度殺す」の繊細な表現も素晴らしい。毎度ながら、現代のリアルな日常に鋭い非日常を挿し込むセンスは凄い。

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2018年11月18日

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 勇者たち   浅野いにお

デッドデッドデーモンズデデデデデコントラクション で知った浅野いにお。
その類い稀なるセンスと天才性が遺憾なく発揮された新作。
読み進めるほどに、あらゆる予測や期待が裏切られる。
一体どこまで深いのか、底が見えない。理解よりも、体感すべし。
全編カラー(赤・黒)の作画も凄まじい。全てが圧倒的。永久保存版。

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2018年10月29日

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SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん

とにかく面白い!!!地味な女性英語教師にジミ・ヘンドリックスが憑依して、様々な困難に立ち向かいながら成長するバンドの物語。
泣き、笑い、疾走する熱い学園青春マンガ。王道を行く巧みな脚本、画力も高く、各キャラの立ち方が素晴らしい。
ネタバレはしないのでとにかく読んでみてほしい。1巻より2巻がさらに面白くなる。この先どうなる?一度ダウンロードしたら絶対止まらなくなる(^^)







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2018年09月11日

キャプチャ「ミノタウロスの皿」と並ぶ傑作でテーマも共通している。終末戦争後に生き残った男女を通して、人間の生と死について深く考えさせられる。「ミノタウロスの皿」は豊かな色彩と音響すら感じさせ一息もつかせずハイテンションに進行するエンタテイメント。「カンビュセスの籤」では静かなシェルターの中で2人きりの淡々としたやりとりが続き、まるでタルコフスキー映画のようだ。

この2作を読みたくてPERFECT版(1),(4)をダウンロードしたが、収録された他の短編も秀逸で、ドラえもんに時々見られるシリアスでシュールなSF風味は、こうした大人向けの作品が原典と思われる。基本的に宇宙人の来訪かタイムパラドックスなのだがどれも面白い。毛色の違う作品としては、(1)の「劇画オバQ」が傑作であった。



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2018年09月05日

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子供の頃、藤子F不二雄が大好きだった。やさしい絵のタッチも内容の深さでも圧倒的にFさんが好きで、Aさんとは別々に描いていると公表されたときも、そりゃそうだろ全然違うもん!と思った。そんなFさんの初期(1969年・ビックコミック)のSF短編「ミノタウロスの皿」が凄いと聞いてkindleで購入してみたのだが、これはヤバい。可愛らしい絵柄で淡々と描かれる人間の業に背筋が凍る。深くて、重くて、悲しくて、怖すぎる。ストーリーはもちろん、作画や構成も完璧だ。わずか35Pほどの短編漫画なのに、長編小説や大作映画のような疲労感と精神的ショックがある。衝撃のあまりトラウマになりそうなSF大傑作。おそらく実写化は倫理上難しいが、道徳の教科書にはできそう。ネタバレはしませんのでとにかく読んでみて(^^;



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2018年07月29日



万引き家族  を観てきた。

安藤サクラら役者の自然な演技、隙のない脚本、リアルなカメラワーク、静かな音楽、全て素晴らしかった。これは名作、傑作だ。
120分が淡々と流れながら無駄なシーンはひとつもない。この「家族」をずっと見ていたかった。映画が終わって欲しくなかった。
客観的に見ればどうしようもない登場人物たちの悲惨な生活。でも、その内側には笑顔と優しさ、生きることそのものの喜びがある。
綺麗に整っているように見える現代社会の隙間に、こんな「家族」はきっと存在していると思えてくる。
東京の下町に長く住んでいたときの記憶、空気感も蘇る。カンヌ映画祭の審査員の目にはこの映像がどのように写ったのだろう。




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2018年02月08日

「さよならフットボール」が男子に混ざって奮闘する恩田希という女子サッカー選手1人の物語なら、こちらは高校女子サッカーを舞台にして多くの選手とチームによる群像劇。そして恩田も登場するところが胸熱!

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めちゃくちゃ面白くて一気読みしてしまった...

中学男子サッカー部でフィジカルの壁にぶつかりながら試合に出るべく奮闘する女の子の物語。
魅力的な登場人物たちの熱く儚く切ない青春を全2巻で濃密に丁寧に描き切っている。
サッカーをよく知っていて画力も高くコマ割りに躍動感があり、ボールを蹴る音が聴こえてくるようだ。
主人公の恩田希は高校女子サッカーを描いたさよなら私のクラマーにも登場するらしい。こちらも読んでみよう。










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2017年11月12日

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娘が買ってきた漫画だけど、とても面白かった。独自の設定による世界観にすうっと引き込まれ、特に絵が素晴らしい。最近の漫画としては手描き感が強く、手間がかかっていると思う。


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2017年11月01日



古い漫画である。

日本にこんな現実があったのだろうか。激しく、暴力的で、哀しい話なのに、読後感は爽やかささえ感じる。西原理恵子の絵柄はさほど好きではないが、この作品は明るいタッチでなければ読むことが耐えられないかもしれない。 
自伝とも言われるが、彼女の出身地、高知市のはずれにある浦戸という港町はここまでディープではないだろう。おそらく、彼女が見聞きしてきた様々な情報が集まってこの世界観が出来ているのではないか。

作家や芸術家が、人生の中で時々とんでもない才能を全開させることがあるとすれば、「ぼくんち」はそういう作品だと思った。




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2017年10月06日

わたしを離さないで は最も衝撃を受けた映画。胸が張り裂けそうとはこのこと。もう一度観たいような、観るのが怖いような。原作はもっと面白いそうです。
  Stacey Kent のこのアルバムも持っているが歌詞をイシグロ氏が書いているとのこと。知らなかった…

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2017年09月15日


桐生選手が10秒を切ったという大ニュースを聞いて、まず思ったのがこの作品。
大好きな「ニナライカ」の秋重学による最高の青春グラフィティ。どこまでも甘く苦く哀しくて爽やか。
今では難しいような描写もあり、20年前は自由だったのかな。1巻を読んだら一気に最後まで行くと思う。超お薦め。




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2017年08月06日

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ポケモンの刑、妖怪ウォッチの刑は卒業してジョジョの刑!ポケモンは友達と行ったがジョジョを一緒に行ってくれる友達はいなかったそうだ。ジョジョの対象年齢ってどれくらいなんだ?全く期待してなかったけど4部は全く知らないので思ったより楽しめた。1部は高校生頃に読んでいたのだから驚くべき長寿作品だ。ランチは回転寿司でちょい贅沢して予算オーバー…他に客がいなくて余裕があったのか?板さんが笑かしてくれた^o^

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2017年04月20日

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コブラ  COBRA THE SPACE PIRATE

子供の頃にアニメで少しだけ見て、絵の癖が強い印象で特に好きではなかった。kindle unlimitedのお試しで1巻が0円だったのでダウンロードしてみたが、これが素晴らしい作品。寺沢武一の凄まじいほどの画力で壮大な宇宙都市が描かれ、登場人物はまるでアニメーションのようにダイナミックに動き回り、ストーリーはスカッとわかりやすい展開、コブラその他のキャラクターがとても魅力的。単純明快に楽しめて、映画を観たような読後感がある。おそらく少年誌では画風が大人すぎたのではないか?全てのカットがイラストレーションとして完成されている。これで有料の2巻以降を買うとkindleの思う壺なわけであるが... 




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2017年04月18日

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あしたのジョー

ふと1巻をダウンロードしてみたらあまりにも面白くて止まらなくなり、現在、カーロス・リベラが出てきたところ^^; 子供の頃にTVアニメ(劇場版?)で見た記憶はあるのだが、こんなにも硬派な社会派作品だったとは。連載は1967-1973年。無機質なコンクリートのビルとバラック長屋が混在する昭和の世相や空気感が、ちばてつや氏の圧倒的な画力で見事に表現されており、民俗史としての資料的価値も高い。高度成長期とは、古い時代の風土や価値観が多く残っていた時代であり、その昭和は既に歴史になってしまったのだ。もちろんストーリーも素晴らしく、矢吹丈を中心に登場人物の情熱と悲哀が丁寧に描かれ、伏線の張り方など脚本も完璧。その後のスポ根やバトルものはすべて、あしたのジョーをなぞっているのではないかと思うほど。例えば力石徹と矢吹丈の、互いに繊細な感情のもつれ合う同志のようなライバル関係は、シャアとアムロのモデルではないか?(例:力石/階級を落としてジョーと対戦≒シャア/サイコフレームをアムロに渡す) kindleのコミックは本当に便利。場所を取らず、読み終わったらすぐに次巻をダウンロードできる。あしたのジョー1巻を買ったら最後、8640円の出費となることは確実...




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