2019年01月07日
東京下町散歩2
LEICA M10-P + Elmarit28mm/f2.8 4th
路地裏で偶然、新年の祭事に出会った。電線に触りそうでハラハラした…
街で出会った地元の方が案内してくれた、なんと大正時代に建てられたという長屋。
快晴でも仄暗い路地に、各戸の間口は1間半ずつ、低い軒がヒューマンスケールを醸し出す。
長屋の裏側の僅かな空間も、採光、通風、そしてコミュニティの貴重なスペースになる。
街は全体的に高齢化が進み、空き家も多くなっている。
狭い路地に防災上の問題があるのは確かだが、区画整理とタワーマンションが正解とは限らない。
路地のスケール感を活かし、緩やかに新陳代謝を継続させるような開発が出来ればと思う。