2018年10月30日
秋の夜長にレコード
寒くなってきた…小さな部屋なのでアンプの熱だけで程よい暖房になり、オーディオには良い季節。
Ortofon SPU#1Sを導入してから、ほとんどアナログ・レコードばかり聴いている。CDよりも分厚く滑らかで輝かしく、そして心地良いのはなぜだろう。アナログだから?しかしフォノイコライザー/プリアンプとパワーアンプの間には、デジタルアッテネーターとしてRME ADI-2PROを入れている。デジタル音源はRME ADI-2PROのDACからダイレクト出力となるのだが、アナログ音源についてもAD/DA変換を行っているのだ。192kHzというハイサンプリングAD-DA変換に音質劣化は感じられないし、EQによる補正、そしてフォノ/プリアンプのボリュームをmaxで使うことでS/Nを向上させるメリットもある。レコードもデジタル録音だったりデジタル・リマスタリングされていたりで純粋なアナログではないことが多い。それでもCDと違う良さがあるのはレコード特有の歪みや共振、ゆらぎ? とはいえアナログ・レコードはシステムが悪いと本当にショボい音しか出ないので、やはりSPUとトランスと真空管フォノイコライザーが大きいのかなと思う。やればやっただけ良い音、好みの音が出せるのが、アナログの面白いところだ。