2018年07月27日
部屋の吸音
この部屋にはオーディオ以外に家具等が少ないので音が響く。床と天井が無垢板で壁が漆喰のため、低域以外は全反射に近くなり、特に中音域の残響が気になる。
どちらかといえばライブな環境が好きとはいえ、このままではオーディオにはちょっと厳しい。床には厚手のキリムを敷いているがまだ足りない。
そこで試しにアトリエにあったウレタンフォーム(50mm厚×1800×900)に泥染めの厚布を被せて、リスニングポジション背後に置いてみた。
第一印象では音量が減って少し寂しくなったような?でもすぐに慣れてくる。残響の癖は確かに減っているので、この方向で色々やってみよう。
しかし久々に真剣にオーディオを弄って感じるのは、真空管パワーアンプのウォームアップ効果の大きさだ。
電源ONして最初は音が粗くレンジが狭く癖が強い。本来の音になるのに2〜3時間はかかるようだ。
チューニングの評価を誤ることもあるので、電気代はもったいなくても電源は事前に入れておくほうが良さそうだ。