2017年11月11日
真夜中のお勉強
RME ADI-2 Pro は当分アトリエのデスクで使うつもりだが、あまりにも素晴らしいので家にも持ち帰ってきた。
おそろしく多機能で細かな設定ができるのだが、その中でも自分が重視しているのが各種のイコライジングである。
5バンドのパラメトリックイコライザーはF、Qを調整できて、これをプリセット記憶可能。
スピーカー毎に設定すれば便利で、自作派には嬉しい機能だ。とりあえずAlpair10とFE83Solの名を付けた(^^;
ヘッドフォンでの左右の耳の状態やルームアコースティックの補正に使う場合には左右独立コントロールも可能。
ライン出力とヘッドフォン出力、アナログ入力をそれぞれ別にイコライジング設定ができる。
他に汎用トーンコントロールとしてどの状態からもワンタッチで効くバス、トレブルがあり、ターンオーバーも設定できる。
さらには小音量時の低音高音を補正するラウドネスコントロールがあり、なんとこれもブースト量や動作する音量を設定できる。ラウドネスの効き方は実に自然で全く違和感がない。
このように書くと複雑に思えるが、実際は階層構成が巧みでストレスがなく、コンシューマ向けのオーディオ機器としてよく考えられていると思う。
業務用のイコライザーはいろいろあるのだが、ADI-2PROは音質的にも使い勝手としても、イコライザーを挟んでいる気がしない。
あまりにも便利で楽しいので家にもアトリエにもそれぞれ欲しい…買えるわけがないので毎日持ち運ぶしかないな(^^; ADI-2PRO