2017年10月11日
次世代オーディオ・インターフェイス RME ADI-2 Pro


RME ADI-2 Pro
来年度から本格オーディオを再開しようと妄想中。
なるべくお金をかけず、シンプルに、手持ちの機材を活かして構築するのだが、再開記念として?新規導入するとしたらこれが有力候補だ。
一言でいえば超高性能な業務用DAC/ADCであるが、同時にプリアンプであり、ヘッドフォンアンプであり、さらにパラメトリックイコライザーでもある。
①多機能デジタル・オーディオインターフェイス
CDプレーヤー、PCオーディオまたはiOS端末の高性能DACとして、デジタル音源の音質を最大限に発揮させる。
もう10年目のベルトドライブ型CDプレーヤーTL51XRは、滑らかで静かな音を気に入ってはいるが、DACは旧式だ。
PCオーディオの構築には様々な選択肢があり、自分の方向性はまだ定まっていない。
慣れたWindowsか、使いやすいiOSか、ラズパイやMacに挑戦するか、それともネットワークプレーヤーか...このDACならどこへ向かっても対応できそうだ。
いずれ増えてくるハイレゾやさらに上のフォーマットにも対応できる。もちろん、アナログ音源のデジタル化にも利用できる。
②デジタル・プリアンプ
パワーアンプに直結してプリアンプ(アッテネータ)として利用する。デジタル機器については最短経路でピュアに再生できる。
アナログ入力も備えており、音質劣化を無視できるほどの高性能A/D変換によりデジタルアッテネータとして機能する。
自分の場合はデジタル2系統とアナログ1系統があれば十分で、既存の真空管プリアンプはアナログ機器を統括し、主にフォノイコライザーとして利用することになるだろう。
③デジタル・パラメトリックイコライザー
音質劣化の少ない5バンド・パラメトリックイコライザーとして、スピーカーと室内音響の補正に利用する。
自分の場合はオーディオ趣味の中心が自作スピーカーとなるが、良いイコライザーは設計の自由度を広げてくれる。
以前、DRAWMER1961というアナログイコライザーを使用して、その有用性を確認している。
スピーカーについてはなるべく現有ユニットを利用する方向で、いくつかの案がある。

価格は安くはないが、当分古くなることのない高性能機で、極めて多機能でもある。オーディオ構成の中核を担うポテンシャルを秘めていると思う。
限定版アニバーサリーエディションは天板がガラスになっていて美しい。多機能がコンパクトに凝縮された機能美も感じられる。
卓上にiPad/iPhoneとRME ADI-2 Pro