2016年11月12日
M10?
LeicaRumors
M8、M9、Mtyp240と、ほぼ4年周期でフルモデルチェンジしているデジタルM型。来春には新型が出そうな雰囲気で、いろいろな噂が入ってくるが、このニュースのモックアップ?はかなり信憑性が高いと感じる。
「3.8mmの小型化」の噂があったが、どうやらマウント面を厚く出すことによって懸案の薄型化(フィルムライカに近づける)を実現するようだ。これは歓迎するが、初代からやってほしかったことではある。またファインダーの近くにISOダイヤルを実装するという噂もこの写真で裏付けられたか。M2~M3のフィルム巻き戻しダイヤルを模しているようだ。デジタルではこの位置に必然性がないので、オリンパスPENデジタルやニコンDf的なコスプレ感があり、微妙なデザインかも。
その他にはWIFIを内蔵すること、ライカSLやQと同様の24MP・CMOSセンサー搭載という噂がある。SLのセンサーはMレンズにはベストではないとアナウンスがあったのでこれは疑問。SLレンズがあんなに巨大になるのは理由があるはずだ。M型ライカがEVFなどの機能進化型と伝統的なシンプル型の2ラインに別れるという噂もある。
いずれにしてもライカの進化はゆっくりで、M型らしいデザインとレンジファインダーシステムが完成さえれている以上、モデルチェンジが必ずしも進歩とは限らない。わずかな機能の変化や薄型化だけで買い替え動機にはならないし、気軽に買える値段でもない。2世代前の旧型機、M9やMMも根強い人気がある。新型機の登場によって中古が値下がりし、もう二度と出ることはないであろうシンプルなCCD機として魅力を増すのではないか。狙い目だ(笑)