2016年09月20日
富士フイルム GFX 50S
富士フイルム、中判ミラーレスカメラシステム「GFX」を発表
富士フイルムが中判カメラ「GFX 50S」の開発を発表
なんとなくハッセルブラッドX1Dと似ている気がする...相変わらずフジらしい、実用一点張りのデザインではあるが。
ペンタックス645D、ハッセル、そしてフジ。いずれも「 35mmフルサイズの約1.7倍となる43.8×32.9mmのセンサー」なのだが、どうも中途半端に感じる。中判と呼んでいいのか?と。中判の効果が出せるギリギリのフォーマットだった645判フィルムでも面積は2.5倍あった。1.7倍程度では、進化が速い高画素フルサイズ機に対して画質で差をつける条件はごく限られるだろう。被写界深度も1絞り分しか違わないから、レンズでカバー出来てしまいそうだ。ただ、こうした大型センサー機こそミラーレス構造が向いているとは思う。用途からしてAFや表示の遅延はさほど問題にならないし、ミラーボックスが大きいぶん、劇的にコンパクトに造れる。4×5判くらいの巨大センサーで薄型ペッタンコなミラーレス機が出たら値段次第ですぐにでも欲しい(笑)