2016年07月19日
スーパーツイーター
アキバの「オーディオもてぎ」さんでTELEFUNKENの後面開放を聴いたとき、店主のもてぎさんから、コレでもしも高域が寂しく感じるなら「聴こえないツイーター」を追加するといいとアドバイスされた。同時代のビンテージツイーターもいろいろ試されたそうだが、「聴こえるやつはダメ」とのことだ。自分の経験でも、フルレンジスピーカーにツイーターを追加するのはとても難しい。ホーンでもドームでもコーンでも、分割振動で伸ばしているフルレンジの高域とは音色がつながらず、どうしても違和感を感じてしまい、結局外してしまう。能率や位相や指向性云々よりも、音色の違いが気になってしまうのだ。
そこで興味深いのがTAKET BATPRO2。なんと150kHzまでを再生し、18kHzから下を急峻にカットしているという。聴こえないはずの高周波が何らかの影響を与えるというのはよく言われている。先代のころから存在は知っていたが、なんとなくオカルト的な、眉唾な気がしていた。人間は頑張って20kHzまで、そして何よりCDソフトからは原理的に20kHzまでしか出てこない。出るとすればアンプからスピーカーまでの間で創生された歪みでしかないはずだ。ところが考え方が似ていて信頼する友人のタックさんが最近購入され、なかなか良いとの評価。高域も低域も改善されたという!
貧乏オーディオマニアにとって安くはないが、この手のツイーターの中では良心的な価格ではある。ネットワークを内蔵し5段階アッテネータでたいていのスピーカーには使えるようだし、自作派は1台持っていてもいいかもしれない...その前に後面開放をやってみたいのだが...
コメント一覧
5. Posted by Roberto 2016年07月28日 10:39
TAKETは150khzってところが面白いと思ってます。普通のリボンではそこまで出ないですよね。高周波がどう影響するのか興味深いです。
4. Posted by SEED 2016年07月28日 09:37
実験ならこれの安いやつでもいいんじゃないですかね♪
3. Posted by SEED 2016年07月28日 09:35
リボンツィーターをコンデンサ一発でかなり高い帯域で切って入れても大きく変ります。その帯域は耳には入ってこないはずなんですがね 不思議です♪
2. Posted by Roberto 2016年07月21日 18:59
聴こえない高周波が可聴帯域を変調させるんですかね?よくわかりませんが試してみたいですね。
1. Posted by SEED 2016年07月21日 17:10
聴こえないけど感じる これが人間の感性の凄さですね♪ 決して聴こえるだけが世界ではない 私もモスキートでは全然駄目ですよ♪