2016年06月27日
CH88P
CH88というスタッキングチェアは元々プロトタイプしかなく、ウェグナーの生誕100年記念で商品化されたものです。
我が家の狭ーいダイニング、日によって人数がかなり変わることもあってコンパクトなスタッキングチェアが2脚は必要で、 これまで間に合わせのIKEA製を使っていたのですが...
もう感動以外の何物でもない...座って良し、見て良し、重ねて良し。
驚くほど軽く、細身ですっきりしたデザイン、体に馴染む絶妙なバックレストのカーブ、国内版にはない無染色ヌメ革のしっとり柔らかい感触...
本当のアンティーク品であるCH30にも負けず、喧嘩もしない!アンティークのチーク材エクステンションテーブルとも相性良し!
ただ、実は...注文前にサンプル品をお借りして家で試乗させてもらったらテーブルと高さが合わず、注文時に脚の2cmカットをお願いしたのです。
CH88PのSH(座面高さ)は46cm、CH30は約44cm。この2cmの差は大きい。高さ72cmのテーブルにはやはり44cmがベスト。
CH88Pのデザインも座り心地も最高に気に入ったけど、カール・ハンセンでは切ってくれないし、町の業者さんも嫌がるだろうけれど無理言って...NOWさんも金属脚を切るのは初めてだったそうです。 おかげで、テーブルとばっちり合いました。オリジナルを改造するのは邪道かもしれないし、一般にはお薦めしません(というか、普通はやってくれないと思う^^;)。でもYチェアなども日本向けには高さが変えてあったりするし(現在はやってない)、椅子は座り心地が何より大事だと思います。
ダイニングテーブル&チェアは家具の中でも最重要だと思います。食事の時間を大切にするなら、値段は高くても納得できるものを揃えたいものです。 一生ものどころか、孫の代まで使えます。