2015年12月03日
Biogonを建築写真でテスト


週末の撮影に向けて、完了検査の合間にロケハン。
21mmといえば超広角なのだが、Biogonの被写界深度が浅いことに驚いた。
SWH15mmは短い焦点距離もあるが周辺像面が手前に倒れるせいもありインテリアではほぼパンフォーカスになった。
シグマ12-24mm(初代)も像面湾曲が大きく、そもそもf11以上に絞らないと周辺が甘かった。
愛用したオリンパスZD7-14mはフォーサーズなのでふた絞り分、深度が深かった。
Biogon21mmを室内近距離で使うと、f8に絞ってもパンフォーカスにならない。f4まで開くと、厳密にピントが合う範囲は数10cm程度しかない。
像面がフラットなので忠実にピントが合い、そしてボケる。 狙いどころにしっかりフォーカスしないと失敗写真になる。
解像については、SWH15mmIIIのように全域カリカリには写らない。コントラストはあるが、どこか柔らかい雰囲気になる。
写りも使い勝手も、なんというか懐かしい感覚。撮っていて楽しい。そう、これはまさにフィルム写真の感じなのだ。
フォーカスポイントをよく考えてきっちりピントを合わせ、絞りを慎重に選んで深度をコントロールしなければいけない。
穏やかなパースペクティブと合わせて、うまく使えば立体感を表現出来るはずだ。
カッチリ説明用の15mm、柔らかい雰囲気重視の21mmという使い分けが出来るといいと思った。
コメント一覧
2. Posted by Roberto 2015年12月06日 07:35
でくのさんはAPSCで使っているから実質32mmレンズなので周辺までいけるでしょうね。ボケが良いのはスーパーアンギュロンもそうでしたので対称系共通と思います。このbiogonは2400万画素のフルサイズライカだと周辺解像度はやや落ちます。解像度ではSWH15mmIIIの勝ちですが、奥行き感や立体感はbiogonが良さそうです。
1. Posted by でくの 2015年12月06日 01:31
Biogon21mmは私の常用レンズです。
山に行くときは5.6に絞り固定で遠景に合わせてます。
オーディオネタの分解や修理のコマは、全て絞り開放で使ってますね。
ピントが合っているところのシャープネスがめっちゃ高くて、あとは自然にボケてくれるので、数あるパーツの中のどのパーツを説明したいのかを、ピントだけでもっていけるので便利です^^
以外と物撮りにも適したレンズだと思います。
ヤシコンビオゴンですけどね^^;
ビオゴンと比較するとRX-100 M2で撮った写真は、アマアマに見えますよ、、、、。
山に行くときは5.6に絞り固定で遠景に合わせてます。
オーディオネタの分解や修理のコマは、全て絞り開放で使ってますね。
ピントが合っているところのシャープネスがめっちゃ高くて、あとは自然にボケてくれるので、数あるパーツの中のどのパーツを説明したいのかを、ピントだけでもっていけるので便利です^^
以外と物撮りにも適したレンズだと思います。
ヤシコンビオゴンですけどね^^;
ビオゴンと比較するとRX-100 M2で撮った写真は、アマアマに見えますよ、、、、。