2015年07月31日
TN邸
LEICA M-P + SWH15mm/f4.5III
完成引渡し。
客用エントランスを兼ねた通り土間床には大谷石を。
通り土間、リビング、ダイニング、縁側へと緩やかにつながる空間。
無垢の杉板を組み上げた機能的なセパレート・キッチン。 床はナラ材、壁、天井は漆喰塗り。
天井高さの変化や光の取り入れ方によって居心地をコントロール。 全体に温水床暖房を入れています。
断熱性能も高く、この日は気温34度でしたがエアコン1台で家全体が寒いくらいに冷えました。
食べる、くつろぐ、作る、歩くといったゾーンを分けることで拡がりと落ち着きが生まれます。
30坪余りの家ですが、十分な開放感が得られています。
LEICA M-P + SWH15mm/f4.5III
施主さんは自分の両親と同世代のご夫婦です。
構造や断熱、設備等はハイスペックですが、空間としては優しく暖かく柔らかい雰囲気を目指しました。
一日を通して柔らかい光に満たされ、風通しも良く、動線が交錯せずくつろげるように間取りを工夫しています。
漆喰や無垢材や大谷石の素材感が、新調された家具ともよく調和していると思います。
竣工引渡し書類の確認、これまでの思い出話など和気あいあいと。
ライカでの竣工写真も楽しみました(^^) 外観は後日撮影予定。