2015年05月11日
低域のインピーダンス補正
久々のオーディオネタ。
某オーディオコミュニティで 、低域のインピーダンス補正について話題になった。fsでのインピーダンス上昇をキャンセルして逆起電力を抑え、特に密閉型ではリニアリティの改善に大きな効果があるという。
ウーハーの高域側やツイーターの低域側のインピーダンス補正は珍しくなく、ハイパス、ローパスフィルターを適切に効かせるために入れる。しかしウーハー最低域のインピーダンス補正については全く知らなかった。メーカー製のスピーカーでもほとんど採用されていないと思う。フィルターとは無関係なので、ウーハーでもフルレンジでも同じ効果があるだろう。
markaudio alpair10についてExcelで計算してみた。左がメーカー公称値からの計算、右がWEB上で見つけた実測値で、結果はかなり違う。
ぜひ試してみたいと思うのだが、CとLが巨大でコストもかかりそう。Cは電解コンを使うしかなさそうだ。Lはコア入りになるが種類は限られる。並列に入るのでDCRや歪性能はさほど求められないか?
コメント一覧
4. Posted by Roberto 2015年07月09日 08:05
音圧は変わらないと思います。ただしアンプのDFが低い場合は低域のレベルが下がるはず。直線性は向上するようですが、聴覚ではわからないのかも、、、
3. Posted by 次元 2015年07月09日 01:22
6cmスピーカーで、やって見たが効果はなかった。(;´д`)
音圧は変わらなかった。
音圧は変わらなかった。
2. Posted by Roberto 2015年05月11日 23:51
低域のインピーダンス補正は、ウーハーの逆起電力をショートするだけなのでf特は変わらないはずなんです。(ドライブするアンプによっては低域が下がるかも)
ローディーHS-5000など昔の高級機には採用事例もあるようですが、最近流行らないのは何か副作用があるのかもしれませんね。
ローディーHS-5000など昔の高級機には採用事例もあるようですが、最近流行らないのは何か副作用があるのかもしれませんね。
1. Posted by izumi 2015年05月11日 23:12
難しい話ですね。
f特をフラットにしたら、必ずしも良い音になるとは限らないし、逆に余計なものが入る事によって音が悪くなるかもしれないのです。
f特をフラットにしたら、必ずしも良い音になるとは限らないし、逆に余計なものが入る事によって音が悪くなるかもしれないのです。