2014年10月10日
SANWAYFOTO D600用Lプレート
SUNWAYFOTO PNL-D600
これまで使っていたRRS製汎用Lプレート(右)とはフィット感や固定部分の剛性感が明らかに違う。汎用プレートはD600の液晶プロテクタをはずさないと装着できなかった。PNL-D600は手持ち撮影でも違和感が少ない。
これまでRRSの製品はPaypalで払って輸入していたのだが、中国製のSANWAYFOTO製はAmazonでも買えるし価格も半値以下。
もちろんアルカスイス互換プレートであり、取り付けてみると強度や精度はなんら問題を感じない。取説にもRRSやKIRKと互換性があると明記されている。
それにしても日本製のクイックシューはなぜ各社バラバラなんだろう。あれではまったく使う気がしない。
縦横切り替えのしやすさ、光軸ズレのなさ、剛性と安定感は普通の雲台とは比べ物にならない。
可動部分が存在せず、縦位置でも光軸と重心の真下付近をガッチリ支えるのだから当然だ。Lプレートを一度使うと普通の雲台には戻れないと思う。
一発で水平が出せてパンしても保持し続けられる、ボールレベラー付き三脚755CX3とのセットは完璧。
ここでひとつ気づいた!
僕が三脚を使うのは広角レンズでの建築撮影、あるいはパノラマ写真くらいだ。
つまり、カメラを水平に構え、垂直線を出すのが基本。建築写真で上下にあおることは滅多にない。
あるとしても、そういう水平を気にしない写真(ディテールのアップや、吹き抜け空間の見上げ、見下ろしなど)はたいてい手持ちで撮ってきたのだ。
では、この大げさな(超滑らかで快適なのだが)オイルフルードビデオ雲台701HDVは要らないのではないか?!
上下のパンはあまり使ってないじゃないか!一軸水平回転さえすればよい、つまりパノラマヘッドがあれば良いのではないか?!
むしろ一軸なら、ボールレベラーで一度設定すれば傾くことが絶対になくなり、セッティングも速く正確になるのではないか?!
パノラマヘッドは安価だしクイッククランプを兼ねているものもある。重くてデリケートなビデオ雲台よりも圧倒的に取り回しが良くなる。
そうだ、それで行こう!!!なぜ今まで気が付かなかったんだろう!!!