2012年11月13日
エコとデザイン
大学対抗エコ住宅コンテスト ソーラーデカスロン・ヨーロッパ
http://monitoring.sdeurope.org/
日本チーム惨敗。
発電や断熱ではさほど負けていなかったそうだ。 しかしあまりにも....あまりにも....
欧州はどのチームもエコをデザインの種として発展させており、万博パビリオンのようだった。
こういうコンペティションでは、未来につながる夢や可能性、人を感動させる挑戦的な何かが必要だ。
フランスチームの作品など、ぜひ住んでみたい、こんな家で街ができたら楽しいな、と思う。
日本チームは伝統建築をコンセプトにしたそうだが、僕には昭和40年代の建売住宅に見える。
優秀な建築家や技術者は少なくないのに、ガラパゴスな住宅産業界の協賛に全面的に頼らざるを得なかったことが、社会の貧しさを表していると思う。
日経アーキテクチャーではトップ記事であったが、こういうニュースは、一般紙がもっと報じてほしい。