2011年05月13日
バッタもん

なんて言ったらロシア人に怒られるか? Contaxコピー機のKIEV4aです。
1950年以前の極初期のものは、ドイツから撤収された戦前Contaxと同一部品で作られているそうで、プレミアさえ付く。
その後改良(改悪)されながら1980年代まで製造されたが、社会主義体制のもと、年々品質が低下していったという。
これは市場価値もない1972年製。 実は15年ほど前にも持っていたことがあるので懐かしい。
デザインは素晴らしく操作感も悪くないが、実写ではどうか?

ジュピター8M 50mm/f2というロシアンレンズ、ちゃんと写る。
ボケもきれいだし、色の偏りも感じられない。 逆光にも特に弱くはない。
さすがゾナーのコピーだ。 昔持っていたものより良く写るように思うが、バラツキだろうか。
しかし...

70%以上のカットで、画面の決まった位置に、変な光線カブリが出た。
絞りによらず一定の形をしており、縦でも横でも同じ位置に出るので、レンズフレアやゴーストとは違う。
シャッター不良ではこんな形にはならない。シャッター速度によらず一定の位置だし。
全カットではないから裏蓋の光線漏れではなさそう。ボディ下面あたりにそんな漏れは出にくいように思う。
怪しいのはボディ内部の内面反射だが、そんな輝度の高い画面でもなく、こんな鋭いカブリになるだろうか?
とりあえずゲート部分に植毛紙を、蓋の嵌合部にはモルトを貼るか。
まあロシアンカメラだからこの程度で動じてはいけない(笑
と、ここまで書いて気がついたけど、製造されたのは旧ソビエト連邦時代。
KIEVの工場はロシアではなくウクライナだから、ソビエトカメラというのが正しいかも。

KIEV4a JUPITER8M 50mm/f2
コメント一覧
4. Posted by Roberto 2011年05月13日 16:51
涙(笑
3. Posted by MacBS 2011年05月13日 15:35
接眼部といってもファインダー窓からではなく、周囲の部分からみたいです。
こちらの光線漏れの例に似ている気がしますし。
http://endoscopy.jp/moto/camera/favorite/kiev4/index.html
うちのは購入時からファインダーの回りにフェルトが貼ってありました。
別の知人さんも光線漏れで何度も購入元とやり取りしていらした記憶があります。
原因が早く見つかると良いですね。
こちらの光線漏れの例に似ている気がしますし。
http://endoscopy.jp/moto/camera/favorite/kiev4/index.html
うちのは購入時からファインダーの回りにフェルトが貼ってありました。
別の知人さんも光線漏れで何度も購入元とやり取りしていらした記憶があります。
原因が早く見つかると良いですね。
2. Posted by Roberto 2011年05月13日 13:07
MacBSさん、こんにちは
接眼レンズからですか!それは塞ぐのが難しそう...
ともあれ、シャッターゲート以降の部分からの光漏れの可能性が高そうです。
全コマでなくコマによって異なるのは、巻き上げとレリーズのタイムラグ(光漏れの露光時間)が毎回異なるせいではないかと。
接眼レンズからですか!それは塞ぐのが難しそう...
ともあれ、シャッターゲート以降の部分からの光漏れの可能性が高そうです。
全コマでなくコマによって異なるのは、巻き上げとレリーズのタイムラグ(光漏れの露光時間)が毎回異なるせいではないかと。
1. Posted by MacBS 2011年05月13日 11:50
私も持っていて、撮るときには蓋にパーマセルテープを貼ってます。
ただ、この光線漏れは別の原因っぽいですね。
接眼レンズから光線漏れするケースもあるようで、それかもしれませんね。
ただ、この光線漏れは別の原因っぽいですね。
接眼レンズから光線漏れするケースもあるようで、それかもしれませんね。












































