2009年04月02日
ライントランス WE111C
シマさんからお借りしたライントランス。
このようなトランスをCDとアンプの間に入れると音が良くなる、という話を聞くことがある。
正しくは、「音が変わる」ということだと思うが...高周波ノイズをカットする効果はあるような気がする。
元々は電話交換機などに使われていたそうで、ラインレベルとしては異様に巨大で重量級!
スペック、配線は以下の通り。
ケーシングは海外の自作品だそうだが、アースは浮かせてあってハムが入ったので、簡易にIN?OUTのアース間を短絡したら解決した。
30?15,000Hz(±0.5dB)ということだが、試しに測定してみた。
(トランスは送り出し、受けの条件でコロコロ変わるので参考程度だが)
CDプレーヤーでサインウェーブを再生し、USBインターフェイスに入力。
赤:直結 青:トランス中継
20?20,000Hzの可聴帯域内の特性は全く変化がない。 これにはビックリ! ただし全体が2dBほど減衰している。
600Ωで受けているが、カップリングコンによる低域減衰が見られない。
600Ω出力をUSBインターフェイスの47kΩボリュームで受けているので、超高域はウネッているかも...
これだけの特性なら、バランス→アンバランス変換トランスに使えるかも?
中間タップを利用してバランス受けが出来るはずだ。
このようなトランスをCDとアンプの間に入れると音が良くなる、という話を聞くことがある。
正しくは、「音が変わる」ということだと思うが...高周波ノイズをカットする効果はあるような気がする。
元々は電話交換機などに使われていたそうで、ラインレベルとしては異様に巨大で重量級!
スペック、配線は以下の通り。
ケーシングは海外の自作品だそうだが、アースは浮かせてあってハムが入ったので、簡易にIN?OUTのアース間を短絡したら解決した。
30?15,000Hz(±0.5dB)ということだが、試しに測定してみた。
(トランスは送り出し、受けの条件でコロコロ変わるので参考程度だが)
CDプレーヤーでサインウェーブを再生し、USBインターフェイスに入力。
赤:直結 青:トランス中継
20?20,000Hzの可聴帯域内の特性は全く変化がない。 これにはビックリ! ただし全体が2dBほど減衰している。
600Ωで受けているが、カップリングコンによる低域減衰が見られない。
600Ω出力をUSBインターフェイスの47kΩボリュームで受けているので、超高域はウネッているかも...
これだけの特性なら、バランス→アンバランス変換トランスに使えるかも?
中間タップを利用してバランス受けが出来るはずだ。
コメント一覧
2. Posted by Roberto 2009年04月03日 10:09
タックさん
うちの測定環境では20kHzまでしか計れませんが、たぶん受け側のインピーダンスで超低域、超高域はコロコロ変わるのでしょう。
でも一般的な47kΩ受けで可聴帯域内がこの特性なら、十分使えるような気がします。
うちの測定環境では20kHzまでしか計れませんが、たぶん受け側のインピーダンスで超低域、超高域はコロコロ変わるのでしょう。
でも一般的な47kΩ受けで可聴帯域内がこの特性なら、十分使えるような気がします。
1. Posted by タック 2009年04月03日 00:05
よく、30?15,000Hz(±0.5dB)の数字だけ見て「かまぼこ型の特性」だから聞きやすくなるなんてぇ事を云う人が居ますが、Robertoさんの様に測って見れば判るのですが実は50000hzくらいまでほぼフラットなんですよ。
「音が良くなる」とか「アナログ的になる」と云うのは???ですが、音に変化(味付け?)が出るのは確かですね。あとは好みの問題かな。
また、配線の引き回しでもかなり変わりますので色々と楽しめますよ。
「音が良くなる」とか「アナログ的になる」と云うのは???ですが、音に変化(味付け?)が出るのは確かですね。あとは好みの問題かな。
また、配線の引き回しでもかなり変わりますので色々と楽しめますよ。