2008年11月21日
バランス変換パッシブアッテネータの製作
2時間工作完了


材料はあり合わせ。
アッテネータは諸事情でお蔵入りしていた、東京光音2P2511S 10kΩ。
小さいけれど基板はガラスエポキシで、プラスチック固定抵抗を切り替える本格的なもの。
XLRジャックでバランス受け→負荷抵抗を介してコールド側をアースに接続し、アンバランスに変換。 (電気的にはアンバランス受けとなる)
パワーアンプの入力インピーダンスが82kΩ、アッテネータが10kΩだから、コールド側に等価抵抗8.9kΩを入れればEQの負荷は理想的となる。
やってみてわかったが、XLRジャックはハンダ付けがしやすく、抜き差しのショックノイズも少ない。
それに比べてRCAピンジャックは抜けやすいしホット側が先に接続されてバツンとノイズは出るし、欠陥規格に思えてしまう。
出力は安いRCAジャックで、バイアンプに対応するようパラレル2系統とした。
内部に写っている塊は鉛ブロックで、重量を増して安定させるため。
シールド線はシャーシに接地し、アース電位のシールドボックスとしている。
単純な構造なので製作はあっという間に終了。
シャーシは一番安いものだが、いずれラックパネルに取付ける予定。
市販品のパッシブアッテネータからすれば、コストはぐっと安く済んだ。 でも心臓部のクオリティは負けていないはず!
ただしバッファアンプは付けてないので、アッテネータ以降は最短距離で接続しなければならない。


CDプレーヤー CEC TL51XRのバランス出力
↓↓↓
パラメトリックイコライザ DRAWMER1961
↓↓↓
パッシブアッテネータ バランス受け(電気的にはアンバランス)、アンバランス出力
↓↓
パワーアンプ
現システムの中枢であるDRAWMER1961は、業務用マシンなのでバランス出力しかない。
これまではバランス→アンバランス変換プラグを利用してプリアンプ→EQ→パワーアンプを接続していた。
これはEQの出力から見るとコールド側の負荷がショート状態で良くないはず。
また、バランス出力アンプをもつCDプレーヤー、CEC-TL51XRを最良の状態で使ってみたい。
ミズナガ・プリアンプは主にレコード再生のフォノイコライザーアンプとして使い、チューナーやPCオーディオのコントロールセンターとして生かす。
サブのアンプ+スピーカーへの送り出しには今まで通り使える。
これで、キレキレガンガン型、マッタリツヤツヤ型の2システムが構築できる。
まだバランスケーブルが無いので聴けないけれど



材料はあり合わせ。
アッテネータは諸事情でお蔵入りしていた、東京光音2P2511S 10kΩ。
小さいけれど基板はガラスエポキシで、プラスチック固定抵抗を切り替える本格的なもの。
XLRジャックでバランス受け→負荷抵抗を介してコールド側をアースに接続し、アンバランスに変換。 (電気的にはアンバランス受けとなる)
パワーアンプの入力インピーダンスが82kΩ、アッテネータが10kΩだから、コールド側に等価抵抗8.9kΩを入れればEQの負荷は理想的となる。
やってみてわかったが、XLRジャックはハンダ付けがしやすく、抜き差しのショックノイズも少ない。
それに比べてRCAピンジャックは抜けやすいしホット側が先に接続されてバツンとノイズは出るし、欠陥規格に思えてしまう。
出力は安いRCAジャックで、バイアンプに対応するようパラレル2系統とした。
内部に写っている塊は鉛ブロックで、重量を増して安定させるため。
シールド線はシャーシに接地し、アース電位のシールドボックスとしている。
単純な構造なので製作はあっという間に終了。
シャーシは一番安いものだが、いずれラックパネルに取付ける予定。
市販品のパッシブアッテネータからすれば、コストはぐっと安く済んだ。 でも心臓部のクオリティは負けていないはず!
ただしバッファアンプは付けてないので、アッテネータ以降は最短距離で接続しなければならない。


CDプレーヤー CEC TL51XRのバランス出力
↓↓↓
パラメトリックイコライザ DRAWMER1961
↓↓↓
パッシブアッテネータ バランス受け(電気的にはアンバランス)、アンバランス出力
↓↓
パワーアンプ
現システムの中枢であるDRAWMER1961は、業務用マシンなのでバランス出力しかない。
これまではバランス→アンバランス変換プラグを利用してプリアンプ→EQ→パワーアンプを接続していた。
これはEQの出力から見るとコールド側の負荷がショート状態で良くないはず。
また、バランス出力アンプをもつCDプレーヤー、CEC-TL51XRを最良の状態で使ってみたい。
ミズナガ・プリアンプは主にレコード再生のフォノイコライザーアンプとして使い、チューナーやPCオーディオのコントロールセンターとして生かす。
サブのアンプ+スピーカーへの送り出しには今まで通り使える。
これで、キレキレガンガン型、マッタリツヤツヤ型の2システムが構築できる。
まだバランスケーブルが無いので聴けないけれど

コメント一覧
5. Posted by Roberto 2008年11月22日 23:45
FDさん、こんばんは!
これは変換機なのか、アッテネータなのか?
EQはそれ自体がプリアンプの役目を果たすので、これが最善と考えました。
システムに足りない部分を自力で補うと、安くて良いシステムになるはず?!
これは変換機なのか、アッテネータなのか?
EQはそれ自体がプリアンプの役目を果たすので、これが最善と考えました。
システムに足りない部分を自力で補うと、安くて良いシステムになるはず?!
4. Posted by FD 2008年11月22日 22:22
こんばんは。
単なるバランス⇔アンバラ変換器ではなく、アッテネーター付きというのが面白いです。
単なるバランス⇔アンバラ変換器ではなく、アッテネーター付きというのが面白いです。
3. Posted by Roberto 2008年11月22日 10:19
d4studioさん
高域...僕はしばらく2wayで頑張ってみようと思います。
ツイータ付けたら付けたで、別の問題も発生するので...
EQで16kHz中心に持ち上げるとシンバルのキレも出ますね。
もっさん
超簡単なので、ぜひお試し下さい。
(フェーダー型がカッコイイのですが、操作は回転型のほうが好きです。)
パッシブの場合、アッテネータの品質云々よりも、周辺機器やセッティングとの相性が大きいような気がします。
バッファが無いのでアンプやソース機器の動作条件が変わり、ケーブルの長さや容量の大きく影響を受けるようです。
高域の減衰を考えると10kΩ程度が良いのですが、フォノイコライザの負荷としては最低50?100kΩは欲しいです。
(僕の場合、フォノはプリアンプの100kΩ負荷でしっかり受けて送り出します)
いずれにせよボリュームの2次側はインピーダンスが高くなるので、パワーアンプから50cm以内にしたいところです。
あと、僕の場合はシャーシをアルミ製としてピンのマイナス側から接地し、アース電位のシールドボックスとしました。
これがいのかどうかは、よくわかりません(笑
高域...僕はしばらく2wayで頑張ってみようと思います。
ツイータ付けたら付けたで、別の問題も発生するので...
EQで16kHz中心に持ち上げるとシンバルのキレも出ますね。
もっさん
超簡単なので、ぜひお試し下さい。
(フェーダー型がカッコイイのですが、操作は回転型のほうが好きです。)
パッシブの場合、アッテネータの品質云々よりも、周辺機器やセッティングとの相性が大きいような気がします。
バッファが無いのでアンプやソース機器の動作条件が変わり、ケーブルの長さや容量の大きく影響を受けるようです。
高域の減衰を考えると10kΩ程度が良いのですが、フォノイコライザの負荷としては最低50?100kΩは欲しいです。
(僕の場合、フォノはプリアンプの100kΩ負荷でしっかり受けて送り出します)
いずれにせよボリュームの2次側はインピーダンスが高くなるので、パワーアンプから50cm以内にしたいところです。
あと、僕の場合はシャーシをアルミ製としてピンのマイナス側から接地し、アース電位のシールドボックスとしました。
これがいのかどうかは、よくわかりません(笑
2. Posted by もっ 2008年11月22日 05:20
Robertoさん。お久しぶりです。
パッシブアッテネーターを、ちょうど、作ろうと思っていた矢先、このようなコメント。
非常に参考になります。
ありがとうtございました。
パッシブアッテネーターを、ちょうど、作ろうと思っていた矢先、このようなコメント。
非常に参考になります。
ありがとうtございました。
1. Posted by d4studio 2008年11月22日 05:10
良さそうですね。
最近高域に不満が出て来たのでいろいろ計画中です。
旧い録音は良いのですが今の録音だと高域、特に20k以上が欲しいところです。
最近高域に不満が出て来たのでいろいろ計画中です。
旧い録音は良いのですが今の録音だと高域、特に20k以上が欲しいところです。