2008年03月01日
RCAの12インチ
12インチが好きで、いろいろ買い換えて使っている。
今回アメリカから入手したのは、RCAのコンソール機器に入っていたというかなり古いもの。
値段は激安、なんとパッシブイコライザの部品代より安い...
ダブルコーンでボイスコイルは1インチというところが良い。
直感的に、これは高域が伸びているはず!と思い衝動買い。
左が今回のRCA、右はフィリップスAD12100-8A。
極上美品、ほとんどデッドストックではないだろうか。
まず驚くのが「軽い」こと! フィリップスの半分以下だろう。
コーン紙はパリッと硬く張り、軽そう。 硬いフィックスドエッジ、小さめのアルニコマグネット。 ボイスコイルが小さく、見るからに古典的! Q、Fsともにかなり高いと思われる。
音は、予想通り...
高域の伸びは驚異的で、フィリップスに匹敵する。
ピークがきつくないので、イコライザなしでも十分使える。
低域は箱にもよるけれどレンジが狭くボンつき気味で重心は高くなる。 40Hzまでなんとか伸びているフィリップスに比べると1オクターブくらい高い感じ。 618レプリカ密閉箱(60リットル)では小さすぎるのかもしれない。 レンジを欲張らず、平面バッフルか浅い後面開放が良いようだ。
中域、特にボーカルとアナウンスの素直さ、明瞭度は特筆モノである。
これは今まで聴いたフルレンジの中でも最高クラスだ。
この人は本当にこんな声なのだろうな、という音で鳴ってくれる。
アルテックのような癖はなく、歪み感も少なく、実に聴きやすい。 ラジオやBGMには最高だ。
しかしフィリップスのような解像度やトランジェントはなく、ピュアオーディオとはちょっと違うかも。
サブで使っている松下ロクハンのレンジを広げたような雰囲気である。
メインスピーカーにはならないかもしれないが...サブで使うには大きすぎるか?
今回アメリカから入手したのは、RCAのコンソール機器に入っていたというかなり古いもの。
値段は激安、なんとパッシブイコライザの部品代より安い...
ダブルコーンでボイスコイルは1インチというところが良い。
直感的に、これは高域が伸びているはず!と思い衝動買い。
左が今回のRCA、右はフィリップスAD12100-8A。
極上美品、ほとんどデッドストックではないだろうか。
まず驚くのが「軽い」こと! フィリップスの半分以下だろう。
コーン紙はパリッと硬く張り、軽そう。 硬いフィックスドエッジ、小さめのアルニコマグネット。 ボイスコイルが小さく、見るからに古典的! Q、Fsともにかなり高いと思われる。
音は、予想通り...
高域の伸びは驚異的で、フィリップスに匹敵する。
ピークがきつくないので、イコライザなしでも十分使える。
低域は箱にもよるけれどレンジが狭くボンつき気味で重心は高くなる。 40Hzまでなんとか伸びているフィリップスに比べると1オクターブくらい高い感じ。 618レプリカ密閉箱(60リットル)では小さすぎるのかもしれない。 レンジを欲張らず、平面バッフルか浅い後面開放が良いようだ。
中域、特にボーカルとアナウンスの素直さ、明瞭度は特筆モノである。
これは今まで聴いたフルレンジの中でも最高クラスだ。
この人は本当にこんな声なのだろうな、という音で鳴ってくれる。
アルテックのような癖はなく、歪み感も少なく、実に聴きやすい。 ラジオやBGMには最高だ。
しかしフィリップスのような解像度やトランジェントはなく、ピュアオーディオとはちょっと違うかも。
サブで使っている松下ロクハンのレンジを広げたような雰囲気である。
メインスピーカーにはならないかもしれないが...サブで使うには大きすぎるか?