2006年12月24日
JBLの低音
クリスマスのお散歩ついでにオーディオショップへ立ち寄り、JBL4338 を聴いてみた。 (ペアで130万円!)
僕には縁のないスピーカーだが、いつか導入したいと考えているコンプレッションドライバ&ホーンの音に興味があったのだ。
中高域はさすがに切れがあってホーン臭さ、きつさも感じない。指向性も良さそうだが、ドーム型とは明らかに違う力感がある。
僕のシステムは12インチフルレンジとホーンツイータの2wayだから、これに比べると中域が薄い。やはりいつか、ホーンを導入したい!!
しかし、4338の低域はとても重たい感じで好きになれない。 鈍いわけではなく、強く重く硬くズドンと腹に来るが、僕はこういう低音はすぐ飽きてしまう。どうも生楽器のアコースティックな音とは違う気がするのだ。 生のウッドベースも、アンプをつないだ音で鳴る感じ。 もちろん、これでオーディオ的快感を楽しむ人もいるだろう。
以前設計した家の4348 (ペア160万円!!)とか、秋葉原でS9800(ペア330万円!!!) を聴いたときも、低音は重く感じたから、現代JBLの特徴なのかもしれない。 ホーンのスピード感が抜群なだけに、ウーハーの重さは目立ってしまう。
うちのギターアンプ用ユニット、JENSEN P12Nの軽く暖かい低音のほうが僕は好きだ。 物理特性はもちろん劣っているはずだが...
30cm口径のコーン重量がわずか26gしかないのだから、面積あたりの重量はJBLウーハーの1/3である。 たぶんここがポイントなのだと思う。
コメント一覧
17. Posted by Roberto 2007年01月29日 18:20
jensenの古いホーンで、マグネットも小型で能率は100dB以下と思われ、アッテネータなしでつながると予想しています。
クロスは1.2Khzくらいを想定していますが、カット&トライですね!
SRPPはその名とは違い原理的にプッシュプルではなく、インピーダンスを下げる効果が主で出力段をドライブしやすいのですが、歪を減らす効果はほとんどないそうです。3次だけが残るということはないと思いますが、僕も詳しくは知りません。
クロスは1.2Khzくらいを想定していますが、カット&トライですね!
SRPPはその名とは違い原理的にプッシュプルではなく、インピーダンスを下げる効果が主で出力段をドライブしやすいのですが、歪を減らす効果はほとんどないそうです。3次だけが残るということはないと思いますが、僕も詳しくは知りません。
16. Posted by rog 2007年01月29日 16:00
ホーンがアメリカから届くようですね。楽しみですね。どのくらいの帯域を鳴らすおつもりなのですか。まあ、耳で追い込んで行かれるのでしょうけど。
>僕のシステムの場合、
フォノ12AX7、12AT7のSRPP→ライン12AU7のSRPP→カソードフォロア12AU7(ここまで全て無帰還)→パワーアンプの初段ECC99のSRPP→MOSFETシングルプッシュ
となっており、倍音生成機としては十分な構成かも??
これだけたくさん真空管を使っていれば、倍音が豊富に鳴っているに違いありません。
知ったかで話すのですけど、SRPPは広帯域でHIFIだけど、二次高調波歪みを打つ消しあって三次が残ると聴いたことはありませんか?ただのPPの話かも知れません。
>僕のシステムの場合、
フォノ12AX7、12AT7のSRPP→ライン12AU7のSRPP→カソードフォロア12AU7(ここまで全て無帰還)→パワーアンプの初段ECC99のSRPP→MOSFETシングルプッシュ
となっており、倍音生成機としては十分な構成かも??
これだけたくさん真空管を使っていれば、倍音が豊富に鳴っているに違いありません。
知ったかで話すのですけど、SRPPは広帯域でHIFIだけど、二次高調波歪みを打つ消しあって三次が残ると聴いたことはありませんか?ただのPPの話かも知れません。
15. Posted by Roberto 2007年01月28日 08:35
rogさん
ドライバは迷っています。
僕の予算ではJBLなどのブランド品は無理。
PA用が安いのですが、あまり強力すぎるものはJENSENに合わないような気がするし、かといって古いものも不安...
JENSENやEV製でフェノリックダイヤフラムのものがあるようで、試してみたい気もします。
べリンガーのパライコは、12AX7で連続可変式に高調波を加える回路を持っており、いろいろ試しました。
高域が艶やかになる反面、やりすぎると癖が出ます。
僕のシステムの場合、
フォノ12AX7、12AT7のSRPP→ライン12AU7のSRPP→カソードフォロア12AU7(ここまで全て無帰還)→パワーアンプの初段ECC99のSRPP→MOSFETシングルプッシュ
となっており、倍音生成機としては十分な構成かも??
ドライバは迷っています。
僕の予算ではJBLなどのブランド品は無理。
PA用が安いのですが、あまり強力すぎるものはJENSENに合わないような気がするし、かといって古いものも不安...
JENSENやEV製でフェノリックダイヤフラムのものがあるようで、試してみたい気もします。
べリンガーのパライコは、12AX7で連続可変式に高調波を加える回路を持っており、いろいろ試しました。
高域が艶やかになる反面、やりすぎると癖が出ます。
僕のシステムの場合、
フォノ12AX7、12AT7のSRPP→ライン12AU7のSRPP→カソードフォロア12AU7(ここまで全て無帰還)→パワーアンプの初段ECC99のSRPP→MOSFETシングルプッシュ
となっており、倍音生成機としては十分な構成かも??
14. Posted by rog 2007年01月27日 20:34
古いユニットは柔らかい甘い音のするものが多いですよね。
ホーンですか。ウッドホーンで鳴らしたら、いい音がなりそうですね。能率が高いのも魅力的ですね。ホーンのドライバってどこのがいいんでしょうか。私は全くその辺疎いのですが。
二次高調波を出して三次高調波を出さないようにするにはそのような特性を持つ、真空管プリアンプやパワーアンプを使うのが早道でしょうかね。一般的には、多極管よりも三極管の方が二次倍音の割合が多いようです。それに、プッシュプルよりもシングルの方が二次倍音を豊富に含んでいるようです(一般的な傾向の話ですが)。ただ、二次倍音(=二次高調波)を嫌う方も多いことは確かです。だって、そのアンプの数的スペックを下げてしまうのですから。でも、確実に長い時間音楽に浸りたいなら、二次高調波の割合が多いアンプがよいと思います。最近ROLANDから、真空管モデリングサウンドのUSBオーディオが売られていますが、どうなんでしょうか。二次高調波や4次高調波など(偶数次倍音)を人工的に付け加えているのでしょうかね。個人的に興味があるのですが。
ホーンですか。ウッドホーンで鳴らしたら、いい音がなりそうですね。能率が高いのも魅力的ですね。ホーンのドライバってどこのがいいんでしょうか。私は全くその辺疎いのですが。
二次高調波を出して三次高調波を出さないようにするにはそのような特性を持つ、真空管プリアンプやパワーアンプを使うのが早道でしょうかね。一般的には、多極管よりも三極管の方が二次倍音の割合が多いようです。それに、プッシュプルよりもシングルの方が二次倍音を豊富に含んでいるようです(一般的な傾向の話ですが)。ただ、二次倍音(=二次高調波)を嫌う方も多いことは確かです。だって、そのアンプの数的スペックを下げてしまうのですから。でも、確実に長い時間音楽に浸りたいなら、二次高調波の割合が多いアンプがよいと思います。最近ROLANDから、真空管モデリングサウンドのUSBオーディオが売られていますが、どうなんでしょうか。二次高調波や4次高調波など(偶数次倍音)を人工的に付け加えているのでしょうかね。個人的に興味があるのですが。
13. Posted by Roberto 2007年01月25日 18:41
rogさん
二次高調波を出して三次高調波を出さないようにするにはどうしたらいいんでしょうね...歪ですから、基本的には悪いものなのでしょうが...
でも古いユニットと真空管アンプには、現代のシステムには出せない音があることは僕も感じます。
1?2時間集中してオーディオ的快感に浸るなら、最新システムのアキュレイトな音が良いのかもしれません。
でも僕のように一日中聴きっぱなしだったり、音にやすらぎや落ち着きを得たい場合は、古い設計のユニットと真空管がいいですね!!
JENSENはそんなスピーカーであって、やはりもう少し上手に手なずけてみたいと思います。 低音の暖かさは大変気に入っていますが、中域の歪感はやはり気になるので、ホーンドライバーで中域を補ったらどうなるかな???などと妄想中!
二次高調波を出して三次高調波を出さないようにするにはどうしたらいいんでしょうね...歪ですから、基本的には悪いものなのでしょうが...
でも古いユニットと真空管アンプには、現代のシステムには出せない音があることは僕も感じます。
1?2時間集中してオーディオ的快感に浸るなら、最新システムのアキュレイトな音が良いのかもしれません。
でも僕のように一日中聴きっぱなしだったり、音にやすらぎや落ち着きを得たい場合は、古い設計のユニットと真空管がいいですね!!
JENSENはそんなスピーカーであって、やはりもう少し上手に手なずけてみたいと思います。 低音の暖かさは大変気に入っていますが、中域の歪感はやはり気になるので、ホーンドライバーで中域を補ったらどうなるかな???などと妄想中!
12. Posted by rog 2007年01月25日 17:16
JENSENと別れられなかったROBERTOさんへ (投稿遅れてすみません)
>エッジ、ダンパーを硬くすると固有の共振が強くなりQは上がるようです。 また磁気回路を強くすれば共振を抑え込め、Qは下がります。
歪みを嫌うばかりに、大事な二次倍音まで削ぎ落としてしまった録音がたくさんあります。とくに、1960年代末期からは、その傾向が強くなりました。(トランジスタが導入されたためでしょうか)そのため、音がきつく聞こえるようになり、生演奏のような柔らかさが失われてしまいました。その弱点を補うのが、再生の際、二次高調波歪み(二次倍音)をふんだんに有する真空管を使うことであり、共振の強い(やはり高調波歪みの多い)スピーカーユニットを使用することになるのでしょうか。そうであれば、Q の値は高い方が聴きやすくなるのかも知れません。ただし、二次高調波と三次高調波のバランスが大切なようです。三次高調波がたくさん出てしまうと、人間の耳にはきつく感じるようですね。だから、失われた倍音をスピーカーユニットでを補おうとすると、どうしても特定の周波数領域が弱点となってしまうわけですね。
やはり、歪みの少ないスピーカーを倍音が豊富な真空管アンプで鳴らすのが一番の早道なのでしょうか。(JENSENクラブいいですね。でも、BBSだと、荒らされそうですね。)
>エッジ、ダンパーを硬くすると固有の共振が強くなりQは上がるようです。 また磁気回路を強くすれば共振を抑え込め、Qは下がります。
歪みを嫌うばかりに、大事な二次倍音まで削ぎ落としてしまった録音がたくさんあります。とくに、1960年代末期からは、その傾向が強くなりました。(トランジスタが導入されたためでしょうか)そのため、音がきつく聞こえるようになり、生演奏のような柔らかさが失われてしまいました。その弱点を補うのが、再生の際、二次高調波歪み(二次倍音)をふんだんに有する真空管を使うことであり、共振の強い(やはり高調波歪みの多い)スピーカーユニットを使用することになるのでしょうか。そうであれば、Q の値は高い方が聴きやすくなるのかも知れません。ただし、二次高調波と三次高調波のバランスが大切なようです。三次高調波がたくさん出てしまうと、人間の耳にはきつく感じるようですね。だから、失われた倍音をスピーカーユニットでを補おうとすると、どうしても特定の周波数領域が弱点となってしまうわけですね。
やはり、歪みの少ないスピーカーを倍音が豊富な真空管アンプで鳴らすのが一番の早道なのでしょうか。(JENSENクラブいいですね。でも、BBSだと、荒らされそうですね。)
11. Posted by Roberto 2007年01月17日 07:17
ROGさん
>P12Nは1.7khzあたりの落ち込みがちょっと激しいですね。これだと、1オクターブ下の基音(850hz周辺)が鳴るときに音がきつく聞こえてしまうかも知れませんね。
これは興味深いですね!
確かにP12Nは1.5?1.8Khzあたりの逆共振が強烈ですね。強力なマグネットが災いしているのかも... そしてP10Rにはディップがほとんどない!!
12インチなら、セラミックシリーズのC12Kはかなりマシですね。
2Khz以上の高域共振ピークがうるさいだけでなく、逆共振ディップが癖をつくっているのかもしれません。(パライコでカバーできる範囲ではありませんでした)
「倍音が減ることできつくなる」、というのはツイータを加えれば音が優しくなることで経験しています。
僕はツイータを限界の2.5Khzまで引っ張ってごまかしていますが、さすがに1.7Khzまでは無理。 850Hzといえば、まさにサックスやピアノの上のほうの基音にかぶりますね!
中域の一部に引っ込む帯域を感じるのも、このせいかも?
800Hzから、中域にホーンドライバーを入れたいな?
JENSEN倶楽部でも作りたいものですね!
>P12Nは1.7khzあたりの落ち込みがちょっと激しいですね。これだと、1オクターブ下の基音(850hz周辺)が鳴るときに音がきつく聞こえてしまうかも知れませんね。
これは興味深いですね!
確かにP12Nは1.5?1.8Khzあたりの逆共振が強烈ですね。強力なマグネットが災いしているのかも... そしてP10Rにはディップがほとんどない!!
12インチなら、セラミックシリーズのC12Kはかなりマシですね。
2Khz以上の高域共振ピークがうるさいだけでなく、逆共振ディップが癖をつくっているのかもしれません。(パライコでカバーできる範囲ではありませんでした)
「倍音が減ることできつくなる」、というのはツイータを加えれば音が優しくなることで経験しています。
僕はツイータを限界の2.5Khzまで引っ張ってごまかしていますが、さすがに1.7Khzまでは無理。 850Hzといえば、まさにサックスやピアノの上のほうの基音にかぶりますね!
中域の一部に引っ込む帯域を感じるのも、このせいかも?
800Hzから、中域にホーンドライバーを入れたいな?
JENSEN倶楽部でも作りたいものですね!
10. Posted by Roberto 2007年01月17日 06:46
ROGさん
エッジ、ダンパーを硬くすると固有の共振が強くなりQは上がるようです。 また磁気回路を強くすれば共振を抑え込め、Qは下がります。
新しいユニットはたいてい、ハイコンプライアンス(ふらふら型)になっており、fsの共振に頼らず低音を出すようになっていますね。
ギターアンプは100Hz以下の低音が不要ですし小型の後面開放箱のため、fsを80?130Hzと高くとり、Qを高くしfs共振を利用して低域の量感を得ています。
ところがP12Nは0.7程度でギターアンプ用としては異例にQが低く、これがオーディオ用として目をつけた理由です。
(JENSENの他ユニットはほとんど1.0以上ですね、アルテック同軸408シリーズもそうです)
0.7程度ならバスレフ、密閉箱などで十分使えます。
密閉にすると背面の音を閉じ込めるので不要な中域の漏れがなく、低域のピークもないのでクリアな音になる傾向ですが、元気がなくひっこんでしまう気もします。なお密閉でも十分な容積がないとfsピークが出来てしまいます。
P12Nの場合、50リットル密閉ではどうしようもない音で、100リットル密閉ならクリアな音になりました。
でも僕はバスレフのほうが好みですね。
P12N+バスレフ(110リットル、fd=55Hz)の組み合わせは、よく弾む優しいベースを聞かせてくれます。
エッジ、ダンパーを硬くすると固有の共振が強くなりQは上がるようです。 また磁気回路を強くすれば共振を抑え込め、Qは下がります。
新しいユニットはたいてい、ハイコンプライアンス(ふらふら型)になっており、fsの共振に頼らず低音を出すようになっていますね。
ギターアンプは100Hz以下の低音が不要ですし小型の後面開放箱のため、fsを80?130Hzと高くとり、Qを高くしfs共振を利用して低域の量感を得ています。
ところがP12Nは0.7程度でギターアンプ用としては異例にQが低く、これがオーディオ用として目をつけた理由です。
(JENSENの他ユニットはほとんど1.0以上ですね、アルテック同軸408シリーズもそうです)
0.7程度ならバスレフ、密閉箱などで十分使えます。
密閉にすると背面の音を閉じ込めるので不要な中域の漏れがなく、低域のピークもないのでクリアな音になる傾向ですが、元気がなくひっこんでしまう気もします。なお密閉でも十分な容積がないとfsピークが出来てしまいます。
P12Nの場合、50リットル密閉ではどうしようもない音で、100リットル密閉ならクリアな音になりました。
でも僕はバスレフのほうが好みですね。
P12N+バスレフ(110リットル、fd=55Hz)の組み合わせは、よく弾む優しいベースを聞かせてくれます。
9. Posted by rog 2007年01月16日 19:06
へー、Qの設定でそんなに違うのですか。どうやって設定を高くしているのですか。密閉がクリアになるのはなぜなのでしょうか。
デジタル的原始生活を送っていますので、映像は見ていただけません。(デジカメを持っていません。銀塩のみ)すいません。米松箱を付けたら、サックスも合格点に達しました。(でも、良くはない)ただ、ノラジョーンズの声はきつく聞こえます。P12NとP10Rの違いは聴き較べてみないと分からないですね。我々の主観もかなり違っているはずですからね。あえて言うなら、P12Nは1.7khzあたりの落ち込みがちょっと激しいですね。これだと、1オクターブ下の基音(850hz周辺)が鳴るときに音がきつく聞こえてしまうかも知れませんね。あと、10khz以上の高域の落ち込み方もちょっとP10Rとは違うみたいですね。P10Rは、コイルで切ったかのように4khzあたりから17db/octで落ち込んでいきます。後ろのマグネットの大きさもかなり違うようですね。きっとROBERTさんはLCやパライコで自然な音にしておられるのでしょうけど。
では、これからも我々のJENSENの音を向上させていくために、情報交換していきましょう。
デジタル的原始生活を送っていますので、映像は見ていただけません。(デジカメを持っていません。銀塩のみ)すいません。米松箱を付けたら、サックスも合格点に達しました。(でも、良くはない)ただ、ノラジョーンズの声はきつく聞こえます。P12NとP10Rの違いは聴き較べてみないと分からないですね。我々の主観もかなり違っているはずですからね。あえて言うなら、P12Nは1.7khzあたりの落ち込みがちょっと激しいですね。これだと、1オクターブ下の基音(850hz周辺)が鳴るときに音がきつく聞こえてしまうかも知れませんね。あと、10khz以上の高域の落ち込み方もちょっとP10Rとは違うみたいですね。P10Rは、コイルで切ったかのように4khzあたりから17db/octで落ち込んでいきます。後ろのマグネットの大きさもかなり違うようですね。きっとROBERTさんはLCやパライコで自然な音にしておられるのでしょうけど。
では、これからも我々のJENSENの音を向上させていくために、情報交換していきましょう。
8. Posted by Roberto 2007年01月16日 16:40
rogさん
JENSENで良い音が出ているとのこと、良かったですね!
JENSENの後面開放はすごく低音が出ます。レンジはバスレフほど伸びませんが、量感は最大になりますね。これはギターアンプがほとんど後面開放で、それでも低域が出るようにQが高く設計されているからでしょう。100Hzから下はストンと落ちちゃいますが...
(密閉はクリアになりますが低音が激減しますよ?)
僕はrogさんとは逆に、ピアノの中高域の音の歪感が気になっています。
部屋の残響のせいもあるのですが...
ネットワークで800Hzくらいで切って中域にホーンドライバーでも足そうかと思っているほどです。
暖かく優しい低音は気に入っているのですが...
ちなみに、弦楽器の高音はスルー接続ではうるさくて聴けません...
P12NとP10Rってそんなに違うんでしょうか???
rogさんの完成されたスピーカーの画像、見てみたいですね!
JENSENで良い音が出ているとのこと、良かったですね!
JENSENの後面開放はすごく低音が出ます。レンジはバスレフほど伸びませんが、量感は最大になりますね。これはギターアンプがほとんど後面開放で、それでも低域が出るようにQが高く設計されているからでしょう。100Hzから下はストンと落ちちゃいますが...
(密閉はクリアになりますが低音が激減しますよ?)
僕はrogさんとは逆に、ピアノの中高域の音の歪感が気になっています。
部屋の残響のせいもあるのですが...
ネットワークで800Hzくらいで切って中域にホーンドライバーでも足そうかと思っているほどです。
暖かく優しい低音は気に入っているのですが...
ちなみに、弦楽器の高音はスルー接続ではうるさくて聴けません...
P12NとP10Rってそんなに違うんでしょうか???
rogさんの完成されたスピーカーの画像、見てみたいですね!
7. Posted by ROG 2007年01月16日 16:16
米松箱+JENSENアルニコが心地よい音を奏でております。ピアノの右手の高音部、バイオリンの高音、トランペットのミュートはこの世のものとは思えないほどの美しさと、甘い音で響かせてくれます。本物の生演奏より綺麗な高音なのではないかと思ってしまうほどです。歪みを嫌うがゆえに倍音まで削られてしまった現代的な録音のCDが、激変しました。いつまでも聴いていたい心地よい音を奏でてくれるのです。(特に弦楽四重奏など)後面開放で聴いているにもかかわらず、低音も過剰と思えるほど力強いのには驚かされました。今度、時間のある時に、密閉型でも試したみたいと思います。
6. Posted by Roberto 2007年01月04日 13:52
rogさん
おっしゃるとおり、サックスが一番相性が悪いですね。ピアノやボーカル、シンバルなど大半の楽器はスルー接続のほうが楽しい音です。ギターなど最高です。でもサックスは一番好きな楽器のひとつなんです...
ツイータなしでいく場合は、コンデンサとコイルをパラレルにしてスピーカーに直列に入れLC共振回路を組みますと、特定の帯域を抑えることができます。抑えすぎと感じたらコイルを小さくしたり抵抗をパラって調節できます。
後面開放は合うと思います。ただ、100から200hzが盛り上がり、その下は急降下になります。まさにギターアンプの特性です。楽器によってはブーミーに感じるかもしれません。
大型ポートのバスレフなら、50hzまでなんとか再生できます。
密閉や、長く小さいポートのバスレフは相性が悪いです。
おっしゃるとおり、サックスが一番相性が悪いですね。ピアノやボーカル、シンバルなど大半の楽器はスルー接続のほうが楽しい音です。ギターなど最高です。でもサックスは一番好きな楽器のひとつなんです...
ツイータなしでいく場合は、コンデンサとコイルをパラレルにしてスピーカーに直列に入れLC共振回路を組みますと、特定の帯域を抑えることができます。抑えすぎと感じたらコイルを小さくしたり抵抗をパラって調節できます。
後面開放は合うと思います。ただ、100から200hzが盛り上がり、その下は急降下になります。まさにギターアンプの特性です。楽器によってはブーミーに感じるかもしれません。
大型ポートのバスレフなら、50hzまでなんとか再生できます。
密閉や、長く小さいポートのバスレフは相性が悪いです。
5. Posted by rog 2007年01月04日 12:49
本当に温かい中域ですね。1日の疲れを癒してもらうなら、この音しかありません。robertさんも、じゃじゃ馬を鳴らそうと色々試しておられるようですね。オーディオは奥が深くて面白いですよね。
わたしも、サックスを鳴らしたときの歪み(不自然さ)が非常に気になります。でも、歪みを消そうとすると、大事な二次高調波まで消えてしまうので、この短所を甘受しながら楽しんでおります。でも、違和感を覚える楽器は不思議と少なく、今のところサックスとドラムのブラシだけです。前述したように、ピアノやバイオリン、トランペットの高音はこの世の音とは思えないほどの美しい音色です。(ツウィーターなしです)
エンクロージャーは今月末に完成し、送られてくる予定です。WE型の米松箱です。後面開放と密閉で試そうと思います。わたしもROBERTさんと同じで、不自然に増強された低音が好きではないので後面開放での使用になると予想しています。それに、密閉型の立ち上がり立ち下がりは不自然になりそうですしね。ツウィーターはTAKE T BAT ONEを付けて試したいと思います。音のざらつきがアッという間に半減することは確かですが。
わたしも、サックスを鳴らしたときの歪み(不自然さ)が非常に気になります。でも、歪みを消そうとすると、大事な二次高調波まで消えてしまうので、この短所を甘受しながら楽しんでおります。でも、違和感を覚える楽器は不思議と少なく、今のところサックスとドラムのブラシだけです。前述したように、ピアノやバイオリン、トランペットの高音はこの世の音とは思えないほどの美しい音色です。(ツウィーターなしです)
エンクロージャーは今月末に完成し、送られてくる予定です。WE型の米松箱です。後面開放と密閉で試そうと思います。わたしもROBERTさんと同じで、不自然に増強された低音が好きではないので後面開放での使用になると予想しています。それに、密閉型の立ち上がり立ち下がりは不自然になりそうですしね。ツウィーターはTAKE T BAT ONEを付けて試したいと思います。音のざらつきがアッという間に半減することは確かですが。
4. Posted by Roberto 2007年01月01日 09:59
Rog様
はじめまして
JENSEN P10Rですか!
どんなエンクロージャに入れましたか?
ツイータは付けましたか?
またインプレいろいろ聞かせて下さい。
P12Nは軽快で切れの良い低音と暖かく渋い中域が好きです。
しかし2?5KHZの強烈なピークは歪みっぽく、ネットワークで落とさないとキツイです。抑えすぎるとつまらない音になるので、インピーダンス補正した上で1.5khzからカットしてます。もちろん、ツイータがないと無理でした。
このジャジャウマ加減が楽しいのですが...
特性表を見る限り、P10Rもピークは強烈ですね。ギターアンプユニットはみなこんな感じなのでしょうかね?
はじめまして
JENSEN P10Rですか!
どんなエンクロージャに入れましたか?
ツイータは付けましたか?
またインプレいろいろ聞かせて下さい。
P12Nは軽快で切れの良い低音と暖かく渋い中域が好きです。
しかし2?5KHZの強烈なピークは歪みっぽく、ネットワークで落とさないとキツイです。抑えすぎるとつまらない音になるので、インピーダンス補正した上で1.5khzからカットしてます。もちろん、ツイータがないと無理でした。
このジャジャウマ加減が楽しいのですが...
特性表を見る限り、P10Rもピークは強烈ですね。ギターアンプユニットはみなこんな感じなのでしょうかね?
3. Posted by ROg 2006年12月31日 21:02
ROBERTさんのBLOGに刺激され、ジェンセンP10Rを購入しました。バイオリンの音が桁外れに良いですね。マイルスデイビスのミュートやバイオリンのハイノートを聴いても、ものすごく綺麗に、優雅に聞こえます。(10インチもあるのになんででしょうか?)ALTECの4インチよりもリアルに聞こえます。ピアノも甘ーい音になりました。(より生の音に近くなった)さすがに、ギターアンプ用に造られているだけあって、ギターの音はひときわ良いです。JENSENという選択肢を教えてくださったことに感謝しています。
2. Posted by Roberto 2006年12月25日 21:57
komoさん
4344?をお使いですか!
スタジオユースのためにマルチ対応になっているのでしょうかね。
PA、SRでマルチは当たり前ですから。
コイルで低音が鈍重になるのは自作で度々経験しています。個人的には8Ωのユニットの場合、概ね1mH(直流抵抗0.5Ω程度)より大きいコイルを使うと影響が耳で感じられます。
JBLに限らず、大口径でFsの低いウーハーは高域共振ピークが鋭いので大きなコイルでスパッと切る必用がありますね。
JBLの場合はユニットが強力なせいか鈍重という感じはしないのですが、とにかく重く硬いカタマリが飛んでくる感じです。
やはり僕は、フルレンジに近い軽量コーンのユニットを大きな箱やバッフルに付けたときの、ゆったり暖かく軽い低音が好きですね。
マルチは理想だと思いますが、限られたコストでアンプ、チャンデバに振り分けるのは大変です(-_-) 調整も大変そう...
バイアンプは試してみたことがありますが、違うアンプを使うと違和感を感じました。
4344?をお使いですか!
スタジオユースのためにマルチ対応になっているのでしょうかね。
PA、SRでマルチは当たり前ですから。
コイルで低音が鈍重になるのは自作で度々経験しています。個人的には8Ωのユニットの場合、概ね1mH(直流抵抗0.5Ω程度)より大きいコイルを使うと影響が耳で感じられます。
JBLに限らず、大口径でFsの低いウーハーは高域共振ピークが鋭いので大きなコイルでスパッと切る必用がありますね。
JBLの場合はユニットが強力なせいか鈍重という感じはしないのですが、とにかく重く硬いカタマリが飛んでくる感じです。
やはり僕は、フルレンジに近い軽量コーンのユニットを大きな箱やバッフルに付けたときの、ゆったり暖かく軽い低音が好きですね。
マルチは理想だと思いますが、限られたコストでアンプ、チャンデバに振り分けるのは大変です(-_-) 調整も大変そう...
バイアンプは試してみたことがありますが、違うアンプを使うと違和感を感じました。
1. Posted by komo 2006年12月25日 21:44
こんばんは。自宅では4344?を使っていますがウーハーのネットワークに容量の大きいコイルがシリーズに入っているためか、ネットワークを通した低音はご指摘のように鈍重な感じになります。そのためマルチにして使っています。と言うよりマルチにしないと使えないと言ったほうが正しいかもしれません。SPターミナルもマルチに対応したものになっているのもJBL自身もわかっているのかもしれませんね。