2005年10月07日
ウーファー追加
ついに我慢しきれなくなり、ウーファーを追加した。
このオベリスクというスピーカーはあとからどんどんバージョンアップができる。
ある意味でいい加減な設計のキャビネットである。
これまでにも、
1.FE83E×4発のTQWT(共鳴管)として誕生
2.FE83E×6発に増設
3.バスレフ化
4.バスレフダクト延長
5.ユニット2発をマトリックス接続
6.ウーファー追加
エンクロージャーの限界まで改造を重ね、グレードアップしていく様は
メッサーシュミット並みである(わかる人にはわかる)
しかし今回がほぼ打ち止めとなるだろう。
最低共振周波数が140HzというFE83Eを限界まで試した結果、ついにウーファーを追加することになった。これまでとは違って、根本的な大変更だ。
しかしここでもひと工夫している。
FE83Eのさわやかで切れ味のいいキャラクターを生かすには、振動系の重いいわゆるウーファーユニットはふさわしくない。
当初はFW168Nというウーファーを考えていたが、重い低音に違和感が出るだろうし能率も低すぎる。
そこで比較検討の結果、FOSTEXの FF165Kというフルレンジユニットを使うことにした。
強力ユニットだが値段も激安でウーファーの半額以下、振動系はFW168Nの1/3以下という軽さである。オベリスクの内容積はフルレンジでも十分対応できる。
さてこのユニットを大型コイルでバッサリ高音を切って使おう。なんと4.7mHというコア入りコイルを手に入れた。これでFE83とバランスするはずだ。
ルックスはいまいちだが、背面に付けるので気にならない。
さて試聴してみる。
当たり前だが、低音の迫力はこれまでの比ではない。
FE83Eもサイズの割りには頑張っていたが、低音は空振りしていたのがよくわかる。
これでもうバスブーストは必要ない。
小型ブックシェルフスピーカーの重く遅い低音ではない。
スケール雄大で、切れのいい低音である。
面白いのは、中高音までスケールアップしたように聞こえることだ。
共鳴のクセもほとんど消えた。おそらくFF165Kが強引にドライブしているおかげだろう。
このままでも厚く豊かな低音とさわやかな中高音で、素性はいい。
しかしエージングも必要だし完成度はまだこれからの部分もあり、ここからは低音中心にチューニングに入る。
このオベリスクというスピーカーはあとからどんどんバージョンアップができる。
ある意味でいい加減な設計のキャビネットである。
これまでにも、
1.FE83E×4発のTQWT(共鳴管)として誕生
2.FE83E×6発に増設
3.バスレフ化
4.バスレフダクト延長
5.ユニット2発をマトリックス接続
6.ウーファー追加
エンクロージャーの限界まで改造を重ね、グレードアップしていく様は
メッサーシュミット並みである(わかる人にはわかる)
しかし今回がほぼ打ち止めとなるだろう。
最低共振周波数が140HzというFE83Eを限界まで試した結果、ついにウーファーを追加することになった。これまでとは違って、根本的な大変更だ。
しかしここでもひと工夫している。
FE83Eのさわやかで切れ味のいいキャラクターを生かすには、振動系の重いいわゆるウーファーユニットはふさわしくない。
当初はFW168Nというウーファーを考えていたが、重い低音に違和感が出るだろうし能率も低すぎる。
そこで比較検討の結果、FOSTEXの FF165Kというフルレンジユニットを使うことにした。
強力ユニットだが値段も激安でウーファーの半額以下、振動系はFW168Nの1/3以下という軽さである。オベリスクの内容積はフルレンジでも十分対応できる。
さてこのユニットを大型コイルでバッサリ高音を切って使おう。なんと4.7mHというコア入りコイルを手に入れた。これでFE83とバランスするはずだ。
ルックスはいまいちだが、背面に付けるので気にならない。
さて試聴してみる。
当たり前だが、低音の迫力はこれまでの比ではない。
FE83Eもサイズの割りには頑張っていたが、低音は空振りしていたのがよくわかる。
これでもうバスブーストは必要ない。
小型ブックシェルフスピーカーの重く遅い低音ではない。
スケール雄大で、切れのいい低音である。
面白いのは、中高音までスケールアップしたように聞こえることだ。
共鳴のクセもほとんど消えた。おそらくFF165Kが強引にドライブしているおかげだろう。
このままでも厚く豊かな低音とさわやかな中高音で、素性はいい。
しかしエージングも必要だし完成度はまだこれからの部分もあり、ここからは低音中心にチューニングに入る。
背面はこんなに賑やか!
ターミナルはTRITECの立派なモノを使用。
逆起電力の影響を避けるためバイワイヤリングにした。
ダクトは塩ビパイプで延長し(ジェットエンジン?)、fd=40Hzと欲張ってみた!
ターミナルはTRITECの立派なモノを使用。
逆起電力の影響を避けるためバイワイヤリングにした。
ダクトは塩ビパイプで延長し(ジェットエンジン?)、fd=40Hzと欲張ってみた!
正面から見ると改造には気づかないだろう。