2025年06月07日
リビング・モダニティ展

国立新美術館で開催中の「リビング・モダニティ展」を見てきました。

1920〜70年代、世界各地でつくられた住宅の実験。
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ルイス・カーン……名建築家たちによる「住まい」の試行錯誤が、図面や模型、家具や映像とともに丁寧に紹介されています。
間取り、構造、インテリア、衛生、素材、窓、キッチン、調度品、メディア、ランドスケープ——住むことのすべてを問い直そうとした時代。派手さはなくても、建築の芯の強さが伝わってきます。
現代の家づくりを振り返ると、「映(バ)える外観」や「流行の全部入り」「数値的性能」にばかり目が向きがちかもしれません。
けれどこの展覧会は、それらよりもずっと深い「暮らしのかたち」を見せてくれます。
noteではより詳しく感想を書いています。よかったら読んでみてください。