2025年05月12日
iPhoneで十分か


カメラを持っていないときは、iPhone13miniを使う。背景をぼかせるポートレートモードやRAW撮りでのAIノイズ除去の威力は絶大だ。
最新のiPhone16Proは標準アプリでRAW撮りが可能で、明るい単焦点カメラを3基搭載している。
望遠カメラにはテトラプリズムレンズを採用し、標準カメラに加えて超広角カメラのセンサーも48MPとなった。
高画素センサーによりズーム化して、全カメラにIBISも搭載。巨大かつ超高画質なモニターで撮影体験も最大化。多くの場面でカメラを持ち出す必要性はなくなるだろう。
ミラーレスカメラは価格が上がる一方だが、10年ほど前からセンサー性能は頭打ちになっている。2012年発売のEOS6D初代を使って、必要十分であることもわかってしまった。
進化しているのは主に高速読み出しや動画性能であり、自分はそれらの必要性を感じていないので、最新機種にはあまり惹かれない。
ミラーレスを買うよりもiPhoneProの最新型に買い替えるほうが幸せになれそうだし、併用するカメラシステムは「撮り心地」か「圧倒的な写り」に特化していくのではないかと思う。
親戚の葬儀へ参列したところ、自分がたまたま5D4で撮った記念写真を、遺影として使っていただいていた。
記念写真はiPhoneで十分だが、ちゃんとしたカメラで残しておく意味もある。撮ったときは元気だったのに、早すぎる。若すぎる。合掌。