2025年04月16日
ニコン Z5II


Nikon ミラーレス一眼 Z5II ボディ Zマウント フルサイズ
ほとんどの人にとって「ちょうどいい」カメラであり、これ以上は必要ないのではないか?
特別な高速連写や高度な動画撮影を望むのでなければ、はるかに高額なZ6ⅢやZ8をも食ってしまっている。
ニコンZシリーズで最高にコスパが高いと思っていた旧Z5の弱点をすべて改善し、サイズ感はそのまま。
カメラ機材全般が高価格化する中で、高性能なファインダーと全面マグネシウムボディを採用しながら23万円台という現実的な価格も素晴らしい。
GFXからの撤退時には旧Z5が有力候補であったし、現時点で間違いなくミラーレスカメラのベストバイであり、乗り換えも悪くない?とも思う。
しかし、Zレンズのラインナップが個人的にもうひとつしっくりこない。標準ズーム24-120/F4の出来が素晴らしく、「これ1本でなんでも撮る」カメラかもしれない。
明るい単焦点レンズが好みだが、35mmや50mm/F1.4の写りはかなりクラシックだ。F1.2は巨大・高価で、F1.8シリーズではやや物足りない。
仕事で使う超広角ズームは、高価な14-24/F2.8と、苦手な沈胴式の14-30しかなく、サードパーティレンズがほとんど無いことも問題。
それとボディに比べてレンズデザインが全体的に安っぽく、価格に見合わないと思ってしまうのは自分だけだろうか?
時代はミラーレスであり、撮影効率が上がるとは思うが、EOS一眼レフよりも高い満足感が得られるという確信が持てないんだよな...