和倉温泉を視察。
ある意味で、一般住宅以上に困難な状況であると感じた。
有名な「加賀屋」
教科書に出てくるような、壁のせん断破壊。 微妙に傾いている棟もあるように感じた。
木造の「渡月庵」は1階が大きな被害を受けていた。
温泉街一帯の護岸や桟橋は陥没や隆起がひどい。
もっとも被害が大きく感じた建物。
これほどの高層建築が大きく傾いているのは衝撃的だった。
最優先となるインフラや住宅でさえ遅れている状況で、民間商業施設の復興は容易ではない。解体だけでも莫大な費用がかかる。
和倉温泉と輪島朝市は観光のセットになっていた。どちらも復興に何年かかるのか。事業者は耐えられるのか。未来が見えない。