2024年06月11日
EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM

24-105mmF4Lと悩んだが、安いほうにした(笑)
細長いフォルムの超シンプルなデザイン。重量525gで前方が軽いので取り回しがいい。
ズームやフォーカスの感触は普通で、ビルドクオリティはLレンズには負ける。

AFはものすごく速く、かつ無音なことに驚く。ここまでスムーズなAFは経験がない。
RFシステムなら認識AFも使えるので、軽快さも併せて拡張性に価値がありそう。


手ぶれ補正はよく効く。
F値が変わるのはちょっと使いづらい。そこはやはりLレンズが良いですね。

遠景は少し絞ると周辺までシャープに写る。
屋外の風景・スナップ撮影には万能なレンズかもしれない。


廉価な便利ズームが建築撮影で使えるか?やはり広角端24mmでは歪曲が目立つ。
ただしLightroomにRAWを取り込む際にレンズプロファイルで自動補正されて真っすぐになり、周辺光量も補正される。
無補正でも35mmあたりで歪みがほぼなくなり、それ以上では緩い糸巻き型となる。
少し絞れば解像度は十分あり、色収差も少ないので、画角によっては使えそうだ。

24mm端の複雑な陣笠上歪曲をここまできれいに補正できるのはすごい。

こうしたパーツ撮りとか。
あ、蜘蛛の巣発見(^^;



「隠れLレンズ」といってもおかしくない?

特に望遠寄りのマクロ描写が秀逸。
全体的に、同格?のニコン24-85mmF3.5-4.5VRよりも写りは良い。
10年前に発売されたエントリーレンズとしては驚くほど優秀。軽快さを優先するならLレンズでなくていいかも?