2024年05月13日
EF35mmF2 IS USM

EF35mm F2 IS USM
EOS6Dと同時に発売された一眼レフ用35mmとしては比較的新しいレンズ。
ライバルのAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDに対しては手ぶれ補正で差をつけている。
50mmF1.8STMに比べると大柄だが、見かけのわりには335gと軽い。太く短めのデザインはなかなか良いと思う。
AFは速く静かで、インナーフォーカスなので全長は変わらない。MFモードでもヘリコイドは重めでしっかりしている。最短撮影距離0.24mも素晴らしい。

解像感もボケ味も完璧に近い。
最新のミラーレス用ほどにカリカリではなく、程よく写真的というか。ライカにも似ている気がする。
普段使いにこれ以上の画質は要らないのではないか?

35mmの画角でこの被写界深度が得られるのはやはりフルサイズ。
フォーカシングスクリーン交換の効果もあってファインダー視野が美しくMFも十分できる。
なんといっても4段分の IS(手ぶれ補正)内蔵なので2012年のカメラが最新型に化ける!!ファインダーを覗くだけでも効果は実感できる。
6Dは時代のわりに高感度特性が良くISO3200は完全に実用範囲なので、どんなシーンでも撮れそうだ。

やはり35mmはスナップに最適な画角。
使い勝手がよく、手ブレせず、寄れるメリットは大きい。これから日常の標準レンズになりそう!