2023年10月16日
デジタルフィルムカメラ
MTyp262にはライブビューがなく、レンジファインダーでしか撮ることができない。そのため、細かいことを気にしない。
露出と距離計を合わせてレリーズし、半押し中に再生されるポストビューを見て極端に外れてなければよし。Wi-Fi機能もないので急いでiPhoneに転送することもない。
日常をポツリポツリと撮って、しばらく寝かせて、時々裏蓋を外してカードを取り出し、DNGをMacに取り込んでLightroomで現像する。
一度にだいたい30~40カットくらい。バッテリーは1ヶ月、2ヶ月と持つ。
Typ240ともM10-Pとも使い心地が違う。そう、ライカMTyp262はフィルムライカとそっくりだ。
フィルム時代にも一眼レフのように正確な写真は撮れなかった、不自由だけど楽しかった、あのM型ライカそのものなのだ。
そしていったんLightroomに取り込めば、好みの現像ができる。当然ピンボケなどの失敗もある。
昔プロラボに出したり、アパートのお風呂でプリントしたことを思い出す。
画質は独特の重厚さと落ち着きが感じられる。
今後のシステムについて色々考えているけど、Typ262はどんなデジタルカメラとも共存できるだろう。ライカは手放しても必ず戻ってくるし(^^;