2023年09月05日
α6700が好印象
GFXでもっと建築写真撮るぞ〜と言ったそばから…
APS-C機の新型SONY α6700をお店で触ってみたらとても良かった。ソニーα7系は中途半端にカメラ的なデザインとグリップ感、フロントヘビーなところが苦手なのだが、これは違った。
グリップが深く形が良いため軽く感じるし、ダイヤル類がツライチに納められたフラットなトップカバーが良い。意外にもX-T5より金属的で剛性感や質感がある。
中途半端に本格カメラ的なα7系に比べて、良い意味でソニーらしい、サイバーショット的なモダンさを感じた。
AFはもちろん速く、ソニー機としてはシャッターショックが少なく、EVFは抜群ではないが及第点。機能面で気になったのはシングルSDスロットくらいか。
レンズラインナップは十分ではないがE PZ 10-20mm F4 Gという超軽量コンパクトな広角ズームが素晴らしい。ボディと合わせて僅か670gほどで防塵防滴なので工事現場にも気軽に持ち出せる。
以前24-200mm相当のレンズ固定式カメラRX10IIを気に入って使っていたが、その広角版とすれば理想的な建築カメラになる。
サブ機として完璧なだけでなく、昔はフォーサーズで過不足なく撮れていたことを思えばシステム全体のスリム化も面白いかも。まもなく発表されるGFXの新型を見て方向性を考えよう!