2023年03月04日
X-T5のジレンマ

とにかく写実的。見たままに写る。それもフルオートで簡単に。
カメラ任せでも色味や露出が正確で、 23mmF1.4レンズが素晴らしい。

正直、カメラ本体の質感は少し安っぽさもある。軽量化されたせいかもしれないが金属感が少ない。
グリップは素晴らしいが大きいレンズは相性が悪く、XF8-16mmはやはりバランスが今ひとつ。
シャッター音は頼りないくらい静かで、少し離れたらほとんど聞こえない。半押しの感触はやや重くて慣れが必要かも。
ファインダーはX-T4やGFX100Sより歪曲がなく視線のズレにも影響されず優秀。

絵作りは超ニュートラル、超クリアな蒸留水のよう。これは最近の高画素ミラーレス機に共通した傾向だ。
FUJIFILMの場合はフィルムシミュレーションで味付けを行うが、デフォルトでは濁りすぎてもったいなく感じるので、Lrで癖を取る方向でプリセットを作ったりしている。
GFXとはAWBやカラーバランスが少し違うようで、同じ現像パラメータでは同じ色にならない。
X-TransセンサーのT5と普通のベイヤー配列のGFXでは違って当然かもしれないが。

立体感や質感描写も十分。APS-Cセンサーとは思えない。
強いて弱点をいえば、ISO感度はあまり上げない方がいい。第4世代よりは向上しているが、センサーサイズの限界はある。

ISOオート、絞り優先オート、AWB、C-AFトラッキング、測光精度、全て正確。露出補正の必要性も少ない。
つまりカメラの頭が良いので、構えるだけで見たままにキャプチャできてしまう。まるでスマートフォンで撮っている感じ。
せっかくのアナログダイヤルの出番もあまりない。
ファインダーはX-T4やGFX100Sより歪曲がなく視線のズレにも影響されず優秀。

絵作りは超ニュートラル、超クリアな蒸留水のよう。これは最近の高画素ミラーレス機に共通した傾向だ。
FUJIFILMの場合はフィルムシミュレーションで味付けを行うが、デフォルトでは濁りすぎてもったいなく感じるので、Lrで癖を取る方向でプリセットを作ったりしている。
GFXとはAWBやカラーバランスが少し違うようで、同じ現像パラメータでは同じ色にならない。
X-TransセンサーのT5と普通のベイヤー配列のGFXでは違って当然かもしれないが。

立体感や質感描写も十分。APS-Cセンサーとは思えない。
強いて弱点をいえば、ISO感度はあまり上げない方がいい。第4世代よりは向上しているが、センサーサイズの限界はある。

ISOオート、絞り優先オート、AWB、C-AFトラッキング、測光精度、全て正確。露出補正の必要性も少ない。
つまりカメラの頭が良いので、構えるだけで見たままにキャプチャできてしまう。まるでスマートフォンで撮っている感じ。
せっかくのアナログダイヤルの出番もあまりない。
あえて動かしてみるが、特殊な条件でなければオートの方が使いやすく結果も良いことが多い。
唯一よく動かすのは絞り環だが、これもついつい開放近くで撮ってしまう。 明るすぎても最高1/180000(!)の電子シャッターに切り替わるし、XF23mmの画質が開放から優秀すぎるのだ。

これまでXシリーズが苦手にしていた遠景も、隅々まで繊細に解像して極めてシャープ。センサー画素ピッチが狭いのでモアレはほぼ気にならない。
総合的な画質は第4世代機や旧型レンズからはジャンプアップしている。ただし欲しいと思えるレンズはまだ多くないが。
GFXの必要性はあるのか、疑問に思い始めたりする。どうしよう。

顔認識や瞳認識はもちろん、新たに搭載された「動物瞳認識」がドンピシャでピントを合わせてくれる。
片手で、ファインダーも覗かず、もちろんIBISで手ブレもない。
もうX-T5だけで全てこなせる。完璧。他に何も要らないのでは。
……と思えてしまって逆に寂しい気持ちなる、この現象に名前をつけたい。
フィルム時代に、利便性を追求していたらAF機に行き着いて、途端に冷めたことがある。
たぶんX-T5に限った話ではなくて、ソニーやキヤノン機を使えばもっとそうなのかなと思う。
カメラが進化すると、正確な結果は出せるけど、カメラが撮ってくれるようで、趣味から離れていくような。贅沢な悩みだな。原因は自分にあるのかな。
唯一よく動かすのは絞り環だが、これもついつい開放近くで撮ってしまう。 明るすぎても最高1/180000(!)の電子シャッターに切り替わるし、XF23mmの画質が開放から優秀すぎるのだ。

これまでXシリーズが苦手にしていた遠景も、隅々まで繊細に解像して極めてシャープ。センサー画素ピッチが狭いのでモアレはほぼ気にならない。
総合的な画質は第4世代機や旧型レンズからはジャンプアップしている。ただし欲しいと思えるレンズはまだ多くないが。
GFXの必要性はあるのか、疑問に思い始めたりする。どうしよう。

顔認識や瞳認識はもちろん、新たに搭載された「動物瞳認識」がドンピシャでピントを合わせてくれる。
片手で、ファインダーも覗かず、もちろんIBISで手ブレもない。
もうX-T5だけで全てこなせる。完璧。他に何も要らないのでは。
……と思えてしまって逆に寂しい気持ちなる、この現象に名前をつけたい。
フィルム時代に、利便性を追求していたらAF機に行き着いて、途端に冷めたことがある。
たぶんX-T5に限った話ではなくて、ソニーやキヤノン機を使えばもっとそうなのかなと思う。
カメラが進化すると、正確な結果は出せるけど、カメラが撮ってくれるようで、趣味から離れていくような。贅沢な悩みだな。原因は自分にあるのかな。