ROBERTOHOUSE

    趣味と仕事と日常の徒然
    前の記事│このブログのトップへ│次の記事

    2021年12月06日

    GFX100S

    DSCF0161


    モンスターマシンを持って、まずはパノラマ散歩。 






    DSCF0197

    (画像をクリック→ 別ウィンドウで表示→ +をクリック→ 4000*1478ピクセルで等倍表示)



    DSCF0200




    DSCF0133



    DSCF0169




    DSCF0209




    DSCF0182




    DSCF0185




    DSCF0141




    DSCF0154
     









    c904b9a1



    1億画素。

    44*33mmのイメージセンサーに、日本人口ほどのフォトセルが詰まっている。
    ボディのサイズ、重さはEOS5Dあたりのフルフレーム一眼レフカメラと変わらない。

    予想通り、画像は信じられないほど精細で、いくらでもトリミングができる。パノラマへの切り取りなどものともしない。
    普通のアスペクト比としても、標準レンズが2倍ズーム以上の感覚で使えるし、シフトマージンは圧倒的。GF50mmF3.5は最もコンパクトで安価なパンケーキ型?であるが、隅々まできっちり解像する。
    今回のパノラマ写真をクリックすると4000*1478≒600万画素になるが、かなりトリミングしたものもあるし、元データのわずか6%にリサイズされている。
    そして精細だからこそ、これまでの被写界深度の感覚が通用しない。絞りF8で遠景を撮っても、完璧に結像する範囲は驚くほど狭い。解像度が高いため、わずかなピントのズレが見えてくるのだ。


    この画質が必要か?と言われると.....ロマンですよロマン。目の前の光景をそのまま複写しようというロマン。

    5000万画素のGFX50SIIも価格に惹かれたが、8年前の旧世代センサーというのが引っかかった。最新のフルフレームとの差は大きくない。
    高画素機に行くなら究極を目指さないか?GFX100Sの巨大なRAWファイルも自分の環境でなんとかハンドリングできることを確認し、思い切った。それもライカという通貨のおかげだ。

    まずは換算40mm相当の準標準レンズから始めたが、このカメラの特性から、高性能な広角レンズが向いていると思われる。
    単焦点のGF23mmF4(換算18mm相当)、来年発売が予定されているGF20-35mm(換算16-28mm相当)のいずれかは必要。建築写真もGFXに切り替えていきたい。
    マウントアダプターはライカMや各種MF一眼レフ用から、キヤノンEFレンズをAFで動かせるものまで存在している。
    フルフレーム用のレンズでもイメージサークルをカバーするものがかなりあるらしく、レンズ性能の限界まで使い切れるのは興味深い。


    カメラのハンドリングは想像より軽快で、十分に持ち運べるし、操作に迷うところもない。メニュー構成はX-T3やX-E4より改善されており、とても使いやすい。
    レリーズ時のブラックアウトや、ポストビュー再生の遅れなどは中判らしさ?が感じられるが、動きものや連写を求めなければ全く問題ない程度のレスポンスはある。

    昔、プラウベルマキナ670やマミヤ7を使っていたあの感じ、1枚1枚を大切にレリーズしていたことを思い出す。このカメラの可能性を、じっくり楽しんでいきたい。






    「FUJIFILM GFX」カテゴリの最新記事

      タグ :
      GFX100S
      GF50
      robertohouse │コメント(2) 
      FUJIFILM GFX 

      コメント一覧

      2. Posted by Roberto   2021年12月07日 11:02
      これでも大幅にリサイズしており、オリジナルはもっと精細です。
      現実をそのまま記録するのが当面のコンセプトです!
      1. Posted by 以学館   2021年12月07日 10:52
      凄いですねー
      ここまで来るとカメラが撮った絵に見えませんね。実風景を生で見ているようにしか思えません。人間と風景の間にあったはずのカメラの存在が消失します。。。

      コメントする

      名前
       
        絵文字
       
       
      前の記事│このブログのトップへ│次の記事




      リンク
      建築設計due
      建築設計due Facebook
      建築設計due Instagram
      ROBERTOHOUSE Twitter
      due雑記
      最新コメント
      最新記事
      • PRO400H
      • 北アルプス
      • 白鳥+α
      • 2023
      • 白いキッチン
      PVカウンター

        カテゴリ別アーカイブ
        建築設計due (219)
        建築とデザイン (89)
        フィットネス (88)
        カメラと写真 (1543) [+]
        FUJIFILM GFX (77)
        FUJIFILM X (63)
        LEICA (297)
        カメラと写真2020~ (32)
        カメラと写真 2015〜2019 (116)
        カメラと写真 2011~ (405)
        カメラと写真 2010 (138)
        カメラと写真 ~2009 (335)
        Instant Camera (43)
        Bellami&D-Mount (41)
        釣り (148)
        酒と食 (481)
        オーディオ (967) [+]
        オーディオ2020~ (115)
        オーディオ 2018~2019 (91)
        オーディオ 2016〜2017 (65)
        オーディオ 2011~2015 (81)
        オーディオ 2009〜2010 (147)
        オーディオ 2008 (164)
        オーディオ 2005~2007 (267)
        真空管ラヂオ (37)
        サッカー (315)
        エンターテイメント (145)
        読書と歴史民俗 (81)
        自然といきもの (247)
        Mac (17)
        クルマ (68)
        買い物 (36)
        我が家 (289) [+]
        柴犬日記 (263)
        家あれこれ (26)
        雑記 (161)
        etc (2) [+]
        家族の時間 (1)
        アトリエ日誌--2007~ (1)
        月別アーカイブ
        記事検索
        タグクラウド
        • 7artisans25095
        • 7artisans35095
        • 7artisans3512
        • Avenon28
        • Biogon2128
        • Elmarit28
        • FLEKTOGON3524
        • FujifilmXE4
        • FujifilmXS10
        • FujifilmXT3
        • fujifilmXT5
        • GF2035
        • GF23
        • GF30
        • GF3570
        • GF45
        • GF50
        • GF80
        • GFX100S
        • Helios58
        • Jupiter8
        • Laowa20shift
        • LeicaM10P
        • LeicaM6
        • LeicaMP
        • Nokton3512
        • OptonSonnar
        • Rokkor58
        • Summicron35ASPH
        • Summilux35ASPH
        • SWH15III
        • TriElmar161821
        • TTArtisan3514
        • Viltrox23
        • XF1024
        • XF1680
        • XF1814
        • XF2314
        • XF3514
        人気記事